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クラッチ修理が終わりました。「これはミッションがダメだからすぐに修理できない」「新しいのに変えたほうが良い」と他の店でさじを投げられたトラクターでした。修理が完了したことを電話で報告すると、お客様にはとても喜んでいただきました。あさって納車します。”クラッチは3点セットで交換する”クラッチがダメになった場合、クラッチ板、クラッチカバーレリーズベアリングの3点を必ず一緒に交換します。フライホイールが偏摩耗していたり焼けてクラックが入っていたらフライホイールも交換
こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。先日から故障診断をしているホンダマイティー13。・再始動が困難・しばらく放っておくと始動する・スローが効かない火花を制御するCDIが故障していました。メーカーに在庫を確認すると供給不可とのこと。(この先はお客さんと話をすることにして、故障診断はここで中断)。さて、電気系統の修理ではテスターが必須の道具です。以前はアナログ式(針式)のテスターを使っていましたが、最近デジタル式に変えました
”中古トラクター入りました!”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。18馬力、ヤンマーのトラクターが入荷しました。使用時間は435時間と少ないです。車庫に保管されていたのでボディーやタイヤの状態も良いです。耕す深さのオート、倍速ターン、逆転PTOが付いています。ロータリーの幅は140cmです。現在、入庫したばかりで未整備です。納車整備と修理が立て込んでいるため商談成立後に整備に入ります。価格はお気軽にお問い合わせください。
こんにちは。藤枝市の農機具店、静岡農機藤枝店情報センターの中村です。写真はクボタのトラクターA14です。今まで、だましだまし使っていましたが遂にロータリーが下がらなくなり修理で入庫しました。この際なので、悪いところを一通り修理したいというご依頼です。これまではお父様がお使いでしたが、今回のご依頼人である息子様が引き継ぐようになった機械です。故障箇所がたくさんあります。・ロータリーが上がるけど下がらない・椅子の下あたりがオイルでベトベト
”草刈機のエンジンがかからない”本日、朝いちばんの修理は、草刈機のエンジンです。ピストンとシリンダを分解しています。実はこの草刈機、1年半前にいちどエンジンを分解してピストンのシリンダを掃除しています。当時の症状は、「スターターの紐が重くてエンジンが掛かりにくい」でした。そして今回、再びエンジンが掛かりにくくなったということで修理で入庫しました。点検するとスパークプラグやシリンダ内、ピストンにたくさんのカーボンが付着していました。特にスパ
藤枝市の農機具店、静岡農機情報センターの中村です。本日は、最近入荷した中古トラクターのご案内です。中古トラクターといっても現行モデル。使用時間はわずか8時間で新車の時のビニールがまだ付いています。デモ機と言っても過言ではありませんね。■イセキZ15315馬力パワステ、逆転PTO、深さオート付きのシンプルモデルです。価格等の詳細はホームページでご確認ください。弊社ホームページ:http://s-nouki.jp--------------------
故障原因が分からないのは気持ち悪いです。こんにちは。静岡農機情報センターの中村です。夏になり草刈りが忙しい時期になりました。静岡農機情報センターには、連日、修理依頼の草刈機が入庫しています。今日はニッカリの草刈機。「エンジンはかかるけど力がない」という症状。早速、故障診断を開始します。いきなり分解をはじめてはいけません。まずは目視で全体の様子を確認。場合によっては、目視だけで故障の原因がわかる場合もあるからです。例えば、スパークプラグのキャップが外れかけていたり
「スターターが重い」こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。久しぶりに草刈機を使おうと思って倉庫から出して、ガソリンを入れて、エンジンをかけようとすると、、、ぐっ、ぐっ、と抵抗がある。何度ひもを引いてもエンジンがかからない。そのうちに腕が痛くなって、手も痛くなってしまう。そんなことありませんか。原因はこれかもしれません、、、ピストンにカーボンがびっしりくっついている。なぜ、そうなるのか?原因は3つあります。1つ目は、ガソリン
”動噴が水を吸わない原因”こんにちは静岡農機情報センターの中村です。「動力噴霧器が水を吸わなくなった!」と修理で入庫しました。分解してみるとピストンパッキンがダメになっていました。「買ってから20年くらいたつけどまだ1度も修理したことがなかった!長持ちするね!」さすが一流メーカーの丸山ですね。パッキンを写真の新品に交換。無事に復活!お客様に喜んでいただけました。動力噴霧器の修理は、私たちにお任せくださ
”草刈機の修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「歯が空回りしちゃうんです」と今朝一番に修理で入庫した草刈機。歯の押さえが磨耗しているので部品交換が必要です。これから9月までは草がぐんぐん伸びます。草刈機が活躍する時期で修理も増えています。困ったことがありましたらお気軽にご相談ください。草刈機の修理はお任せください!静岡農機情報センター代表:中村真也-------------------
