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飛鳥部勝則さんの本格ミステリー「誰のための綾織」(原書房)ある日、編集者の稲毛は、ミステリー作家の飛鳥部を訪ね、「ミステリーの禁じ手」について語りあいます。前世紀に発表された「ノックスの十戒」は今でも有効か、などなど。そして、稲毛は女子高校生が書いたという本格ミステリー「蛭女」を飛鳥部に渡します。「蛭女」の概要は以下のとおり。語り手の少女、モネは自由な校風の高校に通う女子高生。英語の美しい女性教師哲子に、人知れず恋をしていました。地味な化粧、眼鏡、飾り気のないファッシ
近ごろ、愛読させているブロガーさん、たごさくさんのブログで、再三、「盗作疑惑」によって絶版となってしまった飛鳥部勝則さんについて触れられています。そこで、検証サイトで明らかにされた事実と、それに対するマスコミ、ミステリ界の論調、および、その他、「これはパクリだ」と思われるのに制裁をくわえられていない諸作についても考えてみたいと思います。・飛鳥部勝則さんの「誰のための詩織」に関する盗作疑惑この作品は、飛鳥部さんにとってはデビュー10作目という記念すべき作品だとのこと。この作品は
ご無沙汰しています。にもかかわらず、アクセスしてくださっているみなさま。ほんとうに、ありがとうございます。ちかぢか、復帰したいと思いますので、よろしくお願いいたします。わたしに何が起きているのかといいますと、軽い気持ちで、抗けいれん剤リボトリールの断薬をはじめたら・・・・・・という状況。やはり、「減薬」ではなく「断薬」は、手強いものだと痛感させられました。かつて、「前世紀の入門的抗うつ剤」として名高いアモキサンは、かる~く断薬できたので、「薬」というものを甘く