ブログ記事1,153件
北新地はどうして「北」新地なの?近松門左衛門の「心中天網島」の主人公、治兵衛が入れあげている遊女の小春が働いているお茶屋があったのが現在の北新地、当時は曽根崎新地と呼ばれていました。場所はこちら。大阪駅(梅田駅)からやや南下したところです。現在では「きたしんち」と表記されますが、元々は「きたのしんち」と呼ばれていました。大人の大阪本・電子版(エルマガmook)Amazon(アマゾン)594円大阪で食べたい100のもの(JTBのムック)Amazon(アマゾン)765円心中
「大阪市北区曽根崎の名所の法清寺、露天神社には遊女の言い伝えがあり、ヒントでもあります。遊女を妊娠させて子供を奪い、松取りの犠牲にする仕組が浮かびます。昔から金儲けのために女性を封印して子供の命を奪う深くて大きな闇が潜んでいたと感じます。」大阪ビル火災事件が起きた大阪市北区曽根崎の地で注目した名所が「法清寺(ほうせいじ)」と「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」です。法清寺(大阪市)-Wikipediaによると、『法清寺は、大阪府大阪市北区曾根崎に位置する日蓮宗の寺院である。山号は光智山。旧
昼の部舞踊ショー⬇️飛雄馬(女形)ソロ舞踊…大阪純情キム・ランヒ桜川翔座長(女形)ソロ舞踊…おさん(近松門左衛門原作「大経師昔暦」より島津亜矢⬆️「今日のお気に入り」にアップ済⬆️「今日のお気に入りにアップ済⬆️「今日のお気に入り」にアップ済⬆️「今日のお気に入り」にアップ済本当に素晴らしい…翔座長の女形ソロ舞踊でした〜つづきます〜
前回の【歌舞伎の本格的な世代交代への期待②中村屋兄弟】の続きです。このシリーズを始めようと思ったきっかけは、中川右介の『日刊ゲンダイ』2月の歌舞伎紹介でした。その中の中村壱太郎と尾上右近の部分を抜き出すと、「大阪松竹座では、1月の歌舞伎座で『京鹿子娘道成寺』を競った中村壱太郎と尾上右近の2人が、『曽根崎心中』のお初・徳兵衛で共演。お初は19歳、徳兵衛は25歳という設定だが、坂田藤十郎が70を超えても演じてきた。それとはまったく別の青年の悲劇として提示された。東京の俳優である右近としては
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2019/9128.html国立劇場令和元年九月公演チラシより引用10分で分かる心中天網島その1「北新地河庄の段」上曽根崎の新地は毎日たいへんな賑わいをみせていた。流行歌がどこかで聞こえている。おもいおもいの恋の歌だろうか。大海のように底の深い遊女の情けの恋。店々の門行灯の屋号の文字に目が吸い寄せられて足を止めてしまう様子は、関所で立ち止まるかのようだ。ただ、関所と違うのは、浮か
豊竹咲寿太夫オフィシャルサイトclub.cotobukiHOME令和5年11月公演パンフレットより300両の公金ってどれくらい?文楽や歌舞伎の芝居につきものなのが、遊女の身請け。◯◯両で身請け、という様子がよく出てきますが、実際どのくらいの金額なのか肌身感覚にぴんときませんよね。「近松門左衛門集」の中の鳥越文蔵さんによる当時の金銭についての研究を引用しながら、300両ってどのくらい!?ということを明らかにしていこうと思います。新編日本古典文学全集(74)近松門
〜本日のお品書き〜どうして男ばかりなの??文楽や歌舞伎は男の人ばかりが舞台に立ちます。これがなぜか?という事に、歴史的な経緯があるので、今日少しそれをご紹介しようと思います。男性だけ??はじめに、よく勘違いされがちなのですが、人形浄瑠璃や歌舞伎という芸能表現は男性しかできない!してはいけない!ということはないのです。文楽座は男ばかりですが、各地に現存する人形浄瑠璃の一座の方々は女性も活躍されています。また、女流義太夫の皆さまもいらっしゃいます。また、歌舞伎は地歌舞伎の方々は女性も