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羊膜索症候群と四肢体壁複合体羊膜索症候群とは胎生早期の羊膜の損傷とそれに続く索状物の形成により、多彩な奇形をきたします。なかでも、頭蓋顔面や腹部に異常を伴ったものは重症で、四肢体壁複合体と呼ばれます。発生は1200例に1例程度と報告されています。致死性が高いうえ、単胎の場合には妊娠初期に人工妊娠中絶となることが多く、満期まで妊娠継続されることは稀です。四肢体壁複合体(LBWC)とはLimbBodyWallComplex(LBWC)(isuog.org)LBWCとは
産後の容態も落ち着き、念のため車椅子にのって部屋に戻り、横になりました。その後も出血が多かった割には貧血っぽい症状もなく、トイレも行けるし歩けないってこともありませんでした。産後なので、けっこう頻繁に血圧や体温を確認に助産師さんたちが様子を見に来てくれます。ちょうど亡くなった子のことを思い出していたときに、看護師さんが訪ねてきたのですが、涙が止まらなかったのでボロボロ泣いた状態で看護師さんと顔を付き合わせることになってしまいました。病棟にいる看護師(助産師)さんたちみなさんが今回の双子の
中期中絶(人工死産)の話になります。このブログは中絶に至った経緯とあの時の気持ちを残す為に書いてます。ご不快に思われる方は読まないようにお願いします。「羊膜索症候群です。」診察室に移動した私達に先生はそう言いました。私はエコーで言われた事がずっと頭の中で反響していて虚ろな目で先生を見つめてました。エコーが終わった後ぷーさんには何も言えてなくて、ぷーさんは診察室でいきなり先生から臍帯ヘルニアじゃなくて羊膜索症候群と言われて呆然としていました。聞いたことのない病名…先生が診断した説明書