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歌舞伎座、一月の公演、松本幸四郎先が安倍晴明を演じる「陰陽師」(夢枕獏原作)がありますが。二幕あって、前編はもっぱら、藤原秀郷が大百足を退治する話、らしい。藤原秀郷は「俵藤太」として知られる人物で、藤原北家魚名流です。近江の瀬田で百足を退治し、関東に下って平将門の討伐で功績を挙げた、関東武士にとっては英雄です。なので東国の武士の半分は「我が家は藤原秀郷の子孫である」と称していると言っても、言いすぎではありません。私の家も、どうやらそのなかの端くれです。もとは北関東某所(東武沿線)で
俳優の露口茂さんが亡くなられたとのこと。引退されてるという噂もあったのでどうされたかと思ってました。昭和40年生まれのおっさんとしては、何と言っても「太陽にほえろ!」の山村刑事です。ですがあえて思い出すのは、大河ドラマ「風と雲と虹と(1976年)」の藤原秀郷役。私の大好きな大河ドラマベスト3に入る名作です。主役は平将門(加藤剛さん)なのですが、露口さん演じる藤原秀郷は、関東での独立王国を築こうとする将門を追討する役。最終回では秀郷自身の弓矢で、将門を討ち取ります。あっ!当時小学生
(前回からの続き)磯山弁財天・涌釜神社・出流原弁天池をあとにして、一瓶塚稲荷神社へ。一瓶塚稲荷神社は、名前だけは以前から知っていたものの、正直に告白すれば、所在地すら気にかけていないありさまでした。この度、佐野市に目を向けたのは、藤原秀郷公の本拠地であるからで、神社の由緒などに目を通すだけでも将門研究に資するところがあるのでは、という目論見があったからでした。今回の神社めぐりは、門田稲荷神社へのお礼参りが主目的でしたが、足利市へ行くためには佐野市を通過します。ならば、帰路、佐野市を探索す