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平成22年(2010年)に旗上げした「鎌倉もののふ隊」平安・鎌倉時代の武士の装いで、鎌倉の埋もれてしまった歴史や忘れ去られてしまった人々を伝え残すことで先祖供養と地域振興に寄与すべく活動しております。初期のころはボランティアガイドからはじめ、平成25年(2013年)から鎧兜に身を包み本格的に活動を開始いたしました。平成26年(2014年)は初陣者数113名、総出陣者数228名、リピーター率50.4%平成27年(2015年)は初陣者数188名、総出陣者数844名、リピーター率77.7%
2022年2月13日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第6回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第6回北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、北條宗時(片岡愛之助)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、武田信義(八嶋
2022年3月6日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第9回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第9回「決戦前夜」北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、江間次郎(芹澤興人)、三浦義村(山本耕史)、善児(
今回から平安時代の鎧兜と鎌倉時代以降の鎧兜の違いについて1つ1つ紹介していきたいと思います。一括りに大鎧をつくるといっても平安時代初期なのか中期なのか後期なのか、あるいは鎌倉時代のものなのかなど時代によって少しずつ異なるので、自分自身がどの年代のものをつくるか、そのためにはどうしたらよいのかの1つの目安になるかもしれません。小札の大きさは時代によって異なる小札は時代によって変遷していきます。平安時代初期、平安時代中期、平安時代後期、鎌倉時代前期と必ずしも明確に異なるわけではありませんが
前回同様に、平安時代の鎧兜と鎌倉時代以降の鎧兜の違いについて1つ1つ紹介していきたいと思います。一括りに大鎧をつくるといっても平安時代初期なのか中期なのか後期なのか、あるいは鎌倉時代のものなのかなど時代によって少しずつ異なるので、自分自身がどの年代のものをつくるか、そのためにはどうしたらよいのかの1つの目安になるかもしれません。今回は縅毛の色目についてです。死に装束としての鮮やかさ縅毛の色目は、赤・紺・白・紫・萌黄・浅葱・茶・薄青などの色絲が一般的です。色目には一部の色を変える
2022年1月23日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第3回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第3回北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、北條政子(小池栄子)、畠山重忠(中川大志)、北條宗時(片岡愛之助)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、江間次郎(芹澤興人)、工藤茂光(米本学仁)、三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、三善康信(小林隆
2022年2月20日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第7回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第7回「敵か、あるいは」北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、亀(江口のりこ)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、江間次郎(芹澤興人)、三浦義村
2022年2月27日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第8回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第8回「いざ、鎌倉北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、源義経(菅田将暉)、北條政子(小池栄子)、亀(江口のりこ)、畠山重忠(中川大志)、阿野全成(新納慎也)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、江間次郎(芹澤
2022年6月12日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第23回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。第23回「狩りと獲物」なお、キャストの順番は以下の通り。北條義時(小栗旬)、北條政子(小池栄子)、北條頼時/北條泰時/金剛(坂口健太郎)、北條時連/北條時房(瀬戸康史)、比奈(堀田真由)、畠山重忠(中川大志)、源頼家/万寿(金子大地)、大姫(南沙良)、安達盛長(野添義弘)、源範頼(迫田孝也)、工藤祐経(坪倉
大河ドラマは伊豆国からはじまっています。伊豆国を再考察してみたいと思います。流刑の地伊豆国伊豆国は平治の乱(1160年)で敗れて流罪となって源頼朝が配流された地です。意外と知られていませんが伊豆国は代表的な流刑の地であり、源頼朝以外にも流人として配流されてきた人たちがいます。保元の乱(1156年)後に源為朝、承安3年(1173年)に文覚、治承3年(1179年)に平兼隆、他にも伊勢国の加藤景員は平家の侍を殺害し伊豆国へ流罪となっています。なお流罪で伊豆大島に配流されていた源為朝(31)が謀反を
2022年2月6日(日)に放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第5回の感想です。完全ネタバレなので、ご注意ください。NHK出版ガイドブックなどを補足で参考にいたします。なお、キャストの順番は以下の通り。第5回北條義時(小栗旬)、八重(新垣結衣)、北條政子(小池栄子)、北條宗時(片岡愛之助)、実衣(宮澤エマ)、安達盛長(野添義弘)、伊東祐清(竹財輝之助)、仁田忠常(高岸宏行)、江間次郎(芹澤興人)、工藤茂光(米本学仁)、三浦義村(山本耕史)、善児(梶原善)、
実はそれがしも子どものころからずっと座右の銘にしてきたこの最後の一文「一期は夢よただ狂え」は、ビジネスなどでもよく座右の銘にしている方を見かけます。真の意味を知っている人は少ないようです。『閑吟集』は恋愛をうたったものが多く、この節も例外ではなく、真の意味を知ったら、ほとんどの方が座右の銘にはしないかもしれません。あ、逆に真の意味を知って、あえて座右の銘にする方も続出するかも…???『閑吟集』夜中は地櫓裏に巣刳るちろりちろり何と裳男矢綯う何ともなやなう浮き夜は夫婦
烏帽子のルーツは古代中国の頭巾烏帽子(えぼし)は、冠(かんむり)と同じく頭巾(ときん)という羅(うすもの)でできた薄い布の袋でできていました。羅(うすもの)とは絡み織(からみおり)をした目の粗い絹織物のことで、絹で織った網のような薄い布のことです。羅は元々は「鳥や小動物を捕獲するための網」という意味でした。4世紀前半に中国から渡来し、飛鳥時代には国産品も製作できるようになっていましたが、応仁の乱のころに技法の継承が途絶えたとされています。※古代中国では、冠や烏帽子(烏帽子の起源とされる
烏帽子(えぼし)は、冠(かんむり)と同じく頭巾(ときん)という羅(うすもの)でできた薄い布の袋でできていました。羅(うすもの)とは絡み織(からみおり)をした目の粗い絹織物のことで、絹で織った網のような薄い布のことです。羅は元々は「鳥や小動物を捕獲するための網」という意味でした。4世紀前半に中国から渡来し、飛鳥時代には国産品も製作できるようになっていましたが、応仁の乱のころに技法の継承が途絶えたとされています。公家や侍(仕える下級貴族)たちの日常のかぶり物として徐々に庶民にも広まっていき、
石器時代や縄文時代は短い弓を用いていた『日本書紀』に毛人(蝦夷)が弓の名手で毒矢を使うという記述があります。『吾妻鏡』貞応3年(1224年)2月29日條に夷弓が短いことに触れられています。夷弓は毛人(蝦夷)の弓です。夷弓のような短い弓は、連射性に優れ、腕力を必要とせず、馬上で扱いやすい利点がある反面、大きい弓に比べると射程距離や貫通力が劣っており、馬上戦に向かない環境や歩射には向かないとされています。夷弓は騎射による機動戦において真価を発揮する弓であり、射程や威力は毒で補っていました。また、見
津波(河川遡上)津波で鎌倉も大船ものみこまれる。と、思っているのは私だけなのだろうか。最近、鎌倉市内の津波ハザードマップ、洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップなどを見ていて、プロがつくっているのだから、正しいデータに基づいてつくられているのだろうけど、どうも信じられない。鎌倉市にはなぜ河川遡上を踏まえたハザードマップがないのだろうか。滑川をはじめ鎌倉にはいくつもの河川がある。河口から河川に侵入した津波が、1mの津波でも5kmは遡上するといわれている。河川を遡上する津波は伝播速