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今日は、「長い坂の絵のフレーム」について考えてみたい。この曲について陽水は、次のように語っている。「この頃は友達に、手紙ばかりを書いているという感じは実際、自分にあったんですよ。-中略-自分が50才ぐらいになって、友達とその頃の話を話し合うのが、ちょっと20代、30代、40代とは違う意味になってきていて、簡単に言えば、これから何があるかということもありますけど、これまで何があったねという事柄の方が、圧倒的に多くなった年代に僕らが入ってきたことで、自分が一番常識的に輝いていた事柄を確認す
今日は「東へ西へ」の「昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういう訳だ」に着目してみたい。いきなり「そんなのあたりまえだろう」とツッコミを入れたくなるような出だしである。前回、この部分は新曲の構想をあれこれ考えていて眠れないと書いた。それでは何故ストレートにそのような歌詞にしなかったのかという点であるが、それは「人生が二度あれば」から推測できる。「仕事に追われこのごろやっとゆとりができた」と親父の事を歌っている。歌手になることを親父に認めてもらうためには、この程度のことで忙しいなんて言ってられない
今日は「決められたリズム」について書いてみたい。2002/7にリリースされたアルバム「カシス」に収録されている。このアルバムに収録されている曲については、今回初めて聞く曲ばかりである。山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」の主題歌にもなっていて、幼少期における学校生活の様子が描かれている。タイトルの「決められたリズム」とは、みんなで合唱した「校歌」のことであろうか、それとも毎日の生活が同じように繰り返されていることを言っているのであろうか。幼少期の楽しかった思い出については、例えば「夏まつり