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一昨日、広島バルト11で『キリエのうた』を観た。『LoveLetter』、『リリィ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督の最新作である。歌う以外の声が出しにくい路上シンガーのキリエ、フィアンセをさがし続ける青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う教師・風美、過去と名前を捨てた謎の女性・イッコの4人を中心にした13年間を現在と過去を交差させながら描いていた。上映時間は3時間近かったが、それをあまり感じさせなかった。キリエ役を演じたアイナ・ジ・エンドの個性的な歌声と演技にかなり引き
Mid90s(2018アメリカ)監督/脚本:ジョナ・ヒル製作:ジョナ・ヒル、イーライ・ブッシュ、ケン・カオ、スコット・ルーディン、リラ・ヤコブ製作総指揮:スコット・ロバートソン、ジェニファー・セムラー、アレックス・G・スコット撮影:クリストファー・ブローヴェルト編集:ニック・フーイ音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス出演:サニー・スリッチ、ルーカス・ヘッジズ、ジオ・ガルシア、ネイケル・スミス、オラン・プレナット、ライダー・マクローリン、キャサリン・ウォーターストン①
WEARELITTLEZOMBIES(2019日本)監督/脚本:長久允製作:山西太平、高橋信一、横山治己、長谷川晴彦撮影:武田浩明編集:稲本真帆音楽:山田勝也、LOVESPREAD出演:二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏①ポップだけど真剣な映画両親の葬式の後、斎場で出会った13歳のヒカリ、イシ、タケムラ、イクコ。いきなり両親を失っても悲しみを感じられない4人は、リトル・
「TELLMEhideと見た景色」を観てきました。ストーリーは、葬儀には約5万人が訪れるなど、その早すぎる別れが惜しまれたhide。マネージャーを務めていた弟の松本裕士は、hideが、制作途中だったアルバムと、決定していた全国ツアーを、兄の遺志を継いで開催しようと奔走する。hide本人不在という異例の状況の中、hideの音楽を世に届けるため、hideの共同プロデューサーI.N.A.ら仲間たちとともに動き出す。というお話です。1998年5月2日、XJAPANのギタリス
観客のリアクションを映さないという英断評価:★★★★★1970年代~1980年代に青春を過ごした者にとって、トーキング・ヘッズは、いわゆるメジャーなアメリカのポップ・ミュージックのバンドとは一線を画すオシャレで個性的なバンドだった。(なのでUSAforAfricaなどには参加しないと思ったらNETFLIXの“ポップスが最高に輝いた夜”を観たら一応声をかけたけどスケジュールが合わなかっただけみたい)映画でいえばスピルバーグやルーカスや「バック・トゥ・ザ・フ
日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックしておいた「こいつで、今夜もイート・イット~アル・ヤンコビック物語~(英題:Weird:TheAlYankovicStory)」を鑑賞…実在する替え歌歌手アル・ヤンコビックの半生を、虚実入り乱れたエピソードで描いた伝記映画…主演は「ハリーポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ。ネットで検索すると日本へ来日したこともあるアル・ヤンコビック、コメディ映画などで本人役を演じることもあった