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22日、かねてより予約した熱海に行く。江戸時代の1806年創業という古屋旅館(写真)に宿を取っていたが、あいにく天気に恵まれず、アウトドアは諦めた。世界救世教教祖にして芸術家の岡田茂吉の開いた美術館昔、高度成長期は熱海は東京からの社員旅行のメッカで、今も温泉浴場以外、ほとんど楽しめるものがない。箱根なら金時山を登れるし、湯河原なら幕山や南郷山がある。その代わりになるエンタテインメントが、MOA美術館だ。熱海駅に着くと、すぐタクシーに乗り、駅からも遠望できるMOA美術館
・・・と言えば、生涯で70回以上引越しを繰り返したベートーヴェンが有名ですょネ。しかしそれを上回る93回、時には1日に3回(!)も引越したという、1999年にアメリカの雑誌『LIFE』が〝この1,000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人〟の中で唯一選んだ(86位)日本人がいたのですが・・・誰だと思いますか?それは、この人物です。(↓)この渓斎英泉が描いた肖像画だけでは分からずとも、その名はおそらく誰でもご存知でありまし
神戸市立博物館で開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展北斎」を見てきました。神戸市立博物館前展示スペース前のロビー当然、展示物は撮影禁止なので、代表的な作品を絵はがきで──富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)凱風快晴(がいふうかいせい)夏から秋にかけての早朝に見られる赤富士だそう。富嶽三十六景神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)必死に大波に呑まれまいとする人たちと、びくともしない小さな富士山の対比が面白いです。展覧会はこの「富嶽三十六景」だけでなく「