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シャンパンで乾杯した後、マヤはおずおずと真澄に、以前自分が噛みついた箇所を見せてくださいとお願いした。やはりまだ傷は残っていた。マヤは真澄のその手を取ったまま、俯き目を伏せる。長いまつ毛がそっと影を落とす。「ごめんなさい・・・」絞りだすように声を出し、真澄の顔を見上げる。(綺麗になったな、マヤ・・・)黒目がちな大きな瞳、白い肌、薄いグロスを塗った唇はふっくらと女性らしく、真澄をときめかさる。今日着用しているワンピースに靴、バッグ、アクセサリー全てが自分が紫のバラと一緒に贈ったものだ
以前、夫と出かけると急に夫が自分の目の前から消えることがある👇と書いたことがあります。『ジャングルでブンブンチョッパー』この家の前オーナーさんは、主にバケーションホームとしてこのお家を使っておられたようですが、それにしては色々な調理器具を揃えておられたようで、Hamilton…ameblo.jpその対策で、出かけるときは📱携帯📱を忘れずにいるんですがアメリカンエキスプレスCMジャック・ニクラウスJackNicklauswww.youtube.comある日、私だけ携帯
いつの間にか助手席でうたた寝してしまったマヤは、しまったと慌てて起きた。車窓から見える景色がさっきまでと一変し、頭上を木々の緑で覆っている。その間から木漏れ日が差し込み、心地よい。「ごめんなさい。速水さん、運転してくれているのに・・・あたし、一人で眠ってしまって・・・」真澄がわざと寂しそうな声を出し、マヤをからかう。「本当だ。君はつれないな、恋人との初めての遠出なのに」「昨夜あまり眠れなかったんです・・・緊張しちゃって」「そんなに緊張するのか?海と星空を眺めて、ゆっくり過ごそうと誘っ
紅天女の出演者発表が終了し、その後のパーティが催される会場のホテルの一室でマヤは準備をしていた。水城秘書と一流のヘアメイクの者たちがマヤを待ち構えていて、あっという間にマヤは変身させられ最後はドレス選びとなった。毛先を柔らかくカールさせ、念入りでありながら薄めにしかみえないメイクによく似合う淡いパープルのロングドレス、鎖骨が出るくらいの胸元だがその分背中の肌が露出しマヤが態勢を変えるとその白く透明感のある肌にドキリとさせられる。「やっぱりマヤちゃんにはそのドレスが一番似合うわね」水城が鏡
懐新和食I-CHI(いち)山口店山口市小郡下郷明治北1225-1電話:083-972-1122私のブログに何度か登場してるI-CHI、宇部市で人気の和食家婁I-CHIの2号店懐新和食I-CHIのお名前は一から始める、地域一番店、に因んで付けられたそうです!HPICHI|和食家婁一(いち・宇部)、懐新和食ー(いち・山口)のwebサイトICHI|和食家婁一(いち・宇部)、懐新和食ー(いち・山口)のwebサイトi-ch
姫川邸から速水の屋敷に戻る帰り道、真澄は憂鬱な気分に捉われた。明日で真澄は30歳の誕生日を迎える。今までにたくさんの見合い話が持ち込まれていたが、いつも写真も見ず断っていた。星一つない都会の夜空をみつめながら、真澄は自分の行く末が前途多難だと思い知る。11も年下のあの小さな少女に出会ってから約6年。あの子を愛してると自覚したのはあの子が高校生の時だった。あの子が大人になるのを待ち続けるつもりでいた。だが、大都芸能の速水真澄には待つことさえ許されないのだろうか・・・。「紅天女の上演権を手に
もう何も信じたくない・・・。マヤはかつてない絶望感に苛まれていた。鷹宮紫織から聞かされた真澄の話を疑うべくもなく信じるマヤの素直な気性は、マヤ自身を時に酷く傷付ける。何よりも大切だった紫の薔薇・・・けれど今は一番見たくない花になってしまっている。とにかく苦しくて哀しくて、何も考えられなくなってしまう。こんな状態で、紅天女の試演に望むことなんて無理だ。マヤは憔悴した表情で、稽古場を後にした。「マヤちゃん・・・」「水城さん?」水城はマヤをアパートまで送っていき、そのまま部屋に上げて
土曜出勤だったのでこの週末は1日だけの休日です。たった1日…カブ散歩もいきたい身体も休めたい無理は禁物になった、この年齢が憎いが、朝から雨なのでちょっとホッとしています皆さまも充実した休日すごしてますか〜?(お仕事の方、すみません)『*長野旅*民宿すわ湖館内と温泉♩』今宵お世話になる宿は民宿すわ湖✨✨民宿すわ湖·4.6★(269)·民宿〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り5丁目13−21maps.google.…ameblo.jpこちらの続きの忘備録です。良か
