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新聞紙&ペットシーツのご寄付をお願いしたところ、保護施設までお届けに来てくださったり郵送便や運送便で届いたりと皆様からのご支援が続々と届いています、いつもご支援を頂いている方、懐かしい里親さんからや、お名前が分からない方もいますが、スタッフ共々、暖かいお気持ちに涙がこぼれる思いです、改めてお礼を申し上げます、本当にありがとうございます。新聞紙をいちばん使うのは愛知県に居る野犬の仔犬たちを保護した時です、野犬の存在を知り関わるようになって30年近くなります、まだ目も明かない仔犬や動き
1ヵ月少し前、野犬たちの餌場に小さな仔犬がトコトコと歩いて来ました、よほどお腹が空いていたのでしょう、勇気を振り絞ってやって来た姿は泥で汚れ、あちこちと擦り傷だらけ、ダニがびっしりとついていて、山での過酷な生活を物語っていました。保護してからもブルブルと震えていましたがご飯だけは完食、「ひなた」と名づけ心が開くのを待っていました。そんな「ひなた」に是非とも迎えたいとのお話を湖西市のKさん一家からいただきました、まだまだ人馴れしていない姿に嬉しいと心配でお返事が出来ずにいました
10/27(日)11時~14時譲渡会のお知らせ浜松市動物愛護教育センター第1駐車場内(浜松市中央区舘山寺町199)※有料駐車場のため駐車料金がかかります※卒犬など犬連れで来訪には鑑札と接種プレート装着をお願いいたします参加する犬たち小型仔犬(ポメラニアン・チワワ・パピヨン)雑種仔犬1ヵ月半・3ヵ月・4ヵ月・8ヵ月小型~中型成犬(チワワ・ポメラニアン)雑種仔猫2ヵ月~6ヵ月※参加する犬猫は当日の体
仔猫が捨てられていると聞き保護に向かったところ、もうそこには仔猫の姿はありませんでした、帰ろうとするとじっとして動かない猫がいることに気が付きました、尻尾の付け根にウジ虫が山のように湧いていて言葉を失う光景でした。ハエは人間でも動物でも死んでいたり死にそうだったりすると、どこから見つけるのかやって来てタマゴを産みウジとなって増えていきます、今までも怪我した野犬の仔犬や道路で倒れていた仔猫にも同じような事がありました、取り払おうとしても何千匹と思われる数のウジ虫で体を食べつくすのでは
繁殖リタイヤ犬として繁殖場からヨークシャーテリア6才の女の子を引き取りました。少しおデブちゃんだなと思いましたが、汚れて絡んだ被毛のことが気になり、いつもお世話になっているトリミングサロンのKさんにシャンプーをお願いしました。シャンプー&トリミングが終わってKさんから「お腹が大きい気がする」と言われました、ブリーダーから妊娠している子を手放すかなとは思いましたが掛かりつけの動物病院に行きました。診察の結果は妊娠しているでした、エコーにはモゴモ
行政から急きょ小さな仔猫の引き取り依頼がありました。遺棄された仔猫たち、目が明いたばかりでノミだらけ、痩せているのですぐにでもミルクを与えないと命に関わると聞きました。お腹が空いているはずなのに哺乳瓶では飲みません、カテーテルで暫くの間は直接ミルクを胃に入れることにしました。死にそうな仔猫たちは暖かな寝床とミルクで何とか生きれそうな気がします。落ち着いて来ると「なぜ?」「どうして?」とふつふつと疑問ばかりが頭に浮かんできました、なぜ炎天下の下、目が明いたば
保護施設にはたくさんの行き場のない子がいます、その殆んどは元は野犬の怖がりで譲渡が難しい子たちで現在は60頭ほど、他には譲渡対象の野犬の仔犬たちや病気や障害があって売り物にならないからと引き取った仔犬たちで常時犬たちは70~80頭ほどいます。また保護施設にはたくさんの猫たちがいます、殆んどは野良猫だった子たちで状態が悪かったり餌を貰えなかったりと外では生きていけない子たちです、他には繁殖場が閉鎖されて行き場のない純血種の子たちや、野良猫の仔猫たちやペットショップで売れ残ってしま
