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高張力の角パイプ80kg鋼STRENXの角パイプです強度がある角パイプは日本にはほとんどありませんこれは試作で4x100x50x2m入荷しましたほかに4x100x60っていうサイズも作っています特殊車両や構造物を作っている会社だと強度があって良いですよ有料にはなりますが、サンプルお出しできますご興味ある方はお問い合わせくださいではまたTHANKS
<熱処理用語>今日は「焼き入れ・焼き戻し」について(鋼材屋さんが覚えておくとよい最低限の範囲で書いています。詳細は熱処理の専門業者さんにお尋ねくださいね。)・焼入れとは鋼を硬くすることを目的にする熱処理炭素の量で硬化の程度が決まります。英語:Quenching・焼き戻しとは焼入れや焼きならしの後に硬さを減少させ、靱性を与える目的でする熱処理。焼入れの後にすることがほとんど。英語:Tempering・調質(マルエッチ)とは焼入れと焼き戻しの熱処理をすること
先日お客様に「SK3」についてお問い合わせを頂きました。この鋼種もよくご質問されるので今日はブログでご紹介<SK3について>SK3は現在、JISの規格が変更になっています。JISG4401炭素工具鋼2000年に規格が変わりましたSK3⇒SK105<成分値>炭素(C)1~1.10シリコン(Si)0.1~0.35マンガン(Mn)0.1~0.50リン(P)0.030以下硫黄(S)0.030以下※シリコン(Si)=ケイ素
・SCR420とSCR20(SCr420とSCr20)の違いについてお客様によく聞かれることがあります。違いは?結論から言うとほとんど同じものです成分の数値は製鋼ロットによって多少の違いはでますが、すべてJIS規格の範囲で作られます(SCR→SCr同じものですが当社ではSCRと表記しますのでこれで記載)●規格の変化・旧規格⇒現在の規格JISG4104⇒JISG4053。SCR21⇒SCR415SCR22⇒SCR420SCR3
土木施工管理技士1級過去問令和2年問題17)鋼道路橋に用いる耐候性鋼材に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。①耐候性鋼用表面処理剤は、耐候性鋼材表面の緻密なさび層の形成を助け、架設当初のさびむらの発生やさび汁の流出を防ぐことを目的に使用される。②耐候性鋼材の箱桁の内面は、気密ではなく結露や雨水の侵入によって湿潤になりやすいと考えられていることから、通常の塗装橋と同様の塗装をするのがよい。③耐候性鋼材は、普通鋼材に適量の合金元素を添加することにより、鋼材
こんばんは今日は中・高炭素鋼について<機械構造用中・高炭素鋼>まず、炭素の量が違いますS35C:炭素量0.32から0.38S45C:炭素量0.42から0.48S55C:炭素量0.52から0.58S35CやS45CやS55Cと炭素の量が増えると、熱処理で得られる硬度が上がる~●S45Cを熱処理で調質(マルエッチ)するとだいたい表面はHRC25前後。硬度の深さは熱処理屋さんの加工技術次第ですが、通常あまり中心部まで入らないと思います。(熱処理については詳しくないので
・今日はSCRにつiいてSCRとはSCr420(クロム鋼)JISG4053当社ではSCR420と記載しているのでこちらで掲載します。SCR420はCr(クロム)とMn(マンガン)を加えて焼き入れ性を向上させた材料。耐食性、耐熱性、焼戻し抵抗増、耐酸化性、耐摩耗性向上。SCR420H→Hバンド付となっていることが多いHバンド=定められた熱処理で一定の硬度が得られることを保証した材料SCR420=炭素含有量が0.18~0.23%(低炭素)焼入れ性を高める効果を持つクロム