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「ガン」というと、皆さんは「肺がん」とか「胃がん」「大腸がん」などを思い浮かべるのではないでしょうか?「耳下腺ガン」というのは聞きなれない単語かもしれません。それもそのはずで、発症率は良性の耳下腺腫瘍も含めると10万人に2~3人と言われ、その内の悪性である確率は10%程度らしいです。つまり、100万人に数人ですから、日本の人口(1億2千万人)で計算しても500人もいない計算になります実際、Webでいろいろな病院の治療記録を見ても年に数人から数十人レベルで、いろいろな先生に聞いても
ICUを無事卒業し、一般病棟かと思いきや経過観察となり看護師さん達の横にある個室に。一日中ナースコールは鳴るし、バタバタしてるけど個室とあって音楽聞いてみたり(片耳で)、写真撮影していたりと、だいぶ自由な時間が増えた。同時に食事もペーストだが自力で食べられる様に。悲しいかな、緑色や白のペーストばかりで食欲すら湧かない色だが、点滴よりはマシ。トイレはまだ自分で行けないから、相変わらずの管がついている。早く取れないかなぁ、、尿道管嫌い。膀胱炎になりやすいし、何より不自由。私は
タイトル通り、肺と、海綿静脈洞に転移した私の癌ですが、もう完治は難しいらしく今は抗がん剤治療で癌と共存していくとなりました私の癌は、腺様嚢胞癌と言われ比較的進行がゆっくりのようですが、私の場合早い気がする。当時腺様嚢胞癌ではなく、唾液腺誘導癌と言われていましたが、後から腺様嚢胞癌と診断されましたこの癌が海綿静脈洞と共に肺に転移し海綿静脈洞は放射線で。肺は抗がん剤でと治療が始まりました。1クール目にアナフィラキシーを起こし予定していた抗がん剤が打てない事態にはなりまし
こんにちは、たっくんです長〜らくご無沙汰していました。はい、元気ですよ耳下腺ガンとしては平和な日々だったんですが、仕事がモーレツに忙しくなり、ブログを書くモチベがありませんでしたで、耳下腺ガンの方は、と言いますと、経過は順調で、・再発なし・肺への転移なしがずっと続いており「もう告知から5年だし、年1回のCT検査のみでいいかもね」という状態です。ブログネタ的には面白くないんですが、ほぼ寛解ということで、人生ネタ的にはめでたしめでたしですね最近の変化で言いますと、・仕事
こんにちはたっくんです闘病ブログなのに、闘病記事が少ないたっくんですまあ、それだけ健康体に近いってことでポジティブにとらえましょう因みに耳下腺癌は寛解までが結構長いらしく、10年とか15年とかの経過観察期間があるので、気をながーくして構えますさてさて、先日久しぶりに病院へ行ってきました。理由は採血またまたMRI検査をやるので、それの事前確認です。血液検査を行うのは造影剤を使う場合のみで、造影剤を使わないCT検査の場合は不要ですチャチャっと血を抜くだけ、なのですが、以前その採血を忘れ
最近、胸水の溜まるスピードが早く、24時間、息苦しい気がしてます。何か息苦しくてゼェゼェ言って、咳が止まらないのって凄く病人っぽくて嫌だな、と思います。身体もガリガリだし、腰のあたりがやけに痛いし、相変わらず顔面神経麻痺だし(*_*)2年前まで週末は飲み会(という名の合コン)三昧だったのにな(*_*)仕事も超順調だったのにな(*_*)末期症状に一歩ずつ着実に近づいてきてる気がして、とにかく怖いです(ToT)といっても今はまだ休みながら自宅で仕事が出来たり、散歩も少しなら出来たりって
しばらくぶりのブログになりリアルで色々あって、入院中の為ブログがあまり書けなくてごめんなさい🙏片目が潰れた原因が、、、海綿静脈洞と言われる部分の癌と肺がんになってしまいました。海綿静脈洞とはこんな場所👇頭蓋に入ってすぐ、眼の真後ろのあたりの頭蓋骨内に内頸動脈を囲むように存在する、海綿状の静脈機能を持った部位。腫瘍が発生するとこれらの神経が障害され,物が二重に見える、目の奥の痛みなどの症状が現れます。※Googleより抜粋しました。赤い丸⭕️がかいてある場所が海綿静脈洞となり
