ブログ記事221件
「究極の家創りを目指して」ブログ目次2019年に家創りが完了(竣工)しました。モットーは「美は細部に宿る(妥協せず細部まで美を追求)」とにかくあり得ないくらい細部にまで拘って家を建てました。上辺だけではない、芯の通った本物の家創りを目指しました。“家”とは、人生を共にし、人生を豊かにしてくれる“箱”とも思っていて、そんな“箱”を創るという事は人生において最大とも言えるくらい重要な事で、家創りの工程全てにおいて、全力投球で取り組みました。このような温度感で
来る5月6日はマレーネ・ディートリッヒの没後32周年です。(1901年12月27日-1992年5月6日,90歳没)それを記念して、ディートリッヒの作品を紹介します。(以前の投稿の再掲となります)■この作品は、光と影の揺らぎの技巧の極みによる、ディートリッヒの傑作の1つです。『上海特急』(1932)監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ共演クライヴ・ブルック、アンナ・メイ・ウォン衣裳トラヴィス・バントン撮影リー・ガームズ【あらすじ】東洋の街に、上海リリーを
おぼろって春の夜じゃなかったかしら谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読みました。日本人が持つ美の感覚について書かれた随筆作品なんだけど、あーなるほどなって思う部分もあれば今はどこまでが日本人なの?という感覚もあってたまたま日本で生まれた環境によってそういう美意識が生まれたのではないか、とも思う。つるつるの食器が好きな西洋人、使い込んで手の脂が染み込んだものが好きな日本人、だとか。文化がどうやって生まれるかは場所や環境が大いにあってそこで生活するための知恵として国や人
前回、『俵屋相伝』(佐藤年、世界文化社)の中でも少し書きましたが、なんとも不思議な空気感を写し出す写真家・大川裕弘さんの素敵な本を紹介します。『陰翳礼讃』(文・谷崎潤一郎、写真・大川裕弘、パイインターナショナル)陰翳礼讃[谷崎潤一郎]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}写真家・大川裕弘さんは1944年千葉県松戸市生まれ。「空気を撮る名匠」「気配を捉まえる達人」などと評される写真家です。そんな大川さんが文豪・谷崎潤一郎の「陰影礼