ブログ記事49件
送信管UY-807のプッシュプル・アンプですが、基本的な回路は変わりませんが、多少の変更と、回路定数の見直しをしました。ドライブ回路の電圧を多少高くしたのと、NFBの帰還抵抗の変更等をしました。前にも書きましたが、今回もほとんどの部品が中古品で足らない分は家にあるストックの部品。そのため抵抗値は設計時の近似値のものを使用、またケミコンはパラって容量を増やしたり、耐圧不足のものについては容量が半分になりますがシリーズにして使っています。中にはカップリング・コンデンサーのように手持ちの関係で60
2020/10/18追加投稿前面パネルとサイドウッドの製作について追加投稿しました。末尾に追加投稿します。2020/10/1815:30追加投稿シャーシ、トランス、サイドウッドの塗装をやりました。末尾に追加投稿します。今日は、雨が降っていて寒い!・・・家庭菜園の作業も出来ないし、暇なので雨の濡れない表に面した濡れ縁で作業をすることに・・・まずは、アンプ背面(後ろ側)のL型アルミ板ですが、前回投稿のように、切り替えスイッチが電源トランスにぶつかってしまうことがわかったの
今回、紹介する真空管は6AU6(3AU6/4AU6/12AU6)です。6AU6については既に2015年に「ジャンク・コーナー(真空管編)」で紹介していますので、再投稿となります。下記の写真はNECなどの中古品の6AU6です。こちらはヒーター電圧が12.6Vの12AU6で、全て中古品ですが日立製の通信用のものです。6AU6は、シャープ・カットオフRF用5極管。元々は高周波用の真空管のようですが、低周波増幅用としても多用された7ピンのMT管です。昔は、オーディオ
※追加投稿この記事の最初の投稿時に冒頭のトランス結合回路(A)(B)(C)(D)の図が抜けていました。図を追加修正の上、再投稿しました。※2021/01/1312:20記事を少し加筆修正しました。前回までに電源部及び電力増幅部(出力部)の回路案について書きましたが、今回は電圧増幅部について回路案を投稿します。はじめに電圧増幅回路と、出力部をつなぐ回路として、直結のロフチン・ホワイト回路などもありますがトランス・ドライブ回路と、CR結合回路があります。どちらの回路が良いかと
今回は、オーディオのお話し。50代以上の方は、自分も含め、オーディオが好きな方もまだまだ居るのではないでしょうか?自分がオーディオを好きになったのは、1991年に発売された、ミニコンポSONYLBT-V810を買ってからですので、オーディオ歴は30年位の若輩者です(笑)LBT-V810を15年程使用し、結婚・子育てを期に処分してしまいました。…今となっては勿体ない事をしたな。ソースセレクターのロータリースイッチが勝手に動くのも今思えば味があったな。(普通の人はそ
出力管6AR5の三極管接続による単段のコントロール・アンプですが、当初の回路定数を変更し、最終的な回路としました。今回の回路では、6AR5の三極管接続ということで、使用するプレート抵抗は大雑把ですが5KΩ~10KΩ(5W)位、カソード抵抗は800Ω~1KΩ(3W)位を使いたかったのですが、当初はみつからなかったので、止む追えず手持のあり合わせの抵抗で、プレート抵抗は10KΩ(3W)、カソード抵抗は2.2KΩ(3W)としました。その結果、音は出ますが6AR5の三結におけるプレート特性曲線
昨日、電源部を配線しましたが、今日は残りのアンプ部の配線を行い、完成しました。各部の電圧、電流は計画とおりで、調整個所は無さそうです。とりあえず、完成のご報告まで・・・ハムは全く聞こえません。スピーカーに耳を押し付けても無音です。2A3のフィラメントはCT付のヒーター・トランスを使用。CTからバイアス抵抗とケミコンを付けたので、ハム・バランサーはありません。なかなかの音のようです。今回のアンプの回路図、何社かの2A3との音の比較など、挿し替えてみたいと思います。詳細については後日、あら
先日、リメイクした6V6-GT/6F6-GT兼用のシングル・アンプですが、オシロスコープによる波形の観測と、最大出力の測定をしました。下記の写真の出力管は国産東芝製の6V6-GTの通測用Hi-S管です。こちらの写真は国産NECの6F6-GTです。さて、6V6-GTでオシロスコープで簡単な波形の観測をしてみました。まずは1KHzの正弦波を観測、とてもきれいな波です。入力電圧を上げながら波形を観察し、上下の山が崩れ始まるクリップ点から最大出力を測定します。前の投稿
配線直後の様子配線のカラーは手持ちを使用ですので、随分とカラフルになりました。シャーシがかなり大きいので作りやすいは作りやすいです。それでも初段周りは狭いので難儀しました。現在本来なら昨夜に完成なのですが、、抵抗・部品を一つ間違えておりました!ヒーターバイアスの抵抗なのですが正解390KΩ間違え390Ωを買ってしまっておりました、、回路図には「390KΩ」と記載されていたのですが、、部品一覧表には「390Ω」と記載されおり気づい
しばらくオーディオ記事の投稿から離れていました。今回は久々に「真空管いろいろ」・・・の投稿です。今回は6BQ5(EL84)・・・もっとも、この6BQ5については、この真空管を使った製作アンプの投稿記事や、回路例を紹介していますので、あらためて投稿するほどではないのですが・・・さて、6BQ5(EL84)ですが、昔はメーカー製のステレオ・アンプにはシングル、プッシュプルを問わず、多く採用されていました。今でもこの6BQ5(EL84)を使ったパワー・アンプはガレージ・メーカーなどでも
雑用などが忙しく、モチベーションも上がらず、アンプ製作ですが、GWで少しずつ進めてはおります。シャーシの穴あけ作業はほとんど終わりました。以前に徹夜明けでの作業で失敗もしてしまいましたが、なかなかうまくは進みませんでした。L字アングルのカットや木材の塗料も合わせて進めております。木材の塗料は最初はチークで塗りましたが、なんかイマイチでしたので、クリア(艶有)に変更しました。チークカラーの面は内側になるようにします。山場は2mmのアルミ板のカットです!カッターで
小型送信管の1626(VT-137)を使用した「ミニワット・シングル・アンプ」や、「ロフチン・ホワイト・パラシングル・アンプ」、「パラプッシュプル・アンプ」については、製作記事として既に投稿していますが、このコーナーでの1626(VT-137)の紹介は初めてです。以前に紹介した記事に一部追記する形で1626(VT-137)の紹介と、アンプの製作例をあらためて再投稿することにしました。■1626(VT-137)について1626(VT-137)はヒーター電圧12.6V、プレート損失5Wの小型送信
久々の真空管アンプの投稿です。前に東栄変成器の小型出力トランスT-1200を使用した12A/71Aのコンパチブル・アンプを紹介しましたが、東栄の出力トランスは比較的安価で音が良いのがうれしいですね。手元に大分以前に購入していた、新品の東栄変成器の真空管シングル・アンプ用の出力トランス、OPT-11Sのペアがあります。この出力トランスに梱包されていた規格表は、上記のような実に簡単なもので、周波数特性などは全く表記されていません。しかし、このトランスは非常に使い勝手の良いOP