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体外受精において「何個の卵子が必要か」という問いは、ここ20年で何度も繰り返されてきました。今回ご紹介する論文は、その問いに対する一つの節目となった考え方を、10年後の現在の視点から再評価した内容です。論文の冒頭部分のスクリーンショットを見ていただくと、このテーマがいかに長年議論されてきたかがよくわかります。かつては「新鮮胚移植での妊娠率」が中心でしたが、その後「生児獲得率」へ、さらに「累積生児獲得率」へと評価指標が進化してきました。この視点の変化こそが、この論文の核心です。従来の代表的なデ
苫米地博士の新理論を解説するセミナーの続編を開催します!前回がBasic編のpart1で今回がpart2です。今回で完結します!【Basic編】は論文の全体像を網羅的に理解することが目的です。全体像やエッセンスを掴めば、それだけで十分に理論を実践として使えるようになります。人間の認知の仕組みをシンプルに捉えられるようになりますし、気功に応用して強力に働き掛けが出来るようにもなります!まずはそこまで一気に駆け上がりましょう!それが【Basic編】の目的です!前回の【Basic編
背景体外受精(ART)後、妊娠反応が陽性であっても、その妊娠が継続するのか、流産に至るのかは多くの方にとって大きな不安材料です。妊娠初期の血中hCGは妊娠判定に用いられますが、単なる「陽性・陰性」だけでなく、その数値自体が妊娠予後をどこまで予測できるのかについては、明確な指標がありませんでした。本研究は、排卵後16日目という非常に早い段階のhCG測定が、妊娠転帰をどの程度正確に予測できるかを検討した大規模解析です。研究方法1994〜1995年にオーストラリアの2施設で行われたART治療後、
3月1日にYouTubeチャンネルを立ち上げてから毎日配信しています。今日はイベルメクチンの話。クリックお願いしますにほんブログ村痔ランキング患者さんのリクエストで復活させた化粧品と発酵素するりの記事はコチラ便通・腸を整えて美肌を目指す元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりましたオシリを洗っている全ての人に届けたい。お読
にほコロナワクチンの副作用や効果が薄いことを臨床的に感じて発言すると決まってエビデンスを出せ!ってエビデンス医が言うんですでもね薬やワクチンが良いって論文ならスポンサーもつくし論文になりやすいけどワクチンが効かない副作用が多いなんて誰も支援してくれないし開業医レベルができるはずがない勤務医でも論文書いてもメリットがないから
当初の説明では、mRNAは樹状細胞が取り込んでスパイク蛋白を産生し抗原提示する、だったが、NatureBiotechnology(2026.4.29)の論文では、肝細胞を使った実験で全く異なる結果が出た。LNP-mRNAは肝細胞に大量に取り込まれスパイクを発現。するとCD8T細胞が肝細胞を「感染細胞」扱いで攻撃を開始し…https://t.co/iSLpglis0ipic.twitter.com/b30WHCvjbR—藤川賢治(FUJIKAWAKenji)@小金井市議Kogan
男性不妊というと、生殖の問題として捉えられることが一般的ですが、今回ご紹介する論文はその見方を大きく変える内容です。すなわち、男性不妊は全身の健康状態と深く関係している可能性があり、特に遺伝子異常による不妊では、他の臓器にも影響が及んでいる可能性があるという考え方です。論文の冒頭部分を見ていただくと、男性不妊と全身疾患との関連が示されています。精子の数が少ないほど健康リスクが高くなるという報告や、寿命との関連が示唆されている点は非常に興味深い内容です。ここから、この研究の出発点が「不妊は単なる
最近、「イベルメクチンががんに効くのでは?」という話題を目にすることがあります。今回紹介するのは、イベルメクチンとメベンダゾールという、もともとは寄生虫などに使われる薬を、がん患者さんに使用した観察研究です。こちらのブログに詳しい解説があります⬇イベルメクチンとメベンダゾールの併用療法を6か月間受けた患者の5人中4人が、がんの症状の改善または安定化を報告|Spiderman886イベルメクチンとメベンダゾールの併用療法を6か月間受けた患者の5人中4人が、がんの症状の改善または安定化
