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藤社神社(ふじこそじんじゃ)丹後国丹波郡京都府京丹後市峰山町鱒留540(一の鳥居少し手前にギリギリ停め置きできそうなスペースあり)■延喜式神名帳比沼麻奈爲神社の論社■祭神保食神豊受大神宮の元伊勢「比治真名井」の候補地の一。近くの比沼麻奈爲神社との長年に渡る激しい論争の末、比定社とはなりませんでした。◎元伊勢「比治真名井」とは、天照大神が五十鈴川の川上(現在の伊勢神宮)に鎮まった後、雄略天皇の枕元に現れ、丹波国(当時は丹後国はまだ分離独立していない)の「比治真名井」に居る食饌神
乙女神社丹後国丹波郡京都府京丹後市峰山町鱒留蛭子堂433(向かいの「天女の里交流施設」に駐車可)■祭神豊宇賀能賣神丹後国に残る羽衣伝説ゆかりの社。豊受大神降臨の候補地の一つ、「磯砂山(いさなごやま)」の麓に鎮座。さらに裾部には藤社神社が鎮座しています。◎「丹後國風土記」殘缺には、「比治山」の「真奈井ヶ原」に舞い降りた八人の天女が水浴みをしていたが、和奈佐老夫婦に羽衣を隠された天女(豊宇賀能売命、豊受大神)が天に戻れなくなり、老夫婦の娘となり過ごしたとあります。一方で当地に伝わる
藤社神社です。「藤社」と書いて、「ふじこそ」と読むようです。比沼麻奈為神社と縁がふかく、一説にはここも元伊勢だと言われています。比沼麻奈為神社と、久次岳の山頂と藤社神社を結ぶと、正三角形ができる、という話しもありますが、傾斜もあるので、よくわかりません。「藤(ふじ)」はこの土地の古名の「比治(ひじ)」の転化だといいます。「社(こそ)」は人名につける敬称だという話もあるのですが、籠神社の「籠」を「この」と読ませるのにも似ていますし、籠神
2019年4月6日清水駅近くから水上バスに乗って三保桟橋へ、そこから路線バスで三保の松原までやってきました。パワースポットとして人気の御穂神社に参拝し、常世神の通り道である「神の道」をとおって、いよいよ三保の松原です。三保の羽衣伝説の立て札がありました。羽衣の松はどこですか~これが天女が舞い降りて羽衣を掛けたという羽衣の松です。現在の松は3代目、樹齢は200年程と言われ、平成22年に世代交代したとのこと。羽衣の松の先にあるのが「羽車神社」
ゆうべ、高畑監督の「かぐや姫の物語」がテレビ放送されましたね。この物語は、ラストシーンの金髪の仏さま(極楽浄土の主・阿弥陀如来)のお迎えシーンでも分かるとおり、仏教をベースにしています。この物語での「月の世界」とは、すなわち「極楽浄土」。まったく思い煩うことのない、完全な悟りの世界です。そして「地球」は「この世」で、きたない煩悩に満ちた穢土(えど)。月の人は、地球を穢れた場所だと思っていますので、月の住人でありながら地球に興味をもつかぐや姫(おそらく高貴な身分)