ブログ記事458件
7年前より、陰部痛や不快感のため、「座れない」、「眠れない」症状でたくさんの病院で相談され、最近では腟レーザー治療(インテイマレーザー)を受けられましたが、改善が得られないため相談にいらっしゃった50代女性。浅い部分では、海綿体筋、会陰横筋にトリガーポイント(圧痛点)、深い所では内閉鎖筋にかなり強いトリガーポイントがありました。(身体をのけぞるほど)痛みの局在がはっきりとしましたので、筋膜リリースとハイドロリリースを施行し、痛みのレベルが10から3まで減った事で、痛みの発症起点が「内閉鎖筋
このブログを読んで頂いている方には、「またか」になるのですが慢性前立腺炎と診断されて、あまり軽快しない方のほとんどが「筋筋膜性骨盤疼痛症候群」です。本日は陰嚢痛エコーで精巣は問題なし、放散痛の原因となる尿管結石もなし台上診で内閉鎖筋の圧痛が高度で一撃診断となりました。今後「骨盤底リハビリテーション」や「スターフォーマー」などお勧めしました。・・・・別の方で座れなかった方が「骨盤底リハビリテーション」で少しずつ「座れるようになった」と治療が前進された事を実感されていました。リ
本日、腟内メッシュ露出による疼痛でリペア術を行った患者さんが術後の経過観察のために来院されました。この方は以前、骨盤臓器脱に対してロボット支援腹腔鏡下仙骨腟固定術(RASC)を受けた方です。術後から腟の痛みが出現し、近隣のレディースクリニックを受診。閉経後の変化(GSM)と診断され、レーザー治療を3回受けられました。しかし、痛みはむしろ悪化。不安を抱えて当院を受診されました。内診とカメラで確認したところ、腟内にメッシュが露出し、感染を伴っていることが判明しました。メッシュの感染状態でレー