反復流産の原因として「慢性子宮内膜炎」が注目され、その診断にCD138というマーカーが広く使われています。しかし今回ご紹介する論文は、その前提自体に疑問を投げかける非常に重要な内容です。論文の冒頭に示されているように、CD138は従来、子宮内膜における形質細胞のマーカーとされ、慢性炎症の指標と考えられてきました。しかし、この研究ではCD138はそもそも正常の子宮内膜にも存在し、しかも月経周期に応じて大きく変動することが示されています。ページ6のFigure1では、本研究における対象患者の流
「イベルメクチンが癌に効くらしい」という話を見かけることがあります。では実際、論文では何が示されているのでしょうか。今回は、よく引用される乳癌の論文DouQ,etal.IvermectinInducesCytostaticAutophagybyBlockingthePAK1/AktAxisinBreastCancer.CancerResearch.2016IvermectinInducesCytostaticAutophagyby
こんにちは!ひよっこ救急医です🐣みなさん、救急関連の論文は定期的にcheckしていますか?私はいくつかの雑誌を、数日に1回更新されていないか追い続けています。勿論、全部読む時間はないので、タイトルから気になった論文と、reviewarticleを中心に読んでいます。今回は私が読んでいる雑誌を中心に、皆さんにおすすめの雑誌や各雑誌に対するイメージをご紹介します!(個人的な好みでおすすめ度を星3段階で表しています)AnnalsofEmergencyMedicineおす
🌙メラトニンの“がん抑制力”がすごい!?〜論文から見えてきた、体にうれしい全方位の働き〜こんにちは、shihoです🌸昨日は「眠ることの大切さ」と「メラトニンと乳がんの関係」についてお話しました。『眠る力があなたを守る──乳がんとメラトニンの深い関係』乳がんとメラトニン「眠る力」が、あなたを守るかもしれませんこんにちは、shihoです🌸今日は、「メラトニン」と「乳がん」の関係について、私自身が調べたことをま…ameblo.jp今日はその続きとして、「メラトニンにはがんを抑えるチカ
核兵器保有反対論省察2026/04/23はじめに核兵器を持ってはいけない、持つ目的が抑止力ならその役には立たない、という理由をYouTubeのインタビュー(英語字幕版)で述べた。僅か1分の弁舌だが、腑に落ちたという人もいれば改めて核兵器は持つべきだと言って来る人もいる。僅か1分の話を聞いただけで無知の人が全てを納得するわけは無く、そう言ってくれた人は今までに知識と考察が溜まっていてそこに最後の一滴の水が注がれたことによってコップから水が流れ出るように理解した、ということなのだろう。こう
突然、大学病院から着信があってびっくり。今さら、なにごと?大学病院を離れてから一ヶ月以上経つのに…。会計ミス?にしても一ヶ月以上経ってるし。なんにも思い当たらなくて、ドキドキしながら電話に出たら、「◯◯大学附属病院産婦婦人科の□□です」と言われたけど、だれ???と、ますます謎に…。若そうだし、知らない先生。話を聞いたら、私の症例を学会で発表&論文(英語)にしたいってことでした。なんで今頃?とは思いつつ、やっぱりレアなケースだったのかと実感。2000万人〜3
遅れてきた真実―トップジャーナルからの報告mRNAワクチンに関する新しいNature誌の研究が明らかにしたこと、そしてそれがワクチン被害者にとって何を意味するかある新しい論文に対するコメント:https://nature.com/articles/s41587-026-03099-zmRNAワクチンの世界的大規模展開から6年が経ち、主流の科学界がついに認めたのは、被害者たち、批判的な医師たち、独立した研究者たちが長年指摘してきたことだった――このワクチンの作用機序は当初から根本
