舞踊

最近、やっぱり舞踊ってきれいだなと思っている。無駄のないシンプルな美しさが没頭感のある世界を作りだす。古典に限らず歴史や研究によって作られてきた型。型とは、効率的に見易さをつくれる形や、流れのことだと思っています。観ている人にとっての心地よさをつくる・無駄のない身体の使い方・リズム・起承転結のある流れ・立体的な空間のひろがり・振付・礼儀などその心地よさをスムーズに作る手段が型なのだと思っている。ここ数年の私は中身（身体感覚、表現力）が一番大事

歌舞伎座千穐楽の翌日、27日に戦後80年を迎えた今年に「前橋歌舞伎舞踊公演」が昌賢学園まえばしホール（前橋市民文化会館）で開催され、「橋弁慶」を染五郎の牛若丸、僕の武蔵坊弁慶で勤めました振付は祖父の代より高麗屋を支えてくださっている松本錦吾さんにしていただきました80年前、昭和20年に曽祖父・七代目幸四郎が「戦災前橋復興舞踊大会」で「橋弁慶」を勤めましたご縁で、80年ぶりの上演を私親子で勤められることは、曽祖父の前橋への強い想いと、前橋の皆様が高麗屋家とのご縁を大事に思ってくださ