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当院の美容治療の中で最も多いのが、いわゆるレーザーによるシミ取りです。そして、みなさん気になさるのが、レーザー照射後の状態です。当院では、レーザー照射を行った後の処置について、次の3パターンをご提案し、患者さんの希望に合わせて選んで頂いています。①テープなし②茶テープを貼る③ビジダームを貼る順番にご紹介します。①テープ無しの場合テープなしで過ごす場合、下の写真のような経過をたどります。この方法だと、かさぶたがしっかりした後(翌日~翌々日)、コン
今回は、木沢記念病院で、『上口唇の瘢痕』を治療した患者さん方の治療例をご紹介します。【1】AさんのケースAさんは、自転車走行中に砂利道で転倒し、受傷されました。他院の救急外来で処置後、同じ病院の形成外科を受診し、目立つ傷跡を改善したいと相談したところ、「この部位では、できることは何もない。」と言われ診察が終わり、落胆していたそうです。その後、偶然、当院での瘢痕治療を知り、受診されました。初診時、瘢痕が肥厚して盛り上がっていましたので、まずステロイドの注射を行いました。
前回の続きで、シミ取りレーザー照射後の処置についてのお話です。今日は、レーザー照射後の処置について3つある選択肢のうちの二つめの、②『茶テープを貼る方法』についてご紹介します。この方法は、実は当院の患者さんが選択される方法の中では一番多い方法です。下の写真がその茶色のテープを貼った状態です。この茶テープを貼った場合、新しい皮膚が再生されるまで(約7~10日)、テープを剥がさないのが理想です。テープの粘着力が強いので、新しい皮膚が再生されていない時期に無理に剥がし
今日はマリオネットラインへのヒアルロン酸注入のご紹介です。マリオネットラインとは?写真のように、口角の下にできるラインのことをいいます。一番の原因は、頬が下がってきたことです。頬のタルミが引き上がれば改善されるのですが、その頬のタルミを改善するのは簡単なことではありません(詳しくはタルミに関する連載記事⇒コチラから)。そこで、頬の引き上げが簡単でないのなら、「段差を埋めてラインを目立たなくしよう!」というのが、マリオネットラインへのヒアルロン酸注入の考えです(法令線
法令線やマリオネットラインの原因は、『たるみ』によるものが非常に大きいです。以前から何度も書いていますが、この『たるみ』を引き上げるのは、簡単なことではありません。過去の記事の繰り返しになりますが、機械系治療では、この法令線やマリオネットラインが全て消えるほどの効果はありません。糸のリフトや手術によるフェイスリフトまで行うと、かなり大きな改善が見込めますが、費用やダウンタイムの負担は相当なものとなります。そこで、『たるみ』によって深くなった法令線やマリオネットラインなどの「段差」を、ヒ