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万葉集から和歌の引用とは、この作品は本当に風流。全国の日文科学生は『鬼人幻燈抄』を見るといいよ!!-----------------------------------胡散臭いけれど、思ったより悪い奴じゃなかった秋津染五郎。犬神(犬張子)を労わる気持ちを持っていたり、「鬼」と「人」の狭間に立っている甚夜に忠告をしたり、本当はいい人なのかもしれない。しかし、鬼だけでなく犬神の能力も吸収できるとは、甚夜はとことん無敵だな。このあたりは原作が元々なろう小説だからなのだろうか。
本日もお疲れ様です!カフェオレです♪鬼人幻燈抄−江戸編−第八話花宵簪(前編)時は嘉永七年(1854年)、春。吉原遊郭では、夜桜の下で男を殺す醜悪な鬼女が現れるという話が囁かれていた。夜鷹から依頼を受けた甚夜は、噂どおり、桜の木の下でぼろを纏い、顔が醜く爛れ、いたい、いたいと泣き叫ぶ鬼に出くわす。甚夜はゆっくりと夜来を抜き、鬼女を討った。夜鷹によるとそれは、体も心も壊れて放り出された、吉原の元遊女だという。嘉永七年。甚夜の前に現れたのは、顔が醜く爛れた女。痛いと泣き叫び鬼女となり甚夜は
鬼人幻燈抄9話解説花宵簪(後編)-簪と笄の輪舞、宵を超えて平成へ-びわおちゃんブログ江戸編で積み重ねられてきた数々の出来事、人々の想いが、170年以上の時を超えて「甚太神社」という形で結実し、甚夜の永い旅路に一つの道しるべを与えました。そして、平成の世で出会う新たな「いつき姫」姫川美夜香と、「葛野甚夜」。また新たな物語が紡がれようとしています。biwaochan-blog.com『鬼人幻燈抄』、毎週その壮大な物語と切ない運命に心が揺さぶられますね。さて、第9話のタイトルは「
鬼人幻燈抄13話解説「残雪酔夢」(後編)–涙と衝撃の結末、白雪との再会と永遠の別れ-びわおちゃんブログついに、三話にわたって描かれた妖酒「ゆきのなごり」を巡る物語、「残雪酔夢」が完結の時を迎えました。『鬼人幻燈抄』第13話「残雪酔夢(後編)」は、これまでの伏線が見事に収束し、物語の核心に深く触れる、シリーズ全体を通しても屈指の重要回と言えるでしょう。biwaochan-blog.comこんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。ついに、三話にわたって描か
「だが、負けんぞ」「全てを切り捨て、自分を騙して作り上げたお前の強さなどに、未だに斬るべきを迷う私の弱さが負けてなるものか!」ますます磨きがかかる甚夜の渋さ。味方に道理があれば、敵にも道理があり。過去があり、信念があり、傷があり、弱さがあり。敵との戦いを通して、己と闘い、自身を乗り越える。それ、即ち、成長なり。「俺はただ、誰かを信じていたかった」『鬼人幻燈抄』幕末編、堂々の完結。ただの端役だと思っていた土浦にも、悲哀に満ちたドラマあり。鬼の異能が彼
本日もお疲れ様です!カフェオレです♪鬼人幻燈抄−江戸編−第七話九段坂呪い宵時は嘉永六年(1853年)、冬。甚夜のもとに、重蔵から頼み事が舞い込んだ。それは、災いをもたらすという“九段坂の浮世絵”と名付けられた鬼の絵を調べてほしいというものだった。重蔵から浮世絵を預かった甚夜だが、なんと善二も“九段坂の浮世絵”を手に蕎麦屋にかけ込んでくる。その絵の持主は変死を遂げたという。甚夜の前に、いわくつきの絵が二枚並んだ。嘉永六年。甚夜は重蔵から頼み事があると呼び出された。そこで鬼の絵と言われ
鬼人幻燈抄23話感想~薫のタイムリープと天女伝説の謎…天と地を繋ぐ鉄鏡は何を映す?-びわおちゃんブログ鬼人幻燈抄23話は衝撃の展開!平成の薫が137年の時を超え明治へ。彼女は伝説の天女なのでしょうか?物語の鍵「鉄鏡」が映し出す、時間跳躍と失われた記憶の謎を徹底考察。天と地を繋ぐ鏡が示すのは、再会の奇跡か、それとも哀しい代償か。次回の期待が高まります。biwaochan-blog.comこんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。時を超え、幾多の出会いと別れを
鬼人幻燈抄5話解説「幸福の庭・前編」~消えた兄の記憶と手毬唄の謎-びわおちゃんブログ冒頭、薄暗い中に響く少女の無垢な手毬唄。しかし、その歌詞はどこか物悲しく、不穏な響きを帯びています。一つ、二つと数えるごとに、彼岸(あの世)で泣く、故郷や父母との別離、暗い夜道、遠くなる過去、枯れた涙…と、失われていくもの、悲しい運命を暗示するような言葉が続きます。biwaochan-blog.com第5話のタイトルは「幸福の庭・前編」。今回は、これまでのアクション中心の展開とは少し趣を変え、
2025年3月31日より放送された「鬼人幻燈抄」。同年、9月9日にファンにとっては思わぬ悲報が入ってきました。第23話・第24話が2週延期。鬼人幻燈抄を制作しているのは「ささやくように恋を唄う」を担当した横浜アニメーションラボで、あの時も延期など色々悲惨でした。アニメ制作は本当に大変だと思いますが、やはり新作アニメの本数の多さは異様だと思えてなりません。今回は、大人の事情で放送延期になった悲劇のアニメ・3選を紹介しようと思います。メルヘン・メド
本日もお疲れ様です!カフェオレです♪鬼人幻燈抄−江戸編−大樹十二話残雪酔夢(中編)江戸の町では、“ゆきのなごり”がらみの暴力や殺しが後を絶たなくなっていた。秋津と調査に乗り出していた甚夜は、夜鷹から酒について驚くべき事実を聞きつける。酒を江戸中に卸しているのは、甚夜がかつて蔵に住みついた鬼を退治した酒屋・水城屋だった。さらに水城屋には時折、金髪の美女が出入りしているという。甚夜はある予感に震える。甚夜が秋津と喜兵衛を訪れると、酒に酔った男二人が騒いでいた。甚夜の一撃に倒れた男達は立
鬼人幻燈抄22話「二人静」感想~すれ違う願い、出会いと別れが紡ぐ宿命の調べ-びわおちゃんブログ第22話「二人静」は、甚夜がおふうと別れ、京都を舞台に、新たな出会いと、来るべき宿命の対決を予感させる嵐の前の静けさと激しさが同居した回でした。「もし、時代が違えば。もし、出会い方が違えば。違う結論になったであろう二人の別れ」この言葉が、私の胸を締め付けます。biwaochan-blog.comこんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。時代を超えて続く、鬼と人の
本日もお疲れ様です!カフェオレです♪鬼人幻燈抄−江戸編−第二話鬼の娘鬼となった甚太は夜来を受け継いだことで甚夜と名を変え、葛野を後にする。古郷を離れて十年、甚夜は“刀一本で鬼を打つ男”という異名を持つ浪人として江戸で暮らしていた。ある時、日本橋にある大店・須賀屋の主人公から娘の護衛をしてほしいと依頼が入る。その店の手代曰く、娘の部屋に面した庭先で「娘ヲ返セ」と繰り返す鬼が現れたという。嘉永三年江戸。日本橋にある須賀屋に呼ばれた甚夜。血の繋がりはないが大切な女が鬼に襲われようとしている