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世の中、芸能界(宝塚を含め)、歌舞伎、ジャニーズなど犯罪が溢れていますが、ちょっと年配の関西人なら祖父母世代から聞かされていと思う言葉。芸を人様に見せて生計を立てる芸人は食い詰め者と云われていました。要するに、人並みの働き場、農林水産業、商業、工業で食べていけない人が就く仕事が芸人、芸能人といわれていました。そうしたちょっと差別的な感じでみられたいた時代が過去にあったのです。巫女崩れが白拍子に。農民が流浪して猿楽師、田楽師となり、そこから能狂言,。女歌舞伎が男歌舞伎。これら伝統芸能は、た
ずっと読んでいる私のお能のバイブル、成田美名子「花よりも花の如く」、22巻が出ました。花よりも花の如く22(花とゆめコミックス)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}ネタバレ含む感想です。いよいよ道成寺の披きが近づいてきた憲人。帯にある「すれ違いと別れ」ですが、「別れ」は隆生先生の別れ。隆生先生、好きでしたので(もちろん、泰一先生も好きですし、高則じいさまも好き、ご年配の方々が皆しぶく、素敵です)、今回のお別れ、退場は寂しい。最後に、憲人
相変わらず外出が憚られる昨今ですが、能面教室の説明会と体験会を実施しました。会場は東京都武蔵野市。地元羽村市よりは都心から便利が良い立地の個人宅一階。元画家さんのアトリエなので天井が高く、採光も良し。仮面をモチーフにした油絵が掲げられています。男性1人お休みの女性4名がご参加。皆様椅子に座って頂き、プリントをお配りして先ずは簡単な説明から。他には上の画像のような制作工程の見本をお見せしながら、実物を手に取りつつ段階ごとの作業内容や要点など交えつつお話ししました。途中積極的にご質問
ほぼ完成の増女。時間があるので間をあけてもう少し手を入れるかもしれません。肌全体は刷毛目を抑えて研ぎ出し、髪の墨色も黒々と。唇の朱は赤口朱でしっかり入れ、頬や眼窩に淡い紅の暈し。油で研いで光沢を出します。手にとって本面を拝見したときの印象を落とし込もうとしますが…裏は前回にも書いた墨塗りの擦漆、マコモで光沢を抑えたものです。十六。完成までまだ遠いので簡単な撮影にて。【古色液作り】敬愛する会津在住の仏師で天台僧の新井田慈英さんから数年前に頂いた”煤”。解体される古い民家の囲