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SI基本単位とゴッチャになりやすいのがSI組立単位ですよね。基本単位は基本というように、その単位が単独でしか意味を持たないのに対して、組立単位は組立というように、その単位は基本単位の組立により出来た単位です。SI組立単位の問題を解くにあたって分かって欲しいのは、最終形を覚えるのではなく、途中形を理解することです。①は高校物理でN=m(質量)×g(重力加速度)と習ったと思います。まさに、それです。ここでいうkgが質量で、m/s2が加速度です。②は1m2あたり、力(N)
よくネットの記事やSNSなどでは、現役生が最も合格しやすく、浪人するごとに合格から遠ざかっていくと言われています。ある記事だと計算式まで記載があり、多浪するとほんの数%しか合格しないとありました。私自身、これは半分事実で、半分嘘だと思います。確かに現役生のほうが合格しやすいのは、厚労省が公表している合格率が語っています。しかも、私が受けた薬ゼミ統一Ⅲ模試(251)の薬ゼミ生の平均と全国平均の差は数点しかありませんでした。もしかしたらカルテの配布時期で変動があったかも
薬学部の実務実習(病院と薬局実習)において難しいのが、どういう立ち位置と考え方で取り組めばいいのか、という点であると思います。これは、実習生と指導薬剤師の双方において難しい点であると思います。まず、考える必要があるのが、実務実習にはどういうお金が関わっているのかという点。これについては、実習生が、実習先に対して、27万5000円を支払っています。つまり、薬局に対して27万5000円。病院に対して27万5000円です。実習の期間はそれぞれ11週間であり、
日本最難関の資格として言われている「司法試験」では、合格者の平均勉強時間はトータルで、5000~8000時間必要であると考えられていますが、果たして、薬剤師国家試験の合格には何時間の勉強が必要なのか?そもそも、薬剤師国家試験の受験資格として、6年間の薬学部の過程をクリアして卒業する事としていますので、この6年間の勉強まで加えると、1万時間を余裕で超えてしまうと思いますので、今回は、薬学部での6年間の勉強は排除して、純粋に国家試験対策のための勉強時間と
執筆者は、働きながら受験をしたこともあるし、予備校に通って受験もしました。結論から書きますと予備校を利用することを強くおススメします。私の話ですが、106回不合格の後、金銭面から予備校代を払うことができず、働きながら国家試験を受験する選択肢を選びました。なので、ネットサーフィンやSNSで『働きながら薬剤師国家試験合格』や『宅浪でも合格』、『●か月で国家試験合格』などの記事やブログを読み漁っていました。その後は執筆者のプロフィール通りです。私の経験から、予備校を利用すること
皆さま、長らくの国試勉強お疲れ様でございました。先ほど第109回薬剤師国家試験の合格発表が終わりまして、ボーダーが210点と思ったよりも低く、悪問も3問ありましたので、自己採点の結果で合格は難しいかなと思われていた方々も合格されて本当に良かったです。マーク式で採点はすぐに終わるはずなのですが、国試実施日から合格発表まで毎年焦らしてくるのが薬剤師国家試験でありますが、ボーダーも低めに出して頂けて良かったです。6年間の薬学部時代の色々な苦労や、国試浪人された方は浪人期間の勉強の日々が今日に報
第107回薬剤師国家試験が終了して、ちょうど1週間ほど経ちましたが、皆様、いかがお過ごしでございますでしょうか。107回国家試験の合格発表は、2022年3月24日(木)午後2時厚生労働省のホームページに受験番号が掲載される。との事で、まだ後1カ月ほどあります。惜しくも不合格になってしまった場合は、やっぱりできるだけ早めに動き始めた方がいいです。まず現状の把握をして、自分には何が足りなかったのか、どうすれば、合格の目途が立つのか、どのくらいまでに合格
今回は高校生の方向けに、自分が高校生の時にこういう記事があったらよかったな。と思う記事を書いていこうと思います。高校生の時に未来の大きな、重要な進路を決めるというのは、正直かなり無理があると思っていて、そして、ネットで調べたりしても、ロクな情報が載っていないですので、結局なんとなくで進路を選んでしまいがちになってしまうと思いますが、そんな中で、他のサイトなどには載っていない情報を、より具体的に将来のイメージをしやすいようにここに書いていきたいと思います。私
薬剤師国家試験は基本的に難しい試験です。薬剤師業務以上の内容が問われる試験です。なので、何年も受験しても合格できない人も出てくるかと思います。その場合の選択肢としては1:引き続き次年度も国試浪人生として受験を続ける2:他の仕事には就くものの勉強は続けて、次年度の国試を受験する3:薬剤師は諦めて他の仕事に就く4:看護師など他の医療系資格の取得を目指すこのようなパターンがあるかと思います。私はどの選択も間違えではないと思っているのですが、た
先ほどの記事の続きで、これは現代の薬科大学、薬学部の問題点であると思うのですが、真面目な人ほど、国家試験に落ちやすい仕組みになっていると思います。その要因としては、「昔の薬剤師国家試験は容易であった」という事にあります。現在、大学の薬学部で講師や教授をしているほとんどは、40歳を超えている方々です。つまり、20年ほど前の、まだ国家試験が簡単であった。この国家試験に合格をした方々です。その当時の国家試験は、「1カ月ほどの勉強で過去問を完璧にしていれ
