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表千家茶道教授資格授与式いよいよ当日。それまでのお話はこちら表千家授与式へ①表千家授与式へ②私たちは14時の回だったので、午前中は、楽美術館へ足を運びました。東京では、なかなか触れることのできない、楽茶碗の数々を拝見することができました。その後、実はいろいろありましたが、それは私とHさんだけの秘密にして(笑)‥集合時間の1時間前に家元近くに到着しました。時間潰しに、近隣のお道具屋さんに立ち寄りましたが、心ここにあらず、で、全然気持ちが落ち着きません。近くのケーキ屋さ
令和4年度支部研修茶会3月5日(日)に参加しましたもちろん初参加です同門会にはいり支部に所属するとこのような会に申し込むことができます場所は名古屋「八勝館」という高級料亭でした全く知りませんでしたが天皇陛下もお泊りになられたほど格が高いそうですそして2020年に国の重要文化財に指定されたそうです現地で先生と待ち合わせでしたので一人でこの立派な門の写真をとりキョロキョロしながら・・・お着物の方がいらっしゃるのでついていきました八勝館の
端午の頃のしつらえに槍の鞘建水と馬鈴蓋置の取り合わせがあります。蓋置を柄杓に通し、建水に掛けて運び出します。いつかしてみたいと思っていたのを、今年ようやく両方揃ったので先日の端午茶話会でお目に掛けました。槍の鞘建水やりのさやけんすい細長いので他の蓋置をいつものように仕組むと蓋置が取りにくい。手の大きな人ではまず無理。運び出す時は建水蓋置柄杓を鷲掴み、そういう様子も男子の節供らしいところかも。槍鞘建水槍鞘建水とも呼ばれます。鞘って槍の先の刃物のところの覆い
今年のお軸は「龍吟雲外松」「龍が鳴いているのかと思ったら、遠くの松の鳴る音だった」意味は「既成の概念を捨てて、修行に徹することで悟りを開き、超俗の境地に至る」だそうな…私はこれね、反対だと思うの。「松の音だと思って外を見たら雲の中の龍の声だった!!」てね。既成概念にとらわれてる人に、既成概念を捨てて、と説いているから、もともと既成概念の常識から逸脱しない人への言葉でしょう。既成概念にとらわれてる人は、外で音がしたからって龍の声とは思わないんちゃうかなーって。だから、「松の音だ
三の丸のお稽古の時道具や歴史などに関する知識があるかどうかを尋ねられましたその中で「薄茶器にはどのようなものがありますか?」と言う問がありました棗は大・中・小平棗中次雪吹茶通(この日はこの薄茶器でした・「さつう」と読みます)こんな形蓋の部分が真ん中よりも上になります中次はちょうど真ん中まで蓋がきます金輪寺老松他にも他流で習っていたときに覚えた薄茶器河太郎棗帽子棗鷲棗鮟鱇甲赤尻張棗碁笥棗長棗薬器白粉解(
表千家茶道教授の申請をすませ、一生に一度の授与式に出席するために、京都へ来ています。短期講習会がご縁で巡り会えた友人Hさんとご一緒で、それはそれは心強いです。Hさんは、茶道の師でもあったお母様の訪問着をご用意されています。急逝されたお母様が、今回の授与式の参加を後押しして「お茶をやろう」という覚悟を決めさせてくれたのだそうです。お茶をやっていくお仲間が身近にいてくれることは、私も本当に本当に心強く、出会いに感謝です。Hさんが予約してくださった、京都ブライトンホテルが素晴らしくて、なぜ
表千家授与式参加のために今回泊まった京都ブライトンホテル。表千家授与式へ①ここは、とても気持ちのよいホテルです。自然光が明るく入り、ドキドキするような高さもありません。華美な装飾がなく資源を無駄にするような過剰なサービスもなく必要なサービスを気持ちよく提供してくださいます。居心地が悪くなるほど大袈裟な感じがなく「いってらっしゃいませ」「おかえりなさいませ」と、まるで何年もここに通っているかのような自然な挨拶。着物のための衣紋掛けも、すぐにご用意くださいました。お部屋の
今日のお稽古。表千家七事式の一つ、風炉での且座(さざ)のお稽古です。且座は5人でするお茶の遊びです。亭主(東)、半東、正客、次客、三客の5人で行います。亭主(東)は濃茶を点て、半東は薄茶を、正客はお花を活けて、次客はお炭、3客はお香をたきます。お茶もお花もお香も楽しむ遊びです。遊びなんですが…お茶に熟知した者が、、、行えば遊び、、、、
先日の初釜にいらしてくださった方から後礼が届きました。後礼と言うのは茶事へのお礼状のことです。茶事にお招きする際亭主はお客様に巻紙でご案内状を差し上げます。お客様はご案内を受けて必ず参上する旨を巻紙にて返信します。正式には前日にお宅にお伺いして御挨拶するのですが、現在は返信のお手紙を前礼とすることが多くなりました。かくいう私も子どもが生まれる前は主客共に毎月のように機会があったので常に巻紙に想いをしたためて暮らしていた頃も。昨年から茶事を再開し久しぶりにお客様から
酷暑が続きます花屋さんで茶花を見繕うのも楽しいものですがお庭やあるいはベランダで鉢植えでもあれば助かる植物をいくつか載せておきますどれも初心者さん向きタカノハススキ葉は風炉の季節の初めから穂が出ればお月見のころに使える丈夫で病気もほとんどなく毎年倍々に増えてくれます(山野草)ススキ(薄)タカノハススキ(鷹の羽薄)2.5~3号(1ポット)楽天市場870円${EVENT_LABEL_01_TEXT}ヒメタカノハススキ小型のススキで鉢植えでも元気に育
紅雲庵あかね塾のお稽古ご希望の方には立礼卓(りゅうれいじょく)での点前をお伝えしています。流儀の決まりの立礼卓ではなく、市販の既製品で余計な装飾なし、シンプルモダンなもので稽古場にいつも備えてあります。表千家と裏千家の立礼卓はこの記事の一番最後にご紹介しています。正座でのお稽古前にこちらで帛紗捌きや柄杓の扱いなどを覚えていただくと正座のお稽古への移行がスムーズですね。また正座が出来ない膝が痛いなどの方やおうちのテーブルでお茶を点てたいという方もこちらでお稽古です。