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鼻中隔延長術によって下垂した鼻尖を挙げるには①単独の下外側鼻軟骨形成術②ストラット法を行う下外側鼻軟骨形成術③再鼻中隔延長術があります。この患者様は国内のクリニックで保存軟骨(IHCC)で鼻中隔延長術を受け、鼻尖・鼻柱が下垂したため当院で修正を行いました。また前医で鼻骨々切り幅寄せ術とハンプ減量術(わし鼻形成術)も受けたのですが、不十分な幅寄せとハンプ減量であったため再鼻骨々切り幅寄せとハンプ追加減量も行いました。初回手術から修正術までの期間は3
鼻中隔延長術に対して「延長部減量」の方針で修正術を行った患者様です。(延長部全摘ではありません)左:術前右:修正4ヶ月後6ヵ月前に他院で・鼻根~鼻背部シリコンプロテーゼ留置術・耳甲介軟骨による鼻中隔延長術加えて・鼻翼軟骨を切断する鼻尖形成術・鼻尖下耳軟骨移植を受けたのですが、以下の点で来院されました。→鼻尖は希望した高さでなかった→鼻尖の皮膚が薄くなることで皮下の軟骨の形状が外見で判るようになったまたマスクの圧迫や洗顔で
鼻整形における感染率と感染予防のためにやるべきことを、手術別の感染率・素材・対策も含めて網羅的に表形式でまとめ直しました。「絶対に感染したくない」方針で手術を検討するためのリファレンスとしてお使いください。📊鼻整形の術式別「感染率」「素材」「感染対策まとめ」手術名主な素材感染率の目安感染リスク追加でやるべき感染対策鼻尖形成(縫合法・切開)自家組織のみ0.1〜0.5%非常に低い(異物なし)・清潔操作、術後禁煙・抗生剤遵守耳介軟骨移植自家軟骨0.5〜1.0%耳
初診時から4年前に海外で隆鼻術を受け、鼻尖の偏位、尖り、高さの修正を希望し、来院されました。なお術前には鼻尖偏位はなく、術後4ヶ月頃から鼻尖が傾き始めたそうです。前回受けた手術は、鼻根~鼻背部シリコンプロテーゼ留置術、鼻中隔軟骨による鼻中隔延長術、鼻尖部耳軟骨移植術で、シリコンプロテーゼのサイズは術後に告知されておらず、鼻中隔軟骨採取は術前に採取の可能性はあると説明は受けていました。CT検査を行ったところ鼻中隔軟骨鼻尖側は著しく左に偏位し、それに伴っ
5年前、鼻先がツンとしたアップノーズの鼻を希望し、肋軟骨で鼻中隔延長術を受けました。4年後、鼻尖を低くするために別のクリニックで延長部減量術を受けたのですが、期待通りの高さが得られず、また鼻尖の皮膚が薄くなったので、同クリニックから紹介状を受け取り、当院を受診されました。延長部減量術では低くなった印象はなく、延長部移植軟骨全摘術を希望されました。また鼻尖の皮膚は菲薄化しており、鼻先を触ると、軟骨が触れることが気になっており、真皮脂肪移植術も同時に行うこ
「フォトナレーザーで人中短縮」と銘打って売り出しているクリニックがありますが、それは医学的な効果を謳えるのか。結論から言うと❗その表現には誤解を招く要素が強く、医学的には“人中短縮”とは言いにくいです。🔍フォトナレーザーを解説すると皮膚のタイトニング(引き締め)コラーゲン増生による肌質改善微細な引き上げ効果(ごくわずか)❌しかし「人中の距離を物理的に短くする」ことはできません本当の人中短縮術フォトナレーザー鼻の下の皮膚を切除して距離を縮める表皮〜真皮に熱を加えて、ご
こんにちは。東京都新宿区にあります、山本クリニック山口です。さて本日は、当院でご相談の多い目頭修正の治療法をご紹介したいと思います。他院で目頭切開を受けて、傷が汚い、形が気に入らない等、お悩みは様々ですが、治療方法は大きく分けて2つになります。一つ目はフラクショナルレーザーでの治療法です。照射によって表面に小さな穴が開き、その穴を再生しようとする皮膚の治癒過程で、皮膚が収縮し、傷跡や肌の凹凸が徐々に目立ちにくくなってくるというものです。ただ、レーザーの場