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慢性疲労症候群や線維筋痛症の治療を始めて30年になります。当初は治療効果が出ませんで、いつこの病気の治療をやめようかと考えておりました。しかし、乗りかけた船でした。どうすれば良くなるのか、悪くなるのかを細かく検討してみました。改善因子と増悪因子の検討でした。増悪因子はさまざまでしたが、改善因子は3つしかありませんでした。漢方薬の投与・向精神薬の投与・身体の加熱保温この3項目だけでした。特に身体の加熱・保温はすぐに取り組めることです。ただし、我流ではいけません。どこ
線維筋痛症は一般的には治らない病気とされております。薬物治療では多少の痛みの軽減は期待できる場合がありますが、痛みがほとんど問題にならないで日常生活に支障がない状態に持ち込むことはほとんど不可能な病気です。しかし、薬物治療ではなく身体を物理的に刺激する治療では線維筋痛症は治ります。100%の治癒率ではありませんが、痛みが問題にならない程度に改善させることはできます。当クリニックでは綿花を利用した間接灸を患者さんに覚えていただき、自宅でも自己治療をしていただいております。治
かつて爪もみは健康法の王者と言えるほどの知名度を誇っていました。ある健康雑誌では年間12回発行のうち、半分の号で取り上げられるような勢いでした。いまだに患者さんの多くは爪もみという名前をご存知の方が多いのは間違いないです。爪もみはやり方で効果が全く異なります。爪の生え際を痛くなるくらい刺激するやり方が一般的なやり方です。この方法はせっかく頑張ってやるのですが、効果が乏しいのです。せっかく手間ひまかけてやることですので、少しでも効果的なやり方でやるべきです。これまで
自律神経免疫治療で、さまざまな病気を治療してきました。末期的な癌でも多数治療してきました。末期的な癌でも治ることがあります。決して珍しいことではありません。とはいっても、残念ながら100%の末期癌を治せるわけではありません。治せなかった末期癌の患者さんでも、身体が楽になるとおっしゃっていただけました。また、一時的にかもしれませんが、身体が楽になったと患者さんがおっしゃるとご家族が非常に喜びます。癌の末期的状態ではさまざまな症状が出ます。通常の治療では改善させることは難しいので、患者さ
線維筋痛症は全身の痛みのために日常生活すらままならないことが多い病気です。リウマチ科を受診される患者さんが多いようですが、関節リウマチとは異なり、炎症のマーカーは問題ないのです。つまり炎症で痛みが出ているのではありません。従っていわゆる消炎鎮痛剤は無効です。消炎鎮痛剤は炎症があればある程度は効果が出ます。しかし、線維筋痛症は炎症がありませんので、いくら種類を変えても消炎鎮痛剤の範疇にある薬物は効きません。では何故痛みが出てくるのでしょうか?不思議ですね!現段階では確実
このブログで何度も何度も取り上げている冷えの話です。身体が冷えているのに全く気づかない方が時々いらっしゃいます。冷えの診断法を覚えていただいて、それを実行してもご自身が冷えていることが判らないのです。当クリニックで実行していただく冷えの診断法はご自身の腋窩温と身体各所の表面温度を比較する方法です。起床時に寝床の中で試みていただくと自分の身体が冷えているのかが診断できます。身体の表面が冷たいことは内部の温度が低いことを意味します。内臓の温度が低い場合には、内臓に十分な量の
自分のことは自分が一番よくわかる、とおっしゃる方は多いですね。ある意味ではこの考え方は正しいと思います。しかし、ある意味では間違っていると思います。自分の感情に関してはこの考え方はある程度正しいと思います。それでも本人が気が付かないことは沢山ありますね。自分のことは自分が一番よくわかるということが間違っている例としてあげたいのが、身体の冷えに関することです。前回の書き込みでも取り上げましたが、診察して明らかに冷たい身体でも本人が全く気がついていないことはざらにあります。
先日爪もみの新しいやりかたをアップしました。勘のいい方ならば、手だけではなく足はどうなんだろうと思ったのではないでしょうか?足の親指の刺激も効果的です。下半身のトラブルは解決の方向に向かいます。特に膝の痛みに効果的なのが驚きました。腰の痛みにも効果的ですが、痛みの程度が強い場合には力不足のことがありました。青山・まだらめクリニック青山・まだらめクリニック東京都港区|自律神経免疫治療統合医療漢方内科慢性疲労症候群線維筋痛症通常の西洋医学で対応しきれな
何度か新しいツボの効果を書き込みました。このツボを刺激すると痛みには効果的です。何しろ線維筋痛症の痛みを軽減させる効果があります。このツボ刺激前後でJFIQが15点は改善します。線維筋痛症の患者さんにとってはJFIQが5点改善した場合には相当に身体が楽と感じます。JFIQが15点改善するのはかなり凄いことです。JFIQとは線維筋痛症の問診票です。痛みによる影響を知るのに使われる問診票です。線維筋痛症自体が治らない病気とされておりますが、それは薬物治療している場合の