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4月は、大好きだった人の命日が続きます。友人や、家族。わたしの大切だった人たち。泣いても叫んでも、もう二度と会うことが叶わない人たち。毎年4月になると、「あれから何年たったかな」「もっと話しておけばよかった」「ありがとうって言っていない」悔恨の思いがぐるぐるとめぐります。なかでも、30歳で亡くなったNちゃん、37歳で亡くなったHさん、前触れもなく、いのちが消えたのは突然だった。遺影を見るたびに、私との年齢差が開いていきます。いのち
「赤ちゃんが母乳を吸わないのは出が悪いから」「よく泣くのはおなかがすいているから」そう思ってミルクを飲ませている方のなかには、実は反対で赤ちゃんに飲ませているミルクの量が多すぎて、満腹で母乳が飲めなかったり、おなかが張って泣いていることもあります。このように赤ちゃんが飲み過ぎていることを過飲症候群といいます。過飲症候群の赤ちゃんによくある症状50g/日以上の体重増加吐き戻しが多いいきみゼコゼコ音や鼻づまりでべそ多呼吸よく泣く反る…その他
国際的な母乳育児支援の団体であるLAJC。NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JapaneseAssociationofLactationConsultants)jalc-net.jpこのJALCのカレンダーには、たくさんの授乳フォトが掲載されます。過去に、さら助産院でも応募したところ、2021年カレンダーでは表紙に!!2022年は6枚も採用されました!!JALCカレンダーのお写真は、「応募者は非公開」として、複数人の審査員の厳
乳首の長さが短かかったり、陥没や扁平乳首などで、直接吸わせることが難しいママにお会いすることがあります。決してめずらしいことではなく、しょっちゅう。ママたちのなかには、もっと乳首が長ければ…もっと吸いやすい乳首だったら…「吸いにくい乳首でごめんね…」と、自分を責めている方もいらっしゃいます。でもね。たとえ産院で保護器を勧められたとしても、平均サイズよりは短めな乳首だとしても、赤ちゃんはママの乳首しか知りません。大きくても小さくても短くても長くても、赤ち
産後の抜け毛に悩むママは少なくありません。お写真は、産後5か月のママ。排水溝に抜け毛がたまってびっくりすると話していらっしゃいました。産後の抜け毛の多くは、額の生え際が薄くなります。そんな産後の抜け毛についてまとめました。原因は、女性ホルモンと乾燥女性ホルモンの影響とは、エストロゲンの減少です。妊娠中は女性ホルモンの分泌が亢進していましたが、産後は一気に減少します。女性ホルモンの「エストロゲン」は肌や髪をしっとりさせる働きがあるため、ホルモン分
首の後ろに赤アザがある赤ちゃんについて書きます。この赤アザは、医学的には「ウンナ母斑」と言います。昔は、「妊娠中に火事を見たらアザのある赤ちゃんが生まれる」と言われていたそうです。そのため、「妊娠中に火事を見たからでしょうか」と心配するママもいらっしゃいます。もちろん、妊娠中に火事を見たことと赤ちゃんのアザは無関係!これはきっと、「妊娠中に強い精神的ショックを受けないように」と、妊婦さんを守るための言い伝えなのでしょうね。この「ウ
年度末、年度初め。春休みになり、お引越し先からの帰省で立ち寄ってくれたり、大きくなったお兄ちゃんお姉ちゃんとの再会が嬉しい♡あの時の赤ちゃんが…大きくなったね。そして、お引越し前のご挨拶に来てくれたママ、お手紙を書いてきてくれたママ…春は別れの季節なんだね。赤ちゃんのときだけではなく、その後も節目に思い出してくれるのがとっても嬉しい。「そういえば、医療施設でしたっけ?笑」とか言いながら、親戚の家感覚で立ち寄ってくれるママたち。子ども
14年間継続してきた「うたうべビマ」クラス。2023年7月から、八潮市の産後ケア事業になりました。市の産後ケア事業となり、プログラムは▪わらべ歌や童謡に合わせたべビーマッサージ▪育児講座▪ランチタイムランチタイムは、保育士スタッフでお子さんのお世話をさせていただきます。同じくらいの月齢のママどうしで、ゆっくりおしゃべりしながらお楽しみくださいね。うたうベビマ|さら助産院|埼玉県八潮市|ママズンバ|育児講座|高祖常子|ママ友「うたうベビマ」では、わらべうたや童謡に
生後3週間の赤ちゃんが吐き戻しを繰り返していました。噴水のように吐き戻し、鼻からも大量に吹き出し、拭いても拭いても繰り返す吐き戻し…。ママは、産院で教わった通りの授乳方法で、3時間ごとに母乳を飲ませたあとに80mlの粉ミルクを