旅行から帰宅し楽しい思い出もまだ記憶に新しいのに、もう放射線治療開始。まぁ、治療が始まれば旅行も行けなくなるって事で企画してくれたんだけど、、、。私の場合、通院で35回耳下腺部分とリンパ節部分に放射線をあてる。副作用とかの説明を看護師さんから聞いて、シェルと呼ばれる剣道のお面のようなものを作るとかで、まずは型を取りたいと放射線治療の部屋に。横になって、上半身裸。以前印をつけた部分に照射部分に合わせていく👇こんな❌印が両腕と胸、そしてウエストより少し上に両方つけられているので、それに
CTもMRIも変わらないんだけど、撮影方法が違う。体の断面を撮影した複数枚の写真をコンピュータで処理して、希望の部位の画像を出力したものがCT検査です。体の細胞に含まれる水素原子を、磁力と電波によって影響を与えて画像化したものがMRI検査です。(ウィキ様)って感じ。なんて難しい。つまり、輪切りか立体かって感じに覚えて欲しい。立体だから、どの様に手術したらいいかどんな部位に癌があるか、どんな形かが分かる。ただね、、このMRI時間がかかる上にうるさい。ガタンガタン何とも言えない
事の発端は耳の下に吹き出物が出来たことでした。いつもと同じく、つぶれて若干腫れたのですが、それがいくら経ってもしこりとして残りました。これが2016年の夏ごろだったと思います1年経って、2017年5月。気になって、地元のお医者さんを受診しましたが、「痛みがなければ、そのままで大丈夫だよ。切開となったら、うちでは出来ないから、大きな病院へ行く必要があるし」ということもあり、仕事が忙しくなり始めたのもあり、そのまま放置しちゃいました。フツーに考えて、痛くもないデキモノだっ
都内にある大きな病院耳鼻科専門の為、ここなら何か分かるはず痛みが消えてくれたらと願いながら診察を待つ数分後呼ばれて診察室へ患部を診せる痛みが激しい事を告げると内視鏡で鼻の穴からスコープを入れ内部から見てみるとの事え、、鼻から突っ込む💦初めての経験しかも麻酔無し‼️マジか、、左の鼻の穴からスコープが少しずつ入っていく涙目もう必死痛みが鼻からなのか耳下が痛いのかすら分からないくらいに痛い‼️暫くすると喉に到達先生が写真を撮影していく声帯、気管の入り口、胃の入り口
やはり自分の直感を信じてGAに行こうと思う。でも、GAは疑いだけで入れてくれる病院なのだろうか。手元には、TJIの紹介状とCT、MRIのCDRのみ。その他はK病院で診ていただいた資料しかない。疑いで入れる病院ではないよな、、やっぱり紹介状が無いと厳しそうだよな。今更TJIを蹴っていいのだろうかGAで細胞診は即やっていただけるのだろうか受け入れてくれるのだろうか夫婦2人で散々悩んだ。でも、やはり命を預けるなら自分の信念貫きたいそう思い、最初に受診したクリニックに向かう無理は
(10/22の投稿の続き)頭頸部外科の診察で放射線の追加治療が決まったのでその日のうちに放射線科の先生から説明を受けます。外科手術もそうですが放射線治療も永年にわたり後遺症が残ります。大事な治療です。治療計画を立てて下さる放射線科の先生も主治医と同じくらい重要な関係となります。診察に呼ばれドアを開けるとわかーいひょろりと背の高い先生。(若い。大丈夫か…)と、一瞬たじろぎましたがふと足元を見ると家族が勤めているシューズメーカーの靴を履いてくれている。(先生
唾液腺導管癌5年生存率40%悪性度もっとも悪い唾液腺癌の診断までに何度もいじられる理由良性がとても多く細胞診と病理検査での正誤率からも簡単に悪性と言い切れないのが唾液腺癌しかも悪性と細胞診で診断ついても組織型まで確定しないことが多いのが唾液腺癌10万人に一人の耳下腺癌の中で10%程度しかない癌大学病院やガンセンターでも年に数例各施設からの論文でも10年間7例なども普通唾液腺導管癌は被膜が崩壊して局所浸潤をしていく癌簡単にいうと顎の中にゆで卵があって卵の黄身が唾液腺癌
初めて書きます。2021年4月22日の朝、左耳とその下のリンパ部分が痛くなり、近所の耳鼻科に行きました。抗生物質と頓服をもらい、翌日、血液検査と超音波検査、「ん~なるほど」とうなる先生は「耳下腺腫瘍だね。小さいものだと思う。精密検査したほうがいいから、予約とっておくね」と近いけれど、大きな病院を予約してくれました。50代を過ぎると、周囲には乳がん、子宮がん、甲状腺がん、肝臓がん。。。闘病の先輩がたくさん。自分にも、とうとう腫瘍系が回ってきたのだなぁ。悪性の場合、顔面