私たちが保護しているのは愛知県の山間部にいる野犬の母犬から産まれた仔犬たちです。野犬の成犬たちは用心深く保護捕獲は難しいのですが、産まれた仔犬たちは保護しなければ病気や事故で命を落とすことが多く、生き延びても餌を探してさ迷い歩く一生となります、一頭でも野犬を減らすためには仔犬の保護しかないと日夜頑張っています。ただ、野犬たちは多産で一回の出産で少なくても4~5頭、多い時は8~9頭ほど産まれるため保護はしても里親探しが困難です、今年に入ってからも50頭近くを保護しましたので、他
4月の末、茶畑で生後間もない仔犬9頭を保護しました、他のボランティア団体の力を借りたり、仲間と共に寝食を忘れるほどのお世話に明け暮れ何とか無事に育ち譲渡に漕ぎつけ、あと残るは2頭となってホッとしていました。突然また新たな茶農家から茶畑に仔犬がいるから引き取って欲しいと連絡がありました。愛知の仲間が出先だったので明日には必ず引き取りに行きますので作業を明日まで止めて欲しいと伝えてお願いしました。翌日慌てて現地に向かうと、、、そこにはすっかり刈り取った葉のない光景で、炎
劣悪な繁殖場に病気だと分かっていても治療されないハスキーの事を聞きました、症状としては陰部から膿みが出ているらしいと、他には多飲多尿や食欲低下となり、症状が進むと腎不全などに陥ることもある、更に治療もしないでほおっておくと膿で子宮が破裂して死に至る病気です。避妊さえしたら発症しない病気です、繁殖犬の宿命なのかも知れませんが、とにかく引き取って早期に治療したいと引き取りました。早速、動物病院に行きました、まったく動じずご機嫌な様子です。診察後、結果待ち
行き場のない仔猫たちをたくさん保護しました、大きくなって売れ残った子たちやちょっと治療したら治る病気の子たち、野良猫の仔猫たちなどです。生後4ヵ月のシンガプーラの男の子、元気いっぱい、美しい毛並みです。生後4ヵ月ノルウェージャンフォレストキャットの男の子です、大きいです。生後2ヵ月スコティッシュフォールドの男の子です。真ん丸顔が可愛いです。生後2ヵ月ノルウェージャンフォレストキ
廃業ブリーダーからジャックラッセルテリアを引き取りました。3才の男の子と聞きましたが、哀しそうで人間は信用できない、そんな表情でした。後ろの右足先が欠けていました、理由を聞くと「仔犬の時に大人たちのケンカの巻き添えで誰かに噛まれて取れた」と言いました。噛まれて取れても医療も掛けて貰えなかった、その苦しみを思うと言葉を失いましたが、さらに足先が無くても繁殖犬として使っていたと聞いたときには90才近くの元ブリーダーを殴りた
行政からの連絡で、少し前から保護した高齢犬がいるが飼い主からの名乗り出が無かったら引き取って欲しいと言われていました。迷い犬と思われていましたが、保護して半月以上経っても飼い主からの名乗り出がないために遺棄されたと判断、当保護施設にやって来たのはジャックラッセルのお爺ちゃん犬でした。ぱっと見は普通に見えましたが、目が見えない、耳が聞こえない、グルグル回る旋回、意味もなく大きな声で鳴き続ける、認知症特有の症状でした。飼い主はブリーダーな
夜21時頃、近くのスーパーに勤める知人から「閉店してシャッターを下ろしたら足元に小さなバケツがあって、その中に産まれたばかりに見える仔猫が入っている」と慌てた様子で電話がありました。様子を聞くと「暗くて良く見えないけれど冷たいから死んでいるかも」と言われましたが、もし生きていたならと「すぐに連れて来て」と伝えて待ちました。数分後に受け取って手の平に乗せると、生きているとは思えないほど冷たくて目は閉じたままで息もしているのかも分かりませんでしたが、まずはドライヤーで温めながら時
地元の人から動けなくなっている野犬の仔犬がいると連絡を貰いました。仲間が駆け付けると兄妹犬と思われる2頭の仔犬がいました、痩せて汚れて白い子は顔面が怪我をしていました。生後2ヵ月半位の女の子、全身に傷が無数にあり皮膚もボソボソです。右顔面が噛まれたような大きな傷があります、目にも傷が入っていました。白く濁っています、眼球が腫れていて殆んど見えていない様です、暫くは目薬と抗生剤で治療します。