”ミニ耕うん機メンテナンス入門”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。写真はホンダの耕耘機「こまめ」のローター部分です。爪軸を本体から外してみると、草と泥がぎっしり詰まっているのがわかります。これを放っておいてはいけません。次のような故障の原因になります。1:サビついて爪が本体から取れなくなってしまう・・・修理するときに困ります。爪を外さなければ出来ない修理がたくさんあります。爪がサビつているときは、爪を壊して本体から
「新車のミニ耕うん機こまめが、たった4ヶ月でエンジン焼き付き。その原因は、お客さんが良かれと思ってやった”ある行為”だった・・・」こんにちは。静岡農機情報センターの中村です。新車で購入して4ヶ月でエンジンを焼きつかせてしまったホンダのこまめを修理しています。お客さん自身でやったオイル交換が原因でした。なぜ?こまめは自動車とおなじ4サイクルガソリンエンジンです。エンジンオイルで、エンジンの中を潤滑しています。新車のエンジンは慣らし
”ホンダ乗用芝刈り機の修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。本日ご紹介する修理は、ホンダの乗用芝刈り機H3011Hです。ご新規のお客様の機械です。使う頻度が多く、今回は悪いところを一通りメンテナンスしたいということで入庫しました。まずは見積もりから始めます。・フロントタイヤがガタガタ・刈り取り部が下まで下がらない・吐き出し部分のカバーが壊れているこれらを直したいというのがお客様から頂いたご要望。ホンダの製品ならお任せあ
”草刈り番長が動かない!”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。法面の草を刈るのが大得意の「スパイダーモア」今回の故障は、低速にするとギヤが「ギー!」と鳴って動かない。症状を確認して、早速、分解を開始。3年前に新品で購入してからほぼ使いっぱなしの機械なので、グリス切れを起こしている箇所が沢山ありました。放っておくと錆び付いてしまったり磨耗が激しくなります。なので、各部を点検をしながら分解することに。そして、、、ギヤケース
”まさかの水漏れ!”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。昨日のことです。イセキのトラクターのウォーターポンプを交換しました。新しい冷却水を入れてから、最終チェックをするためにラジエーターテスターで水回りを加圧すると、ピューっとラジエーターから水が噴き出したからびっくり。まさかの、ラジェータ穴開きだったんですね。これは想定外でした。。。おそらく、錆か、水漏れ防止剤で穴がふさがってたんだと思います。ウォーターポンプを交換するにあたり
「ロータリーが上がらない!」こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「中村さん!ロータリーが動かなくなっちゃった。家から畑まで来る間は動いていたのに、耕し始めたら、うんともすんともいわなくなったんだよ・・・」そんな一報を受けて、緊急出動して引き揚げてきたのは、クボタのトラクターB1-15。コントロールバルブを分解してみると、針の穴ほどの小さな穴に鉄粉が刺さっていました。「たったこれだけで!」と思うような下手すると見落とすような極小の鉄粉。
”カセットガス耕うん機のエンジンが掛からない”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。8年前、藤枝市の石田様にご購入いただいたカセットガス耕うん機ピアンタが修理で入庫しました。「エンジンのパワーがだんだん落ちてきて昨日から動かなくなってしまった」という症状です。早速、点検をはじめてみると、まず目についたのがエアクリーナーの状態。オイルで全体が湿っています。スパークプラグも外してみるとカーボンがびっしり付いていて着火不良を起こしそうな状
”ミニ耕運機のエンジンが掛からない”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。本日の朝一さんは、修理で入庫したホンダのミニ耕運機「プチな」。・エンジンから煙が出てた。・オイルが漏れている。・エンジンが掛からない・・・。という症状。スターターの紐を引っ張ると重たいのと、エアクリーナからオイルが漏れています。オイル量を確認すると多い。燃料コックが空いたままで入庫したので、ガソリンがオーバーフローしてエンジン内に回っ
”オーバーヒートの意外な原因”こんにちは。静岡農機情報センターの中村です。冷却水がしっかり入っていてもオーバーヒートするトラクターがある。そんな話をすると「え、うそでしょ」と思うかもしれません。しかし、盲点は意外なところにあります。写真を見てください。これは冷却水のサブタンクです。手に持っているのはキャップなんですが、、、よく見るとホースが付いてないことに気づきませんか?わからない人もいるかもしれないので説明すると、本来このキャップには
”トラクターが前に進まない”こんにちは。藤枝市の農機具店、静岡農機情報センターの中村です。5日前のことです。「こんにちは。大畑です。トラクターが前に進まなくなっちゃった。どうしてだろう。深く耕そうとすると、うんうん唸るだけでちっとも進まない。力がない感じなんだよ」と、出張中にお客様から電話がありました。お急ぎの様子でしたので、運転していた車を止めて電話で状況を確認することにしました。このトラクターは深さのオート装置が付いているので、ボタンや操作レバーの状態を確