薬剤師の既卒の合格率は105回42.67%104回43.07%103回47%102回50.83%102回67.92%101回53.12%と年々にして落ちていき、今は50%もないようになっていますが、こんな確率は全く気にする必要はないと私は思っています。完全に自分次第で、合格率は85%以上、現役生よりも高い確率で合格できると思っています。なぜ一度落ちただけで、合格率が85%から一気にその半分近く、42%まで急激に落ちるのかという
ここからは、私が薬ゼミに通ってときの勉強法を執筆します。これから薬学ゼミナールを利用する受験生は、参考にしてみてください。ただ、大前提、薬ゼミならアドバイザーに従ってください。薬ゼミでは様々な勉強ツールがあります。青本青問白問振り返りプリント確認テスト週間テスト月間テスト中間テスト模試まとめ講座演習講座総復習講座夏休みの宿題冬休みの宿題直前講座ヤマかけ書き出して分かりますが、盛りだくさんです。ここから分かる通り、予備校が敷いたレールをズ
ここからは薬学ゼミナールに通っていた時の勉強方法を紹介します。大前提、薬ゼミ生はアドバイザーに従ってください。あくまで、一例として参考程度で読んで頂けると嬉しいです。私が薬ゼミに通っていた時のスケジュールについて大まかに書きます。(2022年多少のズレあり)5月~8月青本講座:青本を使用して知識の習得9月~11月演習講座:青問を使用した演習形式の講義12月~1月総復習講座:ヤマ範囲と頻出範囲の演習形式の講義2月直前講座・ヤマかけまた、大きなテストに
薬剤師の就職先の選択の一つとして、薬剤師国家試験対策の予備校講師というのが一つとしてありますが、実際どうなのでしょうか。メリットデメリット、年収や給料について書こうと思います。まず、薬剤師国家試験予備校の講師の年収について、各予備校で比べてみた所。REC月31万円薬ゼミ月32万円年収400万円週40時間メディセレ月30万円こうなりました。だいたいどの予備校も同じくらいの給料ですね。入ってすぐに講師になれるというわけではなく、半年く
今の私立の薬学部の大学受験の偏差値は、53~55くらいがちょうど真ん中の辺りです。そして、薬剤師国家試験に合格するために必要な偏差値は、だいたい60前後であると言われています。つまり、入学から卒業までに偏差値をだいたい5~7くらい上げれば、国家試験に合格できるという事になります。薬剤師国家試験の偏差値を明確に測るのは難しいですが、私立薬学部の大学受験の難易度よりかは、薬剤師国家試験の難易度の方が明らかに難しいと思いますので、「薬剤師国家試験の合格
薬剤師国家試験に真の合格率があるように、薬ゼミにも隠れた真の合格率というものがあります。薬ゼミは、毎年既卒の合格率について「既卒合格者の何%が薬ゼミ生」という書き方をします。一見すると、「既卒の合格率が72%である」と錯覚してしまう人もいるかもしれませんが、これは、既卒で合格した人のうち、薬ゼミ生が72%いました。と言っているだけで、真の合格率ではないです。では、なぜこんな紛らわしい書き方をするかと言いますと、本当の合格率を書いて
春でございますね。107回の薬剤師国家試験で合格された方は、薬剤師として働き始めている人が大半であるかと思いますが、正確に言うと、まだ薬剤師ではなくて、薬剤師名簿に登録される必要があります。薬剤師名簿に登録がされて、「登録済証明書用はがき」というものが届いて、そこからやっと、薬剤師としての業務を開始する事が出来ます。肝心の、その「登録済証明書用はがき」がいつ届くかですが、早い人で5月の第一週。遅くても5月の第3週くらいまでには、例年届いています。
薬剤師国家試験の参考書や問題集は沢山の種類が出ていて、有名ところですと、虹色本・メディセレ本・青本の3つになると思います。最近はネットで学習をするREC予備校などもあります。その中で私が使っていた参考書は、青本の要点集9冊と青本の領域別問題集9冊です。青本の分厚い参考書は一切使いませんでした。なぜかというと、青本の分厚い参考書は読む気がしなかったというのと。本格的に勉強をはじめたのが、12月25日からだったので単純に時間が無いと思ったからです。早いうちから勉
今回の薬剤師国家試験で落ちてしまった方は、これから1年間の勉強に入っていっておりますが、試験勉強において、もっとも重要なのが、自分の現状位置を常に把握する事です。自分の現状の位置、どういう状況に自分はいるのかという事。これをまず正確に把握して、その上で、どういう対策をする必要があるのかを考えないといけないです。薬剤師国家試験の合格率でいうと、薬ゼミの友人からのデータによると、薬学部卒延生、国試浪人1年目:40~45%国試浪人2年目:30%~
日本で薬剤師として働いている人が、アメリカなどの海外への転職を考える人がごく稀におります。今回はそれが可能なのかについて、私の思う事について。まず、アメリカで薬剤師として働こうとする場合、日本での薬剤師免許を持っていれば、必ずしも再度、米国の薬科大学に入学しなおす必要はないようです。通過試験のようなものを受けたのちに、アメリカで一定期間の実務実習を病院または薬局で受けたのちに、米国の薬剤師国家試験に合格をすれば、アメリカで薬剤師として働く事は可能
永遠の課題とされている、医療系学部の進路選択について。これは正直、正解はないと思い、どこが一番いいのかは人それぞれであると思います。ネット上にも色々な事が書かれていますが、ここで私の考えを書きたいと思います。なぜか私の友達に歯医者さんが非常に多いですので、主に、薬学部・歯学部の事を中心に。そして、他の医療系学部も比較をしていきたいと思います。医療系学部としては、薬学部・獣医学部・歯学部・看護学部が、主にあると思いますので、この4学部について書こうと思いま