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疫病が蔓延し、まひろが文字を教えていた少女「たね」が、両親が「悲田院」から戻ってこない、と泣いてきました。それは、乙丸が止めたって、行くでしょうね。子供を連れて来た時点で「そうなる」と覚悟すべきで。ほんと人はいいけど仕事がユルイ乙丸(褒めてます)。「悲田院」というのは、奈良時代に「光明皇后」が創設した施設ですね。藤原不比等の娘で、聖武天皇に嫁ぎ、皇族以外ではじめて「皇后」になった、という女性ですね。現代のどこかの国と大統領夫人と同じように、社会活動に熱心で、悲田院、施薬院を創設して、自ら病人の
NHK大河ドラマ『光る君へ』第17回。今回は関白藤原道隆の死です。道隆は糖尿病のような症状で次第に健康状態が悪化していきます。自分の死期を感じた道隆は次の関白を息子の伊周にしようと天皇に強要したり、天皇の后である娘の定子に皇子を産めと迫ったり、常軌を逸した振る舞いを見せます。一方では道長が次兄の道兼と協力して、疫病の患者を治療する施設を作ろうと提案しますが、道隆は前回同様全く相手にしません。道長は私財を投じて施設を作ることに決めます。道隆はついに倒れて、最後の場
大河ドラマ『光る君へ』に関して、勝手に、私感含めて書いております。ネタバレは~という方はご注意ください。読み進む前に「はじめに」をご覧いただければ幸いです。『大河ドラマ『光る君へ』“勝手に”解説!~はじめに』はじめに大河ドラマ『光る君へ』が予想以上に私の好みでビックリしました!時代考証が倉本先生なので、そうおかしくはならないだろうな~とは思っていたのですが、…ameblo.jp※第五回(2)からの続きです(3)摂政関白の位置づけ「摂政」とか「関白」という言葉を聞くと、何だか「
律令制における役人の官位に、大納言如元関白如元などというのが、たまに出てくるのであるが、ようやくその意味が分かった。如元とは、書き下せば「元の如し」つまり、留任なるほど。