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2024年の特別区採用試験の採用予定人数が発表されました。予想通り、大幅な増員です。下記はいずれも事務職の数字です。Ⅰ類1312人(昨年比11%増)経験者1級職255人(昨年比23%増)経験者2級職125人(昨年比45%増)驚くべきなのは、年齢が高い枠ほど増加率が大きいことです。年齢層が高い経験者の採用を重視していることの表れです。この理由はいろいろ推測が可能ですが、ここでは述べません。さて、昨年の最終合格の倍率は以下の通りです。Ⅰ類
東京都特別区の出願状況がこのほど発表されました。募集予定人数が増えたのに、申込者数は約1,000名の減少です。よって倍率は以下の通りとなります。Ⅰ類事務5.7倍(昨年は7.2倍)これはあくまで出願時の倍率なので、当日欠席者と水増し合格のため、最終的な倍率はさらに下がります。昨年出願時7.2倍→最終2.5倍今年出願時5.7倍→最終2倍程度上記は最終合格の倍率ですから、1次の倍率は昨年1.28倍今年も同水準と考えられるでしょう。かつてない入り
皆さん、こんにちは!先日、論文の添削をしていると、『チームワークの大切さ』というテーマがありました。そこで今回は、〇裁判所〇市役所の作文〇経験者論文あたりでよく出題される『チームワーク』という課題について簡単に書いておきます。まず何と言っても、こうした抽象課題は、『冒頭の書き出し』に苦労します。慣れてないと、ここで延々と悩むことになります。『チームワークの大切さについて』というテーマの場合、皆さんはどう書き始めますか?まずは読むのを止めて、3分
特別区経験者採用試験に特化した講座が4月7日(日)、喜治塾で開講します。今年の特別区経験者採用試験は大幅な募集増で大チャンス到来です。とくに2級職の募集が激増し、3桁台になりました!2級職を増やしたということは、年齢が高い人の採用にも積極的ということです。経験者1級職255人(昨年比23%増)経験者2級職125人(昨年比45%増)昨年の最終合格の倍率は以下の通りです。経験者1級職4.0倍経験者2級職6.4倍今年はさらに大きく下がるでしょう。1級
こんにちは!教採対策コーチ高橋です!今回は論文が書けない人に共通している”たった一つの理由”について話していきたいと思います。この記事を読めばなぜいま論文がうまく書けないのかがはっきりとわかります。ただ、多くの人はこの事実に気づいていないです。気づかないまま多くの時間を費やし費やすわりにスキルは伸びず…モチベーションも下がっていく。これでは負のスパイラルにはまっていきます。この記事に
※長文注意その2前回は那覇孔子廟判決を概観してたら7000字くらいになってしまったので一区切りつけました。今回は同判決を加えつつ、まずは政教分離を巡る判例をどのように整理していったらよいかという交通整理から行いたいと思います。2.政教分離の事案類型まず参考文献として西村枝美「【特集】憲法の現況政教分離の現況――空知太神社判決を受けて」『論究ジュリスト』13号(平成27年4月24日)を挙げておきます(以下「西村論文」)。内容は司法試験レベルより高度だと思いますが、事案類型で整
TOPIC:オリジナルな解決策は書くな!早速ですが,採用試験においてはオリジナルな解決策は求められていません。そのため,試験において施策を述べる際には,「オリジナリティがあるか」よりも「きちんと課題に即した解決策になっているか(論理的であるか)」を意識しましょう。今回の記事を読んで,是非,得点に直結する解決策の考え方を身に付けてください。⑴どういう施策を書くと評価されるのか小論文では,「課題に即した解決策」が評価されます。先に述べたように,小論文でオリジナリティ