歴史の時間に習う、そして私たちが知識として知っている関ヶ原の戦いは、後世に編纂された資料や司馬遼太郎が書いた小説がベースになっており、現在関ヶ原に作られた合戦記念館の展示もその筋書きに沿った内容となっている。本書では、関ヶ原合戦研究者である著者が、1600年9月15日に美濃の関ヶ原で起こった戦闘の経緯について、淡々と当時の出来るだけ一次資料のみで歴史の一場面を再構成したらこうなるのではないかと再展開してみたという一冊。こういう再評価には大いに価値あるはず。戦う前から家康は天下人だった、ということ