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またまた長い記事になってしまったがお付き合いよろしくお願いします。新展示館を出て隣、司令部の建屋に入る。建物外観、内観もふくめ、先に記事にした「鹿島海軍航空隊基地司令部」とほぼ同じ作りである。保存状態はこちらのほうがすこぶる良いが。1階には戦時中の航空機エンジンが展示。中でもひときわ目を引くのがライトサイクロンR-3350である。星型空冷複列18気筒のビッグエンジンは幾多のシリーズが作られたが、そのひとつがB-29に4基搭載され10000mを飛行したのだ。空気の薄い
汗ばむ日差しの日、常磐高速を北上する。途中事故渋滞により目的地より手前の石岡小美玉スマートICから一般道で約20分余り。着いたところは旧西茨城郡友部町。今は陶芸で有名な笠間町と合併して笠間市となった街にある旧筑波海軍航空隊基地跡である。現在は司令部庁舎などいくつかの遺構が残っており「記念館」として運営されているのだ。まずは庁舎脇の新展示館で入館チケットを購入。今回の第一目的である1kmほど離れた場所へ移動する。旧基地飛行場の大部分が東京航空局友部航空通信基地
地下壕、零戦レプリカを後にして、記念館に戻る。まずは司令部の脇に建てられた新展示館に入る。ここでの地下壕に並ぶ大目玉が零戦21型の尾部である。こちらに展示された当初は、垂直尾翼に海外の収集家の手にあった時に書かれたであろう「JAPZEROTAIL」との文字があったのだが、現在は消されている。戦争記念館としてJAPと書かれた文字を消したい気持ちはもちろん理解するが、歴史の保存という観点からみると正解か否かの判断は難しい。劣化しているとはいえ、この薄赤い塗装はな
レプリカ零戦格納庫の目前にある小山の地下には戦闘指揮所が存在した。この筑波海軍航空隊基地は飛行兵育成のために設立運用されていたが、大戦末期に本土防空基地と位置付けられ基地の要塞化がすすめられた。その一環としてこの地下戦闘指揮所が作られたのである。基地北端にある司令部から約1000m離れた指揮所まで2.2kmの地下通路(地下排水路)が作られていたという。薄暗い地下壕に入る前に係員のかたからLEDライトを手渡される。通路の高さは2mほどか?!仮設のほの暗い灯りが当時を思い起こ
数日前のことたまたまNHK首都圏ネットワークを見ていると見覚えのある施設が取り上げられていましたNissyのMVでその存在を知ってからずっと行きたかった場所茨城県笠間市にある筑波海軍航空隊記念館そう、ここはNissyの花CherieのMVのロケ地のひとつですでも、単にロケ地だから行きたかったわけではなく戦争に関する展示物にも興味があったのでずっと行ってみたいと思っていましたたまたま休みのタイミングが合った主人にドライバーをお