ChatGPTシリーズの4回目になります。今回は試験1週間前にやるべきことを聞いてみました。赤字は私のコメントです。🔑最後の1週間でやるべき論文対策①「頻出テーマ」を3~4つに絞って準備特別区経験者採用の論文テーマは例年かなりオーソドックスです。代表的な出題傾向は以下のとおりです:行政課題系防災・災害対応→出題可能性10%少子高齢化と地域福祉→出題可能性20%多様性(ダイバーシティ・共生社会)→出題可能性30%ICT・DXによる行政効率化→出題可能性50%生
AIがもたらす「数学」の転換点2026年初め、生成AIが数学の未解決問題を相次いで解いたというニュースが飛び込んできた。生成AIは数学研究の補助役にとどまらず、難問の証明という核心に迫り始めた。変化は、証明そのものに限らない。証明の形式化や既存証明のライブラリ化に加え、AIをより有効に使うための学習データの作成といった新たな研究領域も立ち上がってきた。数学研究におけるAIのシンギュラリティーは、誇張ではなくなりつつある。その最前線を追った。https://xtech.nikkei.com/a
ノートを更新しております。よりによって標本疑惑トンボがスクープ、よりによって全体会議第一週に。捏造前科がある産経の世論調査「養子案賛成58%」は本当か???|AkikoHS悠仁さんのいわゆる赤坂トンボ論文について、週刊ポストのスクープ記事がヤフーニュースになりました。《スクープ》悠仁さまが高校2年時に発表したトンボ論文に、専門家が研究者会報で指摘「これは厳密には羽化とは言えないのではないか」と問題提起(NEWSポストセブン)-Yahoo!ニュース悠仁さまの大学生活が2年目に入った。
体外受精や人工授精で生まれた子どもについて、早産や低出生体重、先天異常のリスクが高いのではないかという議論は、これまで数多く行われてきました。しかし、これらの研究の多くは、不妊という背景そのものと治療の影響を切り分けることが難しいという問題を抱えていました。本論文は、同じ両親から生まれた兄弟姉妹を比較するという手法を用いることで、この問題に真正面から取り組んだ研究です。体外受精や人工授精そのものが、新生児の出生時特徴にどの程度影響しているのかを、非常に丁寧に検証しています。兄弟比較という研究
「ベンゾジアゼピン受容体作動薬の中止により全身の慢性痛や諸症状が改善した」という論文を紹介します。著者伊藤恭史名古屋市立大学医学部附属東部医療センター疼痛緩和内科春原啓一名古屋市立大学医学部附属東部医療センター疼痛緩和内科経過は以下の通りです。63歳男性。6年ほど前から、全身の痛みを訴え複数の施設で治療を受けるも改善せず、名古屋市立大学医学部附属東部医療センター疼痛緩和内科を受診。不眠症という診断のもと20年近く、ベンゾ系睡眠薬等を服用。詳細には
帝王切開の既往がある方にとって、「子宮の傷の状態」は次の妊娠に大きく関わる重要なポイントです。本論文は、帝王切開瘢痕部の筋層の厚さを、超音波だけでなく実際の子宮標本を用いて詳細に評価した研究であり、日常診療に大きな示唆を与えています。まず注目すべきはFigure1です。この図では、帝王切開瘢痕部の構造が肉眼および組織学的に示されています。外側からは一見問題なさそうに見えても、内部には「ニッチ」と呼ばれるくぼみや、腺筋症や嚢胞といった病変が存在し、実際の筋層が想像以上に薄くなっている様子が確認で
リステリア菌の話題でございます。日本ではなぜか馴染みの薄いリステリア菌ですが、世界的に見れば最も重要な病原菌の一つです。世界を見渡せば、近年の大規模アウトブレイクとしては以下のようなものが話題となりました。いずれも、いわゆるdiffuseoutbreakです。ポロニー(ソーセージの一種)由来アウトブレイク、南アフリカ(1)2017~2018年に南アフリカ全土で、1060例の確定症例(うち216名死亡)が発生したアウトブレイク。患者の多くはハイリスク群であり、いずれの