こんにちは!たっくんです前回の記事で、耳下腺腫瘍がどのようなものであるか、お話させて頂きました。では、実際の診察・治療はどのように行っていくのでしょうか?僕の経験を元に素人なりにお話させていただきたいと思います。1)エコー・CT・MRIまずはこれらを使用して、腫瘍の状態を調べていきます。いずれも非破壊なので、痛くもないですし、不安なく受ける事が出来ました2)穿刺吸引細胞診腫瘍に注射針のようなものを刺し、組織を採って調べる方法です。これである程度の良性・悪性は判別可能
暫くずっとブログ更新せず申し訳ないです💦リアルの今は抗がん剤治療に入っています。そのために、ずっとブログ更新できませんでした。吐き気と気持ち悪さと、アナフィラキシーを起こし大変な騒ぎになってしまったからなんです。ごめんなさい🙏やっと今落ち着いて自宅に戻れたのでブログを描いています。前回の続きとしては、、、海綿静脈洞の放射線追加が決まり、21回おかわりになりましたしかも即入院片目しか見れなくなった私は通う事が不可となり放射線の為に約2ヶ月入院決定。今までは首元に放射線を
早いもので、いい季節です。秋です、食欲の秋🍂私が癌を患ったあの2月からもう10月とか、、今年も2ヶ月もないじゃん。なんだか今年は卯年ならぬハネて終わりそうな予感🐰顔も変えて片目も潰れ、杖がないと歩けないもしくは車椅子。こんな自分を想像出来なかった。これから訪問看護の方々が往診に来る。病院からの地域医療で紹介されたクリニックビックリしたのが、そのクリニックがかかりつけだった事。だから安心してお願い出来る。でも、、介護や地域医療の方々のお世話になるなんて考えても見なかっ
MRIの診断までひたすら待つそれは砂時計をひっくり返し砂を集めて瓶に詰めていく様なそんな時間でした。それまで何をする訳もなく、ただひたすら待つ痛みと闘いながら待つしかない。待つ事2日とそして検査結果。結果は癌しかもステージ3リンパまで達した癌ドラマの様な真っ暗にとかそんな感じではなく、とにかく戦わなきゃとそんなふうに感じた。
左大腿部から肉を削ぎ、右側の耳下腺部分に移植した私の大切な皮弁ちゃん。2時間おき→4時間おき→チェック無しになりましたやっと肉として機能してくれた。もう何ヶ所穴を開けたか分からないくらいにサボテン🌵化した私の皮弁ですが、無事ついてくれました。これがつかないと、再手術だったから怖かった。しかも再手術のパーセンテージが1%の方にもれなく再手術ってめちゃくちゃ怖い。だから本当に良かった、、。看護師さん達も毎日毎晩深夜でも見回りに来てくれて繋げてくれた大切な皮弁ちゃんです。これで夜中
福島に戻って来てから、ホテルに一泊し爆睡。2人とも疲れていたからか、速攻で寝た次の日、叔母と待ち合わせし合流して、お蕎麦を食べに行こうってなり、いつも福島に来ると行くお蕎麦屋さんに💕ここ本当に美味しい!が、店が小さいので待たされる。お昼時に入ってしまったので、店の外で待機。ようやく呼ばれて中に、、ざる蕎麦を頼んだが、絶品‼️蕎麦の締め具合が抜群で、香りも抜群。このざる蕎麦と、別に舞茸の天ぷらも頼みましたが、これまた最高!サクッと噛めばフワッと舞茸の香りが口いっぱいに広がり幸せな気分
こんなタイトル恐怖心を植え付けたらごめんなさい🙏でも、これが本音めちゃくちゃ怖かった。生検室の横にある小部屋に通され横になって待っていたら、、目の前に大きな注射💉そして長いカテーテルの様なチューブ何!?何かされる!→細胞診なんだけど。めちゃくちゃ怖い!それだけしかなくて逃げ出したかったがやるしか無い。☜どんな針🪡か気になる方は画像検索ください。(技師さん)はじめますねちょっとチクッとしますよ〜💉まずは耳下腺部分に針が刺さる(私)ん?痛く、、ない?あれ?耳