”動かなくなった尾輪の修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。トラクターのロータリーに付いている尾輪。長年使っているとグリス切れで固着することがあります。泥や水が入って錆びついてしまうんです。今回の修理は、尾輪を分解して洗浄、グリスアップとベアリングなどを交換します。尾輪は耕す深さを調整する部品。動きが悪いと耕した後の土を引きずってしまい、変な溝が畑に残ってしまいます。尾輪の固着を防ぐポイントは3つあります。まずは、トラクターを
”ロータリーのカバー曲がり修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。曲がってしまったロータリーの整地板を修正しています。「シャコ万」という道具を使います。直線を出すために下に鉄の板を当て、バーナーで炙りながら少しずつ曲がりを修正しています。整地板を新品で交換するとなると、部品代だけで8万円くらいします。大きなものになると、もっと高い。修正なら工賃とガス、塗料などの部材代だけの負担で済むので出費を抑えることが
デンヨー溶接機の修理この機械、エンジンが掛からなくなって入庫しました。スターターは回るけど始動しない。その前はエンジンがかかってもすぐに止まってしまうという症状があったとのこと。いろいろいじったけどダメだから1年ほったらかしにしたらしい。まず点検するとエンジンストップソレノイドに関わるヒューズが切れていたのでとりあえず交換。とりあえずエンジンはかかるようになったけど5秒ほどで止まってしまう。でも時々、正常に動く。うーん。観察するとチャージランプが点灯して
Q「庭木の裁断をしたいのですが、藁切りカッターでも大丈夫ですか?」おはようございます!静岡農機の中村です。「庭木をホームセンターで買ったガーデンシュレッダーで切っているのですがパワーが足りなくて、、、藁切りカッターで枝は切れますか?どれくらいの太さまで大丈夫ですか?」という質問を最近よくいただくのでお答えします。木をチップにする場合には、専用のウッドチッパーを使うのがベストです。「ウッドチッパー」と検索するといろんな種類が出てきます。
”スタータの紐が伸びた刈払機を修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「スタータの紐が戻らない」という故障で入庫した刈払機。リコイルスタータを分解してみると、、、紐を戻すためのバネが折れている。他にも、プラスチックの部品が一部折れていました。今回は、アセンブリー(リコイルスタータを丸ごと)で交換することにします。外観から察するに、使いっぱなしの様子。エアクリーナをチェックしてみるとスポンジフィルターが付いていませんでした。
”草刈機の刃が回らない3つの原因”こんにちは。静岡農機情報センターの中村です。「使っていたら急に草刈機の刃が回らなくなった。少し前までは普通に使えていたのに、だんだん空回りするようになって・・・」という症状で草刈機の修理依頼がありました。共立の「SRM-2501」という機種です。早速、点検することにします。”草刈機の刃が回らない3つの原因”その1:刃を止めるボルトが緩んでいる草刈機の刃は、抑え金具とボルト(または、ナット)で固定されています。ボルトは逆ネ
「リコイルスターターが重い・・・」こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。昨日修理で入庫した刈払機。「エンジンが掛かりにくくてリコイルも重たいんです」とのこと。これから分解して故障箇所を見つけていきます。その前の初見で気づいたのですが空気の取り入れ口が切った草のカスでふさがっています。これでは冷却ができないのでオーバーヒートしてしまいます。リコイルが重たいと、焼き付きと思う人も多いのですが、いがいと故障は別のところに原因
こんにちは。静岡農機情報センターの中村です。ホンダミニ耕うん機FF300を修理しています。「9年前に当店で新車で購入。その後、自分でエンジンオイルの交換は1度だけ。エンジンが時々止まるようになってしまった。スターターの紐も切れ掛かっているので交換して欲しい」というご依頼です。今回は一通りメンテナンスをすることになりました。『FF300のエンジンが止まる3つの原因』その1:キャブレターの詰まりFF300は構造上、尾輪を一番下にした移動時の状態では、キャ
「ホンダの古いトラクターなんですけど、尾輪が回らなくなって、、、それって修理できますか?」ホンダTX150というトラクターをお使いの、菊川市に住むご新規のお客様から修理のご相談をいただきました。TX150は、クボタGB150のOEMのトラクターです。修理ができるなら持ち込みたいということでしたので、まずは事前にメーカーに部品の在庫確認をしました。修理キットがあることがわかったので、概算の修理見積りをお伝えして、修理することになりました。片方の尾輪が固着していたのですが、経験上、片
”ウォーターポンプ交換”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。トラクターのウォーターポンプの交換をしています。ベアリングにガタがあり、このままでは近い将来、必ず冷却水が漏れるからです。作業している最中に漏れて気づかないと、最悪オーバーヒートしてエンジンを壊してしまいます。なので、トラクターを使わない間に”予防”として修理します。分解してみると、インペラの一部が少し腐食していました。冷却水が古くなると防錆効果