高齢の飼い主が世話の出来なくなったラブラドルレトリバーの引き取り手を探していると聞きました。元々は繁殖犬、リタイヤして行き場がなく転々としていたようです。引き取りに行くと尻尾を振って迎えてくれましたが、陽の当らない場所で廃材で作ったような柵の中に居ました、寝床となるような小屋もなく雨除けにはブルーシートが掛けられていました。飼い主にいろいろと聞いても要領を得ない話ばかりでしたが、年齢はもうすぐ7才になると言われたので「名前は?」と聞いたら「ない」と答えました
劣悪な繁殖場から10歳と11歳のラフコリーを引き取ることが出来ました、長く辛い日々からの脱出です。ラフコリー、10才の女の子です慈愛に満ちた優しい顔ですカラーはブルーマール、本来ならキレイな大理石カラーですがボロボロです左目は腫れていて眼球委縮しています、穏やかな性格に見えますが何もかも諦めきっているようにも見えますラフコリー、11才の女の子ですカラーはセーブル、優しい顔をしています全身の毛吹きが悪く擦り切れていま
山の中のくぼ地でひと塊になっている兄妹仔犬6頭を見つけました近くに母犬の姿はなく、仔犬たちは痩せていて皮膚の状態は最悪で、湿気た地面の影響とダニに刺されたせいか赤くベタベタ、ふけとカサブタ、このままでは生きてはいけないと思い保護しました保護当初は仔犬なのに元気がなくて、鳴くこともなく動きも悪くボンヤリとした感じでした。頻繁のシャンプーで対応していますが、ハゲハゲとカユカユで脱毛してカサブタだらけですまだまだ仔犬らしさがありません
新しい年を何とか無事に迎えることが出来ました、ひとえに多くの方のお力添えと感謝しています。この一年間、辛いことがたくさんありました、涙が枯れる間もなく辛くて辛くて、もう活動は辞めようと何度も思いました、それでも思いとどまれたのはいつも誰かが背中を押してくれていると感じるからです、会ってもいない、話したこともない、そんな人たちからの応援も感じます。そんな中でも嬉しいこともありました、譲渡を諦めかけた子が幸せになった時です。バンちゃん(左)とゲンちゃんに
いくつもの先天性疾患を持って産まれたスコティッシュフォールドの仔猫の行き場がなく、引き取り手を探していると聞き引き取りました。2023年9月生まれ、もう5ヵ月過ぎなのにやっと1キロほどの小さな子です、ガリガリに痩せていて毛玉だらけの痛々しい姿に胸が潰れる思いがしました。なでなですると嬉しくてノドをゴロゴロと鳴らします、甘えたことなど無かったのでしょう。引き取ってすぐに動物病院に受診、さまざまな検査をしました、ひとつ目の病気は肺動脈弁狭窄症で中
仔犬が1頭だけでいると一般の方から情報がありました、駆け付けると本当に小さな仔犬が1頭だけたたずんでいました。生後2ヵ月近くに見えます、親犬とはぐれたのか、誰かが捨てたのか、保護出来て本当に良かったと安堵しました。保護したばかりの様子です、お腹がいっぱいになってほっとしていますが人間を警戒して触ろうとすると噛もうとします、よほど怖い思いをしたのでしょう6兄弟の仔犬たちと一緒にしました、食べたいけれどちょっと引けてますそろそろと近づいて来ました見ら
保護施設(静岡県湖西市)の犬猫たちのお世話が出来るボランティアスタッフを募っています。現在、保護施設に犬は常時70頭ほど、猫は100匹近くいます。ボランティアスタッフは50名ほどいて、おおよそ犬の担当と猫の担当と分かれています。保護施設は3棟の犬舎と猫や小型犬、仔犬がいる一戸建てがあります。猫は一戸建ての建物の一階と二階にいます、お掃除とご飯の準備が中心ですが、体調の悪い子達には強制給餌や服薬のお世話などもありますが3~4名でも出来ます。猫と比べ