真澄の33歳の誕生日。(来年の2月20日まで12歳違いか・・・)マヤは真澄と初めて会った日を思い出していた。あの日、初めて舞台劇をみるときめきで胸がいっぱいだった12歳のあたしは、速水さんの胸に初めて抱き留められた。あの日も真澄とマヤは12歳差だった。今日は夕方まで、新春公演の紅天女の稽古で明日明後日はマヤは休日だ。稽古の後真澄と伊豆の別荘に行く予定だ。「おっ、どうした。北島。今日は朝からずっと恋する乙女の表情だな」今夜のことを思うと、どうしてもマヤの鼓動が高まる。昨夜の真澄の
婚約破棄の条件として、紫織の祖父鷹宮会長から「紫織にまた愛する人が現れ結婚するまでは、君も結婚は控えてくれ。その約束さえ守れば大都に報復行為などはしないし、提携業務も穏便な形にする」という条件を突き付けられ、真澄は了承した。元々自分の弱さから紫織を傷つけたのだ。彼女が幸せになれるまでは、自分の結婚も許されないだろうとわかってはいた。だが、マヤには全く非はない。まだ若いマヤは当分は結婚を考えないだろう。だがもし紫織がこのまま独身を通せば・・・真澄は一生結婚できないことになる。そしてマヤも・・
伊豆の俺の別荘にこないか・・・パーティが終わり疲れ切ったマヤをシェアハウスに送った昨日、真澄はマヤを伊豆の隠れ家に誘った。(余裕がないな、俺は・・・)鷹宮との縁談がなんとか解決し、やっと堂々とマヤの恋人を名乗れるようになったばかりだ。一瞬キョトンとした顔を真澄に向けたマヤだが、すぐに花が咲くような愛らしい笑顔を見せ「速水さんのそんな大事なところに行けるなんて嬉しいです。星空がとても綺麗なんですよね。あたしもテラスで星を眺めたいです。もちろん遊びにいきます!」無邪気なマヤの返事に、
(マヤ・・・すまない。だが、君を嵐にまきこみたくない)真澄は自分の冷たい言動にマヤがどれほど傷ついたかと思い、ぐっと拳を握りしめた。義父ももし自分に付き合っている女性がいたら愛人にしろ、もしその相手が女優だったら女優生命を潰すと脅していたが、もう英介だけではすまなかった。紫織までもがマヤの存在に気づき、真澄から手をひけとマヤを脅していると真澄は聖から聞いていた。もちろんこのままにするつもりはないが、とりあえずマヤとは当分接触はできない。マヤのためにわざと冷たい態度を取ったのだが・・・。
「おはようございます。真澄さま。コーヒーお持ちしました」秘書の水城が真澄の好きなブルマンをデスクの上に置く。朝の陽が真澄の背中越しに社長室に差し込む。端正な顔に微笑を浮かべ「おはよう。水城くん」と書類から顔を上げ、真澄が水城に挨拶を返す。「今週の金曜・・・11月3日になりますが、お申しつけ通りスケジュールを調整し5時以降は予定はいれておりません。翌日の土曜もお休みできます」「ああ、ありがとう」水城が何か言いたげにちらりと真澄の顔に視線を流すが、真澄はもう書類に視線を戻していた。
(えっと、バースデーケーキはケーキ屋さんに注文したし・・・料理もOK。ただし・・・プレゼントがいまだに決まってない・・・)3日後に控えた、恋人同士になって二回目の真澄の誕生日。去年のプレゼントは、ひとり芝居「女海賊ビアンカ」だった。真澄はとても喜んでくれた。2月20日のマヤの誕生日にはプレゼントに、素敵なアメジストのネックレスとリングを贈られた。「すごい、二つも・・・」その月のヴァレンタインはマヤは紅天女の本公演の真っ最中で真澄に何もできなかった。だからヴァレンタインのプレゼント代わり
真澄の初めての経験は高校2年、17歳の冬だった。周囲には気を許さず友人付き合いも表面的な付き合いがほとんどだった真澄だが、気が合う仲のよい友人が一人いた。何度かその友人の自宅に足を運び、彼の7歳年上の姉とも時折会話を交わすようになった。婚約者がいるというその女性は、美人で父親が経営している会社で企画の仕事をしていた。ある日友人の家の近くに用事があり、一人で歩いていた真澄は偶然その友人の姉に会った。お茶でもと誘われ家に寄ったら誰もいなかった。今日は家族は全員帰宅が夜遅いと彼女は、いたずらっぽ
「みて!速水さん、あの星すっごく光ってる。一等星かしら?」「ああ、あれは白鳥座、一番輝いているのが一等星のデネブだ」満点の星の下、梅の里とこの伊豆と二度目だ。速水さんと過ごすのは・・・マヤは半歩横にいる真澄に歩み寄り、ぴとっと寄り添った。真澄はそんなマヤが可愛くてたまらず、小さなマヤの肩を抱いた。「思い出すな。紅天女の里の星空。流れ星がながれていた」「覚えていますか?二人で流れ星にお願いをしたこと」二人はお互いの眼をじっと見つめあった。「もちろん覚えている。君の願いはかなったか?俺
その部屋に面した大きな両開きの窓から、微かに潮の香りが届く。「おいで。ここからテラスに出られる」真澄に手をとられ海に面したテラスに出ると、透明な青い空とその色より温かみのある深青の海がマヤを迎える。白くきらめく波頭と白い砂浜。マヤは「わ・・・あ」と手を合わせる。「後で少し散歩してみたいです」「ああ、一緒に歩こう」真澄がコーヒーとマヤのミルクティーを運んできてくれた。「ありがとうございます。速水さん」マヤはソファーに腰かけ、ティーカップを持つ。「美味しい!速水さん、お茶淹れるの上
男性経験のないマヤにとって今夜これから自分の身に起こることは、ひたすら未知でどのように振舞えばいいのかもわからず、逃げ出したい気持ちも自分の中にあった。だがそれでも、怖い、逃げ出したい気持ちを上回ってあるのが(速水さんのものになりたい、ひとつになりたい)(もっと深く速水さんを知りたい、女性として愛されたい)この思いだった。「速水さん、少し怖いけど・・・あたしをあなたのものにしてください・・・今夜」マヤは真澄の胸に顔を埋め、小さく囁いた。そして二人だけの夜が訪れる。真澄は優しかった
マスマヤのハッピーエンドを信じている私ですが、悲恋での結末も妄想する時があります。紫織さんに刺され死亡、もしくはマヤを庇って事故で・・・真澄さま死亡コースだとこの辺りを想像するファンの方が多いと思います。私が心配してるのは、連載当初から真澄さまが「俺は恨まれるのは慣れている」と発言していること。いろんな会社を乗っ取ったり強引な取引をしている、そんなエピソードがよく出ていましたよね。最近妄想するエンドは紫織はマヤの紅天女に感動し、自分の真澄への思いは愛ではなく執着であったと悟る。この
11月2日。20代最後の夜。真澄は想い人の少女の様子を知りたく、少女が役作りのため下宿している姫川邸に足を運んでいた。天使のように優しく気品のある美少女アルディス姫、ミスキャストと言われる難役に取り組むため、少女は亜弓と生活を取り換えているのだ。その前に亜弓の様子も亜弓のばあやと一緒に地下劇場へと見に行っていた。真澄が今はそれしか弾けないピアノ曲、トロイメライを弾いているとその想い人、マヤが戸惑った表情を浮かべながら、階段を降り真澄の前に姿を現す。「速水さん・・・ピアノ弾けたんですか?」
夫(=真澄)における、6年ぶりの今秋のニッポン体験がいい思い出になったらいいな~ということで、我が家の夜ご飯時にはほぼ毎日のように👇のYouTubeチャンネルおとな旅あるき旅|TVOテレビ大阪テレビ大阪毎週土曜夕方6:30~放送。「おとなの旅人」三田村邦彦が毎回、おすすめの観光地を訪れて、旬の味、見事な絶景、極上の宿に温泉、特産品などの厳選された情報を美しい映像でお伝えします。www.tv-osaka.co.jpを鑑賞しております。他にも、大阪のスポットをネットで調べて
古民家すぎる我が家信州で購入した日本酒自宅で一人家飲みワイングラスで香りを楽しみながら結構というかだいぶというかそーとー古い我が家古民家“風”というのは古っるーーーい家に断熱材とか屋根や床の全面交換とか間取り変更とかそれこそ耐震対応とか今の建築基準に対応している家我が家のように本っ当ーーに古っーーーいだけの家はオシャレ度ゼロどっちかっつーと昔ながらの一升瓶が似合うぜそんな自宅は
日帰り旅の自分用お土産先日日帰りバス旅行で信州へそれはまた後日書きまーす✨その時自分用に日本酒を購入お土産を買う時数が有りすぎるのは困る何を選んでいいのかわからーん嬉しすぎる悲鳴どうせなら1つのブランド全種類とか夏酒だけ全種類とかいっそのこと冷蔵庫の中の酒、全種類下さいと一度は言ってみたいそれはいつかの夢として日本酒選びは気候もい影響する暑い日には涼しげなボトルに目がいく
こんばんはなつです今回もブログを読んでいただきましてありがとうございます吉田羊さんヒツジメシ[吉田羊]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}素敵ですよね旧芸名が吉田羊右子本名が吉田羊右子(よしだようこ)さん初めて知りました吉田羊さんの私の中での代表作と言えば不適切にもほどがある!不適切にもほどがある!DVD-BOX[阿部サダヲ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}え