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出力管6AR5の三極管接続による単段のコントロール・アンプですが、当初の回路定数を変更し、最終的な回路としました。今回の回路では、6AR5の三極管接続ということで、使用するプレート抵抗は大雑把ですが5KΩ~10KΩ(5W)位、カソード抵抗は800Ω~1KΩ(3W)位を使いたかったのですが、当初はみつからなかったので、止む追えず手持のあり合わせの抵抗で、プレート抵抗は10KΩ(3W)、カソード抵抗は2.2KΩ(3W)としました。その結果、音は出ますが6AR5の三結におけるプレート特性曲線
送信管UY-807のプッシュプル・アンプですが、基本的な回路は変わりませんが、多少の変更と、回路定数の見直しをしました。ドライブ回路の電圧を多少高くしたのと、NFBの帰還抵抗の変更等をしました。前にも書きましたが、今回もほとんどの部品が中古品で足らない分は家にあるストックの部品。そのため抵抗値は設計時の近似値のものを使用、またケミコンはパラって容量を増やしたり、耐圧不足のものについては容量が半分になりますがシリーズにして使っています。中にはカップリング・コンデンサーのように手持ちの関係で60
しばらくオーディオ記事の投稿から離れていました。今回は久々に「真空管いろいろ」・・・の投稿です。今回は6BQ5(EL84)・・・もっとも、この6BQ5については、この真空管を使った製作アンプの投稿記事や、回路例を紹介していますので、あらためて投稿するほどではないのですが・・・さて、6BQ5(EL84)ですが、昔はメーカー製のステレオ・アンプにはシングル、プッシュプルを問わず、多く採用されていました。今でもこの6BQ5(EL84)を使ったパワー・アンプはガレージ・メーカーなどでも
過去に製作したフォノ・イコライザー・アンプ2台の再投稿です。これまで何台か真空管式のフォノ・イコライザー・アンプや、フォノ・イコライザー付きのプリ・アンプを製作してきました。フォノ・イコライザーは、一般的にNF型とCR型がありますが、実際に今でもアナログ・レコードを聴かれる方のプリ・アンプのイコライザー回路はNF型とCR型ではどちらの愛好者が多いのだろうか?真空管アンプ全盛期代、既製品のプリ・メインアンプでは、圧倒的にNF型が多かったように思いますが・・?現在、HIROちゃんの自
久々の真空管アンプの投稿です。前に東栄変成器の小型出力トランスT-1200を使用した12A/71Aのコンパチブル・アンプを紹介しましたが、東栄の出力トランスは比較的安価で音が良いのがうれしいですね。手元に大分以前に購入していた、新品の東栄変成器の真空管シングル・アンプ用の出力トランス、OPT-11Sのペアがあります。この出力トランスに梱包されていた規格表は、上記のような実に簡単なもので、周波数特性などは全く表記されていません。しかし、このトランスは非常に使い勝手の良いOP
真実はいつも一つ!!言ってみたかったこのセリフ①時々起きる盛大なラッシュカレント②可変抵抗器(特定の位置)で出てくるジーノイズこの二つは解決しました!!原因は「プラソケットの折れていないJJ6CA7」ということが分かりました!真空管側の「おそらくヒーターとカソード間のギャップの問題だと思われます」とのことです。お店のエレハモ6CA7では①と②の問題は起きなかったとのこと。A,Wさんそこにたどり着くまでは、電解コンデンサやダイオードなどを分解、
小型送信管の1626(VT-137)を使用した「ミニワット・シングル・アンプ」や、「ロフチン・ホワイト・パラシングル・アンプ」、「パラプッシュプル・アンプ」については、製作記事として既に投稿していますが、このコーナーでの1626(VT-137)の紹介は初めてです。以前に紹介した記事に一部追記する形で1626(VT-137)の紹介と、アンプの製作例をあらためて再投稿することにしました。■1626(VT-137)について1626(VT-137)はヒーター電圧12.6V、プレート損失5Wの小型送信
長編ドラマのように終わりが無いこの製作記事、、トラブルをまとめますと①数時間おいてからの電源オン時、時折トグルスイッチの音が乗り→L側スピーカーから大きなハムノイズ音が10秒程出て→バン!と音が出て静かになる*そのとき6CA7の内部は一瞬光っているL側から音が出るのは初段及び出力段はL側から電源を取っているからようは強力なラッシュカレントが起きているのでしょう!ただ①は出たり、出なかったり、、②パワーアンプ・EL34/6CA7シングルアンプの可変抵抗
試しに高価ですが音響用の「アムトランスのカーボン抵抗」を買ってみました!回路図などを何回も確認して注文しました!間違えると厄介ですので、、、と言っても抵抗ですので1つ100~200円程度のものです。以前はもう少し安かったような、、2A3PPA3700Ⅱ上記アンプ用に買ってみました!また折を見て変更してみようと思います。最近は音響向けのコンデンサは減っているようです(生産完了)。まあニッチな業
ハムと言っても以下のハムではありません!工業製品の巻線抵抗器のことをハムバランサーと言います。用途は交流に含むハムノイズを調整する抵抗器のことです!真空管アンプの交流点火時によく使われます。ちなみにトランジスタアンプはリップルフィルターを使って除去してます。真空管アンプもリップルフィルター使えば良いのですが、、らしさが出ないと聞きます。真空管アンプはハムノイズとの闘いになります!特に交流点火の場合。先日ようやくトラブルから解放されたEL34/6CA
今回、紹介する真空管は6AU6(3AU6/4AU6/12AU6)です。6AU6については既に2015年に「ジャンク・コーナー(真空管編)」で紹介していますので、再投稿となります。下記の写真はNECなどの中古品の6AU6です。こちらはヒーター電圧が12.6Vの12AU6で、全て中古品ですが日立製の通信用のものです。6AU6は、シャープ・カットオフRF用5極管。元々は高周波用の真空管のようですが、低周波増幅用としても多用された7ピンのMT管です。昔は、オーディオ