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NHKスペシャル「下山事件」の第2部も第1部と同じトーンであった。第1部・第2部をつうじて描かれているものは、下山国鉄総裁の死亡はアメリカ占領軍GHQによる謀殺である、ということを立証する直前に迫ったときにその占領軍によって捜査の終了を命令された検事の無念と悔しさであった。この番組につらぬかれているイデオロギーは、戦争に敗れ占領下におかれたことを体験した日本人は、検察という国家的な機関はもちながらも国家権力をもたず外国軍によって蹂躙されたという屈辱をバネにして、日本国家権力のアメリカからの
アメリカで学生ら1500人以上逮捕。「学生の闘いは反イスラエル・デモではないんです」とコメンテーターアメリカで、ガザでの虐殺に抗議する学生らが1500人以上逮捕された。弾圧反対!民放テレビでコメンテーターとして発言した女性は次のように言った。「「アメリカの学生の反イスラエル・デモ」と報道されるけれども、アメリカの学生がやっているのは「反イスラエル・デモ」ではないんです。イスラエル政府のガザの人びとへの行為に抗議しているんです。そして、アメリカ政府がイスラエル政府に協力している
アメリカの学生たちと連帯してたたかおう!ニューヨークのコロンビア大学で、4月30日深夜、イスラエル政府によるガザへの攻撃に抗議して建物を占拠していた学生たちを、ニューヨーク市警が——大学校内に入り建物に突入して——強制的に排除し、100人以上を拘束した。学生たちへの権力の弾圧弾劾!エール大やプリンストン大など約30校で、学生たちがガザ人民虐殺への抗議行動を展開している。アメリカの学生たちと連帯してたたかおう!イスラエル政府によるガザでの人民虐殺をゆるすな!イスラエル・ネタニ
組合員および組合役員のみなさん!組合のない職場でたたかう労働者のみなさん!労働者階級はいかにしてみずからを解放すべきなのか。労働者たちは自分の職場で職場の労働者全員が団結して労働者評議会を結成し、この労働者評議会を全国的に統一しなければならない。労働者たちは、このように、労働者評議会を結成するというかたちで、みずからを階級として組織するのである。この労働者評議会は、労働者階級がみずからを解放する主体をなす。全国的に統一した労働者評議会は、資本家からすべての生産手段をみずからのも
「革マル派」組織を革命的に解体=止揚するために全ての革マル主義者は決起しよう!「おまえたちは現実世界に生きてはいない。「国家ニハ支配階級ト被支配階級ガアリマス」「国家ト国家ノ戦争ニオイテハ労働者ハ国家ヲマモッテハイケマセン」「ソレハ祖国防衛主義トイウ誤リデス」といった二、三のテーゼのようなものだけを枠のようにアテがって、ウクライナ情勢を評論しているだけの俗物なのだ。」解放2731号に掲載されたこの一文は歴史に残る一文となるであろう。「革マル派」現指導部が、プロレタリア国際主義を足蹴に
かつてわれわれ(当時の革マル派)は、国鉄の合理化にたいして「合理化絶対反対!」という方針(闘争=組織戦術)をうちだしていた。「絶対」とは「一切の条件主義的歪曲をゆるさずたたかおう!」という意味である。松崎明は言った。「絶対反対とはならないんだよ」、と。これは、「階級情勢および国鉄当局と国労(国鉄労働組合)・動労(動力車労働組合)との力関係からしてそうはいかない」という意味であった、と思われる。いまから考えるとこういうことであったのではないか。わが党は、「国労・動労の戦闘的および革命的労
日本政府と欧州連合(EU)の執行機関は、5月初旬にハイレベルの会議を開き、経済安全保障の強化のための共通原則を明らかにした共同声明を出す予定なのだ、という。その中心は、半導体などの戦略物資の調達において特定国に依存しない構想をうちだすことである、とされる。特定国とは、中国をさす。これは、アメリカの大統領選挙においてトランプが勝利することをみすえて、トランプが狙う中国との西側帝国主義陣営の経済的分断に対抗し、日欧が主導して日欧の利害をつらぬくかたちでの中国との西側帝国主義陣営の経済的関係づく
今週は「解放」は5月の恒例の休みである。「革マル派」中央官僚は、出たばかりの「解放」が私にどう批判されるのかというように戦々恐々とする必要がないので、少しは心が安らいでいることだろうか。われわれの基本文書と英文を私のホームページに掲載しています。見てください。メインページの右上のメニューのところの「基本文書」「ENGLISH」をそれぞれクリックすると出てきます。また、創造ブックス発行の本については、その全文のPDFファイルを順次ホームページに掲載しています。読んでください。
労働組合員および組合役員のみなさん!労働組合のない職場でたたかっている労働者のみなさん!われわれが現在の社会を変えるためには、職場の労働者全員で労働者評議会を創造する必要がある。労働者評議会は、労働者階級がみずからを階級として組織する最高の形態である。労働者の団結の最高の形態である。労働者評議会が、資本家が労働者を搾取するこの社会を変えるためには、みんながそれぞれの職場で結成した労働者評議会を全国的に全産業を包括するかたちで統一する必要がある。このような労働者評議会を創造するために
「革マル派」中央官僚は、「解放」最新号(第2816号2024年4月29日付)で、日本国家がアメリカ国家から自立することを希求する声を——日本独占ブルジョアジーの腹に張り付いたヤモリであるかのように——けたたましく叫びたてている。彼らは、日本帝国主義がより積極的に世界に躍り出るかたちでの日米軍事同盟の強化を、「米インド太平洋軍司令部の指揮統制下に日本国軍を組みこむ」ものと見なし、それからの脱却をこいねがうのである。彼ら中央官僚は、「世界唯一の「属国」たる日本を日米軍事同盟の鎖で一段と締めあげ