繁殖場では繁殖犬として使えない子たちは不要犬とされ生きる場所を失い、引き取りの申し出を待っている子たちがたくさんいます。あちこちから人を介してですが、いわゆる不要犬の引き取り依頼が山のようにあります、こちらの施設がキャパいっぱいなのと、どこかで繁殖業者の片棒を担ぐような、そんな後ろめたい気持ちがあったりで、いつも即引き取りオッケイの返事が出来ずにいます。先日も引き取りの返事が出来ないでいると、依頼されていたトイプードルが体調を崩して繁殖場で亡くなったと連絡が来ました、まだ見ぬ
先天性心疾患「大動脈弁狭窄症」で行き場のないゴールデンレトリバー3ヵ月の女の子を動物病院経由で引き取りました。先天性の心臓病ですが元気いっぱい天真爛漫、大型犬の仔犬の可愛さが炸裂していますご飯大好き、おもちゃ大好き、お散歩苦手いたずらっ子です、イタグレちゃんのリードを引っ張っています誰か遊んでくれないかなと待ち伏せ中えへへ、いつもニコニコゴールデンレトリバー3ヵ月の女の子「ボニー」を迎えてくれ
住民の方から「川から仔犬の鳴き声がする」と聞きました、すぐに駆け付けましたが仔犬が居る場所までは垂直で道もなく下りることが出来ないので、仲間がハシゴを借りて来て川に降り立ちました。何度も同じことがありました、野犬の親犬が助けてというように泣き叫んでいたこともありましたし、仔犬がキャンキャンと声が枯れるのでは思うほど鳴いていたこともありました。野犬の仔犬たちは2ヵ月近くになると動きが活発になって、親犬の後をついて歩くので時折り踏み外して川に落ちるのです。川から救い上げ
動物病院経由で仔猫の保護依頼がありました。高齢のご夫婦のオウチの玄関先に、やっと目が明いたヨチヨチ歩きの仔猫がぽつんと座っていました、辺りを探しても親猫の姿も兄妹猫の姿もありませんでした、誰かが故意に遺棄したのだと確信しました。保護して数日後です、手の平より小さな仔猫です。飼い猫が産んだ仔猫を捨てたと思われます、人間に慣れています。しっかりと見つめます、柔らかいご飯を自力で食べるようになりました、なんとトイレにも入ってします。
行政から引き取り依頼の連絡がありました、放浪していた犬を捕獲したら飼い主が判明したので連絡をしたところ、保護犬を行政から引き取り飼っていた、繋いでいたら脱走したが慣れないので要らないと言われたそうです。行政に保護されているのに要らない=飼育放棄となると、その先には殺処分しかないのです、飼い主はわかっていたのでしょうか?引き取らなければ殺される、そう分かった以上は引き取ることを決めました。引き取った直後の様子です、どんなに声掛けしてもこちらを見ようとはしません
可愛い仔猫の時期を通り過ぎた、いわゆる売れ残りで、かといって繁殖にも適さないのか不要と言われていた3匹の猫を引き取りました。ペットショップの店先では、びっくりするような高額なプライスの猫がいたり、売れ残ってどんどん安くなっていく猫もいて、命ではなく商品=物だと扱われていることを改めて感じます。キンカロー(マンチカンとアメリカンカールを交配して作った品種)の兄弟猫8ヵ月です。足は短くて耳はカールしていません。優しい顔立ちです。耳がカールしていま
繁殖場にいるケリーブルーテリア8才の女の子が乳腺腫瘍が悪化しているが治療はして貰えそうにない、劣悪な環境で死なせたくないと内部の事を知っている方から緊急依頼がありました。繁殖場の多くはたくさんの繁殖犬を抱えています、その数は少なくても200頭以上、多い所では1000頭以上いるところも多々あります、劣悪な環境で繫殖を繰り返し病気になっても治療もしない、そんな話はたくさん見聞きしてきましたが救いたくても救えない歯がゆい思いもたくさんしてきました。引き取りの決意をすると何と
保護施設の犬舎が満杯になり新たに保護することが難しくなって、この春から犬舎の建築工事を始めました。基礎工事と骨組みまで進んだところで大工さんが怪我や体調不良で工事がストップ、手つかずの状態で完成の目処が建たなくなりなりました。従来からの犬舎には収容頭数20頭がすでに40頭になっていました。いよいよ困っていたところ、ボランティアスタッフのご主人や男性スタッフ、ドックトレーナーのSさん、更に新たに大工ボランティアの方まで動員して工事の再開となりました。基礎と骨組み