それは突然起こった。手術前に聞かされていた事せん妄になる方もいて、ひどい場合は、手足を縛りますがご理解ください。って言われていた事が、自分に起こった。手足を縛る程では無かったが、少し寝て目を覚ますと、自分が何故ベッドの上に居るのか何故多数の管があるのか、そして動けないのかそれが理解できずパニックになる。しかも夢の中の自分は普通の生活で、普通の顔つまり顔面麻痺になってもいない。右側の皮弁なんてないし、普通に歩けてるし。頭が現状を把握するまで理解できずパニックになる事が暫く続
どんどん痛みは酷くなる。しかもピンポン玉程に膨れ上がる腫瘍。何か顎周辺から生まれてくるのか?ってくらいに張って痛みを伴う。調べたら腫瘍で痛みを伴うのは悪性の可能性大。癌である事は間違いない様だが、細胞診をやらないと最終判断にはならない。そう思いながらも、その日を待ち続けていた。でも、私の中で何かスッキリしないI先生がいるTJI病院を調べれば調べる程耳下腺癌の悪性についての手術歴が少ない。しかも数日前に看護師のストライキがあった場所。こんな病院で大丈夫なのだろうか。そしてI
いつもは過去のことを書いてますが今日は昨日(2018/11/1)聞いてきたCT検査の結果を。手術から約5か月後の10/25に手術後初の造影CTを胸部〜頭頸部で撮りました。どこかにしこりがあったわけでもないのに再発してたらどうしようきっと再発したら2年くらいで死んでしまうというか、局所再発だったら再手術でQOLも大きく損なわれてしまう…やっと普通の生活になってきたところでそれはへこむ…と、かなりブルーでしたがネットでO医大病院のデータを見ていて「疾患特異的5年生存率(耳下
私の目に飛び込んできた文字この文字が目に写った時には一瞬、何も聞こえなかったのかもしれない私は音のない世界でこの文字を見た気がします病名:耳下腺癌第1に唾液腺導管癌を疑うステージ:Ⅳ正直、これだけでかなりのインパクトでしたそして、確定診断は、摘出による病理診断となります耳下腺、顎下腺、舌下腺のあたりが図解してあり転移しているリンパ節に数か所赤い印が・・・【手術をする】メリット:腫瘍の摘除ができ、病理診断がつけられるデメリット:手術による体へ
食べたかった物の中で、どうしてもかぶりつきたいおにぎり🍙あの有名店のぼんごです。ずっとぼんごさんのファンで、旦那と結婚してから何かと食べてきました。私はシャケマヨ卵黄トッピングしか食べない何故なら、それが一番だから‼️大好きなものは、何個でも口に入るのですまだぼんごで食べた事がない方損してます。本当に本当に美味しい‼️ふっくらとした米の中にシャケマヨそしてとろける卵黄トッピングまさに宝石箱や〜かぶりつけるのも、きっとこれが最後。命と引き換えに私は顔面麻痺を選んだ
とうとうこの日が来ました。退院の日3週間この病院にいましたが、やっと自分が退院を迎えられました病室の大部屋で、何人もの方々を先に退院しさよならを言って寂しかったのですが、ついに自分も退院となりました。ロッカーの中身や冷蔵庫の中身を確認し空にしてから鞄を持っていざサラバ‼️です。まだ皮弁が痛々しいのですが、大丈夫看護師さん達にありがとうを告げて、お礼の品を渡して、事務員さんと看護副婦長と一緒にエレベーターホールでご挨拶。本当にお世話になりました。てか、最後の最後まで看護副婦長だって
2018年7月、大学病院の形成外科を受診しました。初診で触診されましたが、よく分からず、その場でエコー検査もされましたが、原因が分からず「映像では白っぽくて、血管が見えないので腫れではないようですね。ただ詳細な検査が必要なので、MRIを撮りましょう」ということになりました。MRIは別日に検査でしたが、会社の近くにある病院なので、退社後の時間で予約。終業後、ダッシュで向かいました受付を済ませて、検査着に着替えて順番を待ちます。検査室からはガッチャコンガッチャコンというベースのよ
術前というものは酷な時間1つ1つの説明を受け自分の今の状況を理解し身もこころも手術を受ける準備を重ねていく次の科でもまた新たな説明を受けました医師によって、科によってことばの選び方が微妙に異なり、ショックの受け方もまた異なります【病名と現在の症状】病名:耳下腺癌実施予定日:2022年●月●日手術術式:顔面神経麻痺に対する静的再建術、神経移植術※こちらは吻合可能であった場合のみ↑ここに赤い波線が引いてありました口頭でも、かなり強めに「残念ながら、非常に