私は、きのうも、わが仲間と、われわれは・自分自身に・新たな能力を次々と獲得してきたことを確認した。われわれは新たな闘いをやっているのである。この闘いを実現するためには、われわれは、自分がもっていない新たな能力を新たに獲得しなければならない。われわれは現在の自分の能力でもって活動するのではないのである。われわれは、一つひとつ新たな能力を獲得し、一歩一歩その能力をたかめていくのである。われわれは、われわれのそれぞれとわが組織そのものが新たな能力を獲得したことを確認し、うちかため、さらに前進する
まだ変質していなかった革マル派の時代に、私はみんな(他の組織成員)とのあいだに感覚的なちがいを感じた。みんなはどうも、相手の労働者あるいは学生を大衆運動(労働運動)の革命的展開(左翼的展開)の主体にする、というところで一段落する、一気に革命の主体にすればいいのに、と私はどうしても感じる、と感じたのである。みんなは、相手の労働者あるいは学生を、いったん大衆運動(労働運動)の革命的展開(左翼的展開)の主体にしたうえで・しかるのちに革命の主体にする、と考え実践している、というように感じた、ということ
春木良「「控えめな同盟国」からの脱却:岸田訪米と独占ブルジョアジーの新たなナショナリズム」論文を掲載「探究派公式ブログ」にこの論文が掲載されている。春木良同志は、「岸田訪米は、日本の独占ブルジョアジーが安倍政治からの明確な転換をアメリカ帝国主義に対して表明した出来事として特徴づけられうる。」この表明は、「日本を一流の帝国主義国家へと押し上げようと欲する新しいナショナリズム」である、と分析しあばきだした。みなさん!この論文を読んでください!「探究派公式ブログ」:ht
その主体が民族解放民主主義革命をおのれの戦略的目的にしているばあいには、労働者や学生を組織するためにはその労働者や学生に彼の民族主義的意識をよびおこし煽ればよいことになる。自分自身もまた、自分自身の民族主義的意識をわきあがらせ、これを自分のよりどころとすればよいことになる。ここには、相手および自己の人間変革ということはでてこない。そうすると、相手および自己がプロレタリア的であるということ、あるいはプロレタリア的主体性を獲得するということは、「革命への献身性」や「党への献身性」をもつことにもとめ
職場の労働者を変革するためには、ものすごい能力を必要とする。自己のあらゆる能力の全面的な発達を必要とするわれわれは自分が職場の労働者を変革するのは大変である。小ブルジョア的なものの残滓があるか否かというようなことを物差しとして自己を見るのでは、自己を見ることはできない。自分のあらゆる能力を省みるのでなければ、相手の労働者への自分のかかわりの穴を穴として自覚することはできないのである。職場の労働者を職場闘争に決起させ、この労働者を、革命をやるぞ、と意志する労働者に変革するためには、われ
「解放」最新号における「革マル派」現指導部の言辞は次のものである。「口先では、「専制主義と民主主義の戦い」などと喚いてきたアメリカ・バイデン政権や英・仏・独の帝国主義諸国権力者どもは、今ヒトラー=プーチンの核恫喝に真っ青になり、ウクライナ大統領ゼレンスキーの「ロシアの空爆を止めてくれ」という要求を拒絶した。」「ウクライナ軍と民兵組織「領土防衛隊」」「は、「祖国を守れ」を合言葉にして、各地でロシア軍を撃退するゲリラ攻撃を敢行しているのだ。」これの前半が、ロシア機を撃ち落としてくれ、と西側
わが仲間が職場に創造した組織は、ますますわが組織という感じになってきた。われわれは自分が、そのメンバーたちを全面的に掌握し、彼らそれぞれにそのメンバーにふさわしい課題と任務を課し、その実践をめぐってみんなで論議して反省し、そのメンバーたちを変革し鍛えあげていくのである。われわれは、この闘いをなしうるように、そしてこの闘いをとおして、おのれ自身を——おのれのあらゆる能力を飛躍的にたかめるように——鍛えあげていくのである。この根のようにわれわれの基本文書と英文を
同志春木良執筆の「イスラエル・ネタニヤフ政権による軍事攻撃反対!パレスチナ人民虐殺を許すな!」論文が探究派公式ブログに掲載された。この論文で「全ての労働者・人民は一切の民族主義的・宗派的分断を越え、同じ被支配階級としての国際的団結を創造しよう!パレスチナ・イスラエル全域でのプロレタリア的解放のために共に闘おう!」と呼びかけ、まさにプロれタリア・インターナショナリズムの立場にたって、この指針を解明している。みなさん!読んでください!「探究派公式ブログ」:https://t
これまでいろいろと検討してきたことを基礎にして考えるならば、黒田寛一は、同志にたいして、自分の意を察してそれを実現するように実践せよ、というように相対してきた、とつかみとることができるのである。この相対しかたは、きわめて日本人的である。しかも戦前に見られたような家父長的なものである。自分が同志たちにやってほしいと思っている心のうちはそのものとしては言わないで他のもっと言表しやすいものとしてあらわし、自分がほんとうに思っているものを察せよ、ということなのである。だが、これは、前衛党組織におけ
マルクスとエンゲルスは『ドイツ・イデオロギー』に次のように書いていた。「これに対して、共産主義革命は従来の活動の様式に立ち向かい労働〔抹消された部分は省略。これは「資本制的な労働」という意味である——引用者〕を除去し、そして、あらゆる階級の支配を、階級そのものとともに止揚する。なぜなら、共産主義革命は、社会の中でもはや階級とみなされず、階級としては承認されていない、今日の社会の領域内ですでに階級や国民性等々の一切の解消を体現している、そういう階級によって遂行されるからである。そして、この共