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以前、茅野市尖石縄文考古館で縄文服(麻)の試着をした時の様子。全国の遺跡から見つかる土偶や装飾品を眺めていると縄文人は想像以上におしゃれを楽しんでいたのではないか。そんな可能性が見えてくるそうです。クマやイノシシなどの毛皮を加工した服。植物の繊維を編んだ布はカラムシ、アカソなどの麻植物の繊維を素材にして俵やスダレを編むような工具で編んだと推定されています。髪にはかんざし。耳にはピアスやイヤリング。首や腰にはネックレスや垂飾り。手首にはブレス
先週、裁判で東京に行ったとき、時間があったので上野の国立科学博物館に立ち寄った。「古代DNA日本人のきた道」を観るためである。いや、面白かった。最近、何千年も前の骨からDNAを検出する技術が進んだことで、古代の人々の生活の様子などがリアルにつかめてきたということだった。同じお墓に葬られているのに血縁関係はない場合もあり、親族だけが生活の単位となっていたわけではないことなども分かってきたということである。私の古い歴史学の知識からすると、古代史というのは、あまり物的な証拠が出