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もう10年近く、直垂を普段着のようによく着てきて、ずっと疑問に思っていたことがある。古くから狩衣と同じように庶民の服、つまり活動着として用いられてきた直垂。にも関わらず、とにかく動きにくい。どうもおかしい。・狩りをする上で矢を射る・騎射するために乗馬する・戦うために鎧を着用する・農作を行うなど、普段着として着用されてきたはずだが、どうも動きにくいので調べてみた。結論からいうと、巷で販売されている直垂(鎧直垂)の類は、鎌倉時代後期以降の礼服化した後の直垂であって、決して活動
2022年5月1日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第17回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第17回「助命と宿命」北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、源範頼(迫田孝也)、工藤祐経(坪倉由幸)、仁田忠常(高岸宏行)、中原親能(川島潤哉)、弁慶
縁結十一面観音御開帳@佐助稲荷神社5月18日は佐助稲荷神社で十一面観音御開帳が行われます。時間は12時です。鎌倉で縁結びめぐりのガイドを行っておりますが、年に1度この機会を訪れる方はやっぱり気合入っていると思います。5月18日は縁結十一面観世音菩薩ご開帳のご縁日毎年恒例でお詣りさせていただきました柏手を打ったけど、観音菩薩は仏様だよなあ…と迷いつつ十一面観世音菩薩坐像は写真撮影禁止なのでちょっと離れたところから雰囲気だけ令和6年(2024年)5月18日御朱
半首は「はつむり」「はつぶり」「はっぷり」などと訓みます。面具のなかで最古のものとされ、平安時代(後期)から鎌倉時代にかけて流行したとされています。『保元物語』に源為朝が用いたと記されており、南北朝期には面頬が流行して半首は使われなくなったとされています。半首は鉄製とされているものの遺物がない以上、材質は必ずしも鉄製とは断言できません。木や韋の場合も十分考えられます。『伴大納言絵詞』『年中行事絵巻』『平治物語絵巻』『前九年合戦絵巻』『春日権現霊験記』などに随所に描かれており、基本的に
清正公祭妙法寺では5月5日に戦国武将加藤清正が祀られている大覚殿で読経が行われ、常勝の加藤清正にあやかり「全てのことに勝つ」というお守り「清正公勝守」が配布されます。「勝守」は5月5日のみ置かれています。※祭事に参加することができるのは信者・檀家など関係者のみ境内は三脚や一脚など使用禁止です。14:00から秘仏御開帳特別祈願大祭が催された年があったといいます。
5月5日(日)、鎌倉子ども源平合戦を開催いたします!10:00~12:00受付は9:00から場所は片瀬山公園※駐車場はありませんので公共交通機関でお越しください。※路上駐車はできません。※道具の数に限りがありますので予約者優先となります。子どもから大人まで参加できます。参加費は無料です。(たまたま公園にいた子どもも一緒に遊べるように無料にしております)最大500人まで事前申込info@izakamakura.jp宛に、①参加者氏名、②お子様の年齢、③住
紙でつくる大鎧(夏休みの子ども工作)#夏休み#小学生#小学校#親子で#子ども#手作り#工作#宿題#クラフト#ボール紙#自由研究#鎌倉#鎌倉らしさ#伝統#大鎧#鎧兜鎌倉といえば「武家の古都」鎌倉らしい自由研究に、源平合戦期の鎧兜を親子で作る、いかがでしょうか!?10歳の子どもが実際に着用してみるとこんな感じです。鎧立にかけてみるとこんな感じです。ペラペラの紙ですが、それなりに格好よくできてますよね。肩上(わたがみ)に障子板(しょうじのいた
#鎌倉子ども源平合戦5月5日、こどもの日片瀬山公園で開催大将白組永墓正寿さん赤組長尾直美さん赤3勝白1勝子ども大将白組内田玲衣ちゃん赤組三浦丈くん白組の勝利393人の参加者が片瀬山公園の大自然のなか、戦いました(^-^)ご参加いただきました皆さま誠にかたじけのうございましたそして、開催にあたり、ご協賛いただきました皆さま、誠にかたじけのうございました。ボランティアとして運営を支援してくださった方々も、本当にありがとうございました!最後
アニメ「逃げ上手の若君(逃げ若)」の関連の史跡を巡りたい!鎌倉の聖地巡礼をしたい!という方に情報をお届けいたします!まずは北條時行の系図を確認しておきましょう。14代執権北條高時の子になります。鎌倉において聖地巡礼となるのは、鎌倉幕府が滅亡するきっかけとなった元弘の乱(1333年)の関連史跡になるでしょう。元弘の乱の概要元弘3年(1333年)5月8日、新田義貞は上野国生品明神(新田郡新田町市野井)で鎌倉幕府打倒の兵を挙げました。鎌倉幕府は迎撃の兵を向けたものの、武蔵
地理院地図1894~1915年地理院地図1928~1945年消えた鎌倉の河原片瀬川から村岡川(現在の境川)流域に、南から川名(かわな)、河原(かわら)、大鋸(だいぎり)と川沿いにつづいています。相模国鎌倉郡村岡郷河原、現在の神奈川県藤沢市大鋸1丁目から藤沢市弥勒寺1丁目にかけての一帯です。『相模国鎌倉郡村誌』の弥勒寺村の項には「元標は弥勒寺村の西の方、小名河原(かはら)なる藤沢鎌倉間の往還と里道との三辻にあり」と記されています。『地理院地図』1894~1945年に確認できる「河原
#鎌倉鎧兜づくり教室#鎌倉もののふ隊鎌倉鎧兜づくり教室鎌倉もののふ隊では鎧づくり教室を開催しています延べ155名の方が鎧づくりに挑戦うち制作中が32名(123名が完成)東北(宮城や福島など)から通っていただいている方もいらっしゃいますが、遠方の方はオンラインがオススメです!#鎌倉鎧兜づくりオンライン教室一部紹介NO.008第一章小札(切付板)づくりNO.024第三章縅(5)NO.125第五章緒所(5)NO.201第
2022年3月6日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第9回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第9回「決戦前夜」北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、江間次郎(芹澤興人)、三浦義村(山本耕史)、善児(
2022年4月17日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第14回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第14回「都の義仲」北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、木曽義仲(青木崇高)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、源範頼(迫田孝也)、仁田忠常(高岸宏行)、岡崎義実(たかお鷹)、平知
菖蒲祭無病息災と延命長寿を祈願して、舞殿での神事や舞楽の奉納が行われる、伝統的な祭事です。※写真・文章は観光協会ホームページより「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも言われています。菖蒲には古来より不浄を払い、邪気を避ける作用があるとされ、菖蒲を門に掛けたり菖蒲湯に入ったりして邪気を払う風習がありました。また、菖蒲=尚武(武士を尊ぶ)ということから、武将たちが好んで甲冑の模様に用いたことで男子の健やかな成長を願う大切な行事となりました。当日は舞殿において神事が執り行われ、舞楽の奉納がありま