北川篤也監督による日本の官能映画。出演は喜多嶋舞、芦田昌太郎、橘実里。<あらすじ>周一郎が他界して5年、文緒は再び西湘に地にやって来た。カルチャーセンターの生花講座の講師として、急遽招かれたのだ。文緒は周一郎の仏壇に線香をあげるために吉岡邸を訪れると、康隆は不意の来訪者に動揺を隠せない。かつて淡い想いを寄せたひと、そのひとと仁志との逢引を目撃した衝撃が蘇ってくる。康隆は大学院に進み、学友のみどりと2人で論文をまとめ上げるため、日夜机を向かい合わせていた。そんな2人の心は
腕が鈍っているので赤チャート(旧課程版)を毎日少しずつ解きなおしている。解法を手と腕にしみこませるのが目的だ。解法が秒でわかる問題はスキップして、手に自信がない問題だけ解いたり、わからない問題は写経している。(答えをそのまま写すことを写経と呼んでいる)数学の解答の写経は一定の効用があると数学者がみんな言っている。私も写経することをやっているが、確実に効果がある。写経は時間がかかる。時間がかかるということは、読むよりゆっくりと文章を読解できる。数学の場合は、意味を考えながら写すこ
GWが終わりましたねGW、我が子は勉強中心生活ではございましたが、ハラミちゃんのコンサートに行き、お友達と映画を観に行き&外食し、家族とも映画を観に行き&外食し、普段よりゲームを多めにしたりと充実した日々を送れたのでは無いかと思っておりますそして、今月下旬には中間考査が始まりますえ??早く無い??……が、頑張れ(頑張ろ……)そして、息子専用24時間対応可能な家庭教師兼秘書であるワタクシ驚いた事が……。ワタクシ、授業の選択って、高校2年生に上がるタイミングでの大きく分けて『理系o
核兵器保有反対論省察-122026/04/23から核兵器保有反対論省察-11から続き—————————————————————————————続きです■日本の場合それじゃあ日本の場合はどうだろうか?―――――――――――――――――――――――――――――まず、運用の問題として最初に考えなければならないのは「どう使うか」のうちの「どうやって核兵器を撃つのか」だろう。これは半分「装備」の問題なんだが装備の所では「核爆弾」の話題に限定したのでここでします。どうや
Amazonベストセラー1位の精力サプリが、実は飴だったAmazonの精力サプリカテゴリで、堂々とベストセラー1位のバッジをつけている製品がある。製品名は「CRIOUS(シリアス)」。蜂の子・マカ・亜鉛15mg・シトルリン・アルギニン配合を謳い、「医師・薬剤師監修」「国内生産」を前面に押し出したサプリメントだ。価格は30錠入りで数千円。定期購入を促す設計になっている。この記事では、CRIOUSの製品ページを構造的に解剖する。感情論ではなく、成分・表現・販売手法のそれぞれに
妊娠中の薬剤使用は多くの妊婦にとって大きな関心事です。特にアセトアミノフェンは世界で最も広く使用されている解熱鎮痛薬の一つであり、妊婦の約半数が使用すると報告されています。その安全性については長年「比較的安全」と考えられてきましたが、近年、胎児の発達への影響を懸念する研究も報告されており議論が続いています。この論文では、妊娠中のアセトアミノフェン使用と出生児の外性器異常との関連について、これまでの研究を統合して検証しています。研究はシステマティックレビューとメタ解析の方法で行われています。ME
今日は宇都宮大学が発表した論文についてご紹介。皮膚に関する論文です。皮膚の「セラミド不足」がアトピー性皮膚炎の直接原因であることを世界で初実証しました。ーーーーーーーーーーーーーーーーー皮膚の「セラミド不足」がアトピー性皮膚炎の直接原因であることを世界で初実証-バリア破綻からかゆみ・アレルギー炎症へ至る新メカニズムを解明-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■研究の要点・角層脂質「セラミド」の欠乏が、アトピー性皮膚
京都大学、長文問題の出典に関する一考察著作キョウダイセブンはじめに京都大学入試英語の長文問題は、受験生にとって重要な得点源である。近年、その出題傾向にはいくつかの特徴が見られる。本稿では、2021年から2024年までの過去問を分析し、その傾向を明らかにするとともに、対策方法について考察する。1.近年の出題傾向1.1発行