昨年ミヤマカラスアゲハの累代飼育を試みたが、あまりうまく行かなかった。そのリベンジ材料として、昨年8月下旬に上越国境近くに行き、ミヤマカラスアゲハのボロボロの雌を採集して採卵し、幼虫を飼育した。下の写真はそこから得た休眠蛹から羽化した春型である。採集できた2頭の雌の斑紋は極めて地味であり、採集時はカラスアゲハではないかと思った程だったが、羽化した個体は十分美麗であり、特に雌の斑紋には帯の太さ、前翅の色などにかなりのバリエーションがあった。なお、蛹は12月から4月末まで、たっぷり5ヶ月冷蔵庫に置い