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はっぴいえんどについては、これまでも度々書いてきました。楽曲はむろんのこと、メンバーであった松本隆や細野晴臣の生い立ちなどをです。今日はそのひとり、鈴木茂をとりあげます。はっぴいえんどの曲において、細野が作曲した『風をあつめて』は有名です。しかし鈴木の『花いちもんめ』は、ほとんど知られていません。バンド解散後、松本ら三人はビッグネームとなりましたが、鈴木の認知度は皆無といっていい。それでも自分は、彼の音楽が大好きです。はっぴいえんど3rdアルバム『HAPPYEND』における
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存
はっぴいえんど最後のアルバム、『HAPPYEND』の解説集です。セカンド『風街ろまん』に較べて、評価が低いこの作品ですが、隠れファンは案外多いと聞きます。かく言う自分も、そのひとりです。はっぴいえんど三作中、いちばん好きなアルバムです。のんびりした脱力感がいい。前2作にあった緊張感が消え去り、結果的に素晴らしい空気を醸し出しています。下の本文に挿入した画像も、その雰囲気に合わせました。メンバーの表情に笑顔があるものや、イラストといった、「やわらかめ」のものを選んでみました。
7月16日は松本隆の誕生日だということなので、その数ある作詞曲の中から個人的に好きな20曲を選び、カウントダウンしながら個人的な思い出などをだらだら書いていこうという回である。20.卒業/斉藤由貴(1985)さて、ベスト20ということで惜しくも圏外になってしまった曲ももちろんたくさんあるのだが、こういうのはその時の気分や体調に左右される場合も少なくはないので、別の日にやったとしたらかなり違っている可能性は否定できない。ちなみに今回、21位で惜しくもトップ20入りをギリギリで逃した
薬師丸ひろ子「探偵物語」2ndシングル,1983年5月[HD1080p]Vocal;HirokoYakushimaruLyrics;TakashiMatsumotoMusic;EiichiŌtakiArrangement;AkiraInoueRelease;May1983.作詞:松本隆作曲:大瀧詠一編曲:井上鑑1983年5月25日・発売.三つ折り両面カラー印刷ジャ...www.youtube.comジャンルを問わず一番好きな歌。意味のわからない詞、浮遊感
~~~細野ベース特別編“夏に聴きたい細野ベース楽曲”ベスト20選プラス解説1~~~M1「夏なんです」(はっぴいえんど)作詞:松本隆作曲:細野晴臣1971年11月20日発売アルバム『風街ろまん』。(シングル「花いちもんめ」B面)「夏なんです」(はっぴいえんど)何回も取り上げてるから以前と同じような事を書いていたら、お許し下さい。夏の細野さん楽曲といえば、これを外せません。まずは松本隆さんの歌詞。“田舎の白い畦道”“鎮守の森はふかみどり”“埃っぽい風が立ち止る”
拙稿は、下記リストの本や雑誌から、はっぴいえんどのアルバムへの、音楽評論家たちの言葉を引用させていただいたものです。今回は『風街ろまん』編となります。2nd風街は、不世出の傑作とされます。発表からほぼ半世紀、多くの評論が活字になってきました。しかし各曲ごとの評論を、ひとつにまとめたものはないはずです。以下をお読みいただければ、風街の世界を、また新たな視点でとらえていただけるはずです。引用元リスト『定本はっぴいえんど』『音楽社会学でJ‐POP!!!』福屋利