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武満の琵琶、尺八とオケのための作品、《ノヴェンバー・ステップス》。1967年11月9日、小澤指揮NYフィルと鶴田錦史(琵琶)、横山勝也(尺八)の独奏で世界初演。写真左から、小澤征爾、武満徹、鶴田錦史、横山勝也。写真からも分かるように、初演時に鶴田さんは56歳ですが、横山さんは33歳という若さ。NY初演は大成功を収め、その後、《ノヴェンバー・ステップス》は世界各地で演奏されました。再演回数は数百回(!)に上るそう。再演でも鶴田さんと横山さんが独奏を務め、2
いつの間にか「読響クラシック」から『粗品と絶品クラシック』に番組名と司会が変わっていましたが…公開収録、当選しました~7月3日公開収録情報!日時2024年7月3日(水)開演19:00会場東京オペラシティコンサートホール指揮熊倉優ピアノ阪田知樹管弦楽読売日本交響楽団曲目ベートーヴェンピアノ協奏曲第2番オッフェンバック「天国と地獄」序曲…www.ntv.co.jp昨日、ポストに入ってました収録
先週土曜のN響Aプロを鑑賞し、今月のBプロとCプロは期待できませんので、私的なN響の今シーズンの定期演奏会が終わりました。N響が先週から「最も心に残ったコンサート」のファン投票を開始しています↓。最も心に残ったN響コンサート&ソリスト2023-24|NHK交響楽団2022-23シーズン(2022年9月~2023年6月)のN響定期公演の中から最も心に残ったコンサート3つとソリスト1名(団体)を選んで投票してください。11月上旬の結果発表時にコメントやメッセージをN響ホームページや『フィルハー
読響名誉顧問の高円宮妃久子殿下がご臨席されたコンサート。1曲目はブラームス「大学祝典序曲作品80」。ヴァイグレ読響は14型。コンサートマスターは林悠介。金管のコラール風旋律のハーモニーだけがいまひとつだったが、引き締まり、重心の低い堂々とした演奏。音の混濁がない切れの良い演奏。続いて、読響とは初共演となる1986年生まれのオランダのヴァイオリニスト、ロザンネ・フィリッペンスが登場。長身でにこやかな表情。使用楽器は1727年製ストラディヴァリウス「バレーレ」。エリス・マチルデ財団か
行ってきました。2024年1月24日(水)19時開演南葵音楽文庫寄託記念公演読売日本交響楽団華麗なるラフマニノフ&《新世界》(指揮:原田慶田楼)この日をずっと楽しみにしてましたー!3年前の2月、同じく原田慶太楼さん・読響さんとの演奏会が愛知県豊橋市であったのですがコロナ禍当時病院勤務だった私は自粛して伺えず行った方々の「ラテンのノリ」とか「恋人のように見つめ合った」とか「牛田くんがブーツを履いていた」とかいう感想を読んで
今日のトン・コープマン指揮のN響Bプロですが、悪天候かつゲスト・コンマスが好みではないので、行かない方針でしたが、急に雨があがりまして、サントリーホールに行きましたが、予想通り、酷いコンサートでした。トン・コープマンは、素晴らしい指揮者だと思いますが、少し嫌な思い出があります。コープマンのせいではないですが、2009年3月の来日公演の際に、日本側の主催の「ムジークレーベン」という会社がリーマンショックの影響か、来日直前の2008年12月に自己破産になり、筆者の購入したチケットが不良債権化しまし
読売日本交響楽団第639回定期演奏会を、サントリーホールにて。指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=ダン・タイ・ソンウェーベルン:夏風の中でモーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414(ソリスト・アンコール)ショパン:ワルツ イ短調 遺作シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」作品5ドイツの名匠ヴァイグレと読響は先頃、東京・春・音楽祭にてR・シュトラウス「エレクトラ」の圧倒的な名演を聴かせたばかり。その彼らが、独墺音楽の比較的ディープな曲を取り
読響コンマスの伝田さんが、3月末で退団されるそう。2018年にコンマスに就任して、2年で退団。2017年には、新しくコンマスになった荻原さんが僅か7カ月で退団。退団後、荻原さんはドイツに戻って、現在ケルンWDR響のコンマス。新コンマスが定着しないのは、何か理由でもあるのかな。これで4月からのコンマス体制は、小森谷さん、長原さん、そして特別客演コンマスの日下さんの3人。そして、小森谷さんは今年8月で60歳。読響の定年は(今も延長されてなければ)60歳。
昨夜は、読売日本交響楽団第38回大阪定期演奏会を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。指揮は、常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ、プログラムは前半がワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死」と、ソリストにピアニストの角野隼斗くんとフランチェスコ・トリスターノを迎えてのブライス・デスナーの2台のピアノのための協奏曲、後半がウェーバーの歌劇「オイリアンテ」序曲とヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容でした。出演指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
今夜はサントリーで、鈴木優人N響のBプロ。ウェーベルン《パッサカリア》、シェーンベルクVn協(w/ファウスト)、バッハ(ウェーベルン編)《リチェルカータ》、シュベ5。ファウスト目当てで聴きに行くか迷った末、凄く聴きたいプロではないのでパス。チケットは無駄にするけど、サンクなので気にしない。『来週のN響Bプロ』来週のN響Bプロは、鈴木優人さんのウィーン・プロ。ウェーベルン《パッサカリア》、シェーンベルクVn協(w/ファウスト)、バッハ(ウェーベルン編)《リチェル…a
東京・春・音楽祭R・シュトラウス《エレクトラ》(演奏会形式/字幕付)を東京文化会館大ホールにて(21日)。指揮:セバスティアン・ヴァイグレエレクトラ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァクリテムネストラ(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子クリソテミス(ソプラノ):アリソン・オークスエギスト(テノール):シュテファン・リューガマーオレスト(バス):ルネ・パーペ第1の侍女(メゾ・ソプラノ):中島郁子第2の侍女(メゾ・ソプラノ):小泉詠子第3の侍女(メゾ・ソプラノ):清水華澄第4の
昨日のコンサートのレヴューが、毎日クラシックナビ「速リポ」に掲載されました。お読みいただけたらうれしいです。毎日クラシックナビ速リポ↓https://classicnavi.jp/newsflash/post-17492/
読売日本交響楽団第638回定期演奏会を、サントリーホールにて。指揮=ユライ・ヴァルチュハメゾ・ソプラノ=エリザベス・デション女声合唱=国立音楽大学児童合唱=東京少年少女合唱隊マーラー:交響曲第3番ニ短調スロヴァキア生まれの指揮者、ユライ・ヴァルチュハが2年ぶりに読響に客演。前回はマーラーの9番であった。https://ameblo.jp/takemitsu189/entry-12760813571.html前回の9番同様、今回の3番も非常に見通しがよく、全体のバラン
7月の読響定期は、ヴィンツォー指揮でコネソン、矢代Vc協、ブラ2。面白そうなプロですが、7/9は高崎でポペルカプラハ放送響の《わが祖国》。7月公演の振替えは、今日から受付け開始。振替え先の対象は、6~8月公演。読響チケットセンター(ぴあ)に電話して、7/14の日曜マチネーに振替え。定期と同じヴィンツォー指揮で、ドヴォ《謝肉祭》、モツFl&Hp協(w/デュフォー、景山)、ドヴォ8。今月と来月はドヴォを聴く機会が多い。6/7&6/8は大植日フィルで、大
東京・春・音楽祭R・シュトラウス《エレクトラ》(演奏会形式/字幕付)を東京文化会館大ホールにて(18日)。指揮:セバスティアン・ヴァイグレエレクトラ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァクリテムネストラ(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子クリソテミス(ソプラノ):アリソン・オークスエギスト(テノール):シュテファン・リューガマーオレスト(バス):ルネ・パーペ第1の侍女(メゾ・ソプラノ):中島郁子第2の侍女(メゾ・ソプラノ):小泉詠子第3の侍女(メゾ・ソプラノ):清水華澄第4の
読売日本交響楽団第639回定期演奏会を聴いてきました。第639回定期演奏会|コンサート|読売日本交響楽団読売日本交響楽団の公式サイト。公演プログラム、指揮者・楽団員リスト、マエストロからのメッセージ、会員募集、当日券情報などyomikyo.or.jp2024年6月14日(金)19時開演サントリーホール【指揮】セバスティアン・ヴァイグレSebastianWeigle【ピアノ】ダン・タイ・ソンDangThaiSonウェーベルン:夏風の中でモーツァルト:ピアノ協奏曲第1
読売日本交響楽団第267回土曜マチネーシリーズ東京芸術劇場コンサートホール指揮‥セバスティアン・ヴァイグレピアノ‥角野隼斗(Cateen)ピアノ‥フランチェスコ・トリスターノコンサート・マスター‥長原幸太🔸ワーグナー‥楽劇〈トリスタンとイゾルゲ〉から前奏曲と愛の死ステージにピアノを設置している間に角野氏とトリスターノ氏が出てきて👏👏👏これから弾く曲の解説をしました2018年に初演で🙄もちろん日本初演です👏👏🔸ブライ
「ワーグナーのエキスパート、揃い踏み!」という謳い文句のプロダクションは、キャストのみなさんが絶唱で、頑張って声を張り上げるので、金切り声、かつ、ピッチもあちこち怪しくて、ハラハラ・ドキドキ120%の公演でした。『タンホイザー』は、各幕約1時間の3幕物という、ワーグナーの作品の中ではコンパクトな作品なんですが、「最後まで声が持つか?」とか、「途中で空中分解しないか?」とか、ハラハラ・ドキドキ120%の公演でした。ドイツ・オペラ(ワーグナーに「オペラじゃなくて楽劇です!」と叱られそうw)を日