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ルイージN響のマーラーは2023年に聴いた「交響曲第8番《千人の交響曲》」以来。その時と同じ方向性を持ちつつ、細部まで徹底的に磨かれたアンサンブルと構造的完成度をもった演奏だった。5月からの5年ぶりのヨーロッパ公演ではこの作品をオランダのコンセルトヘボウで演奏することになっており、この完成度は、ヨーロッパ公演を見据えてのものだろう。N響は第1コンサートマスターの二人、長原幸太と郷古廉がツートップで並ぶほか、第2ヴァイオリンは大宮臨太郎と森田昌弘、チェロは辻󠄀本玲と藤森亮一が並ぶなど首
角野隼斗の演奏会(NHKEテレから)NHKEテレのクラシック音楽館を見ていたら、長髪のヤサ男がバッハを弾いたりフォーレのレクイエムのピアノ編曲を弾いたり、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキーの名曲をグランドピアノ、プリペアードピアノ、シンセサイザーで弾いている。これがCateenこと角野隼斗(すみのはやと)だった。サントリーホールの今年2月22日のコンサートを収録した番組だ。観客はほとんどが女性客のようだ。「ブラヴォー!」なんていうオヤジの蛮声は聞こえないが、それでも感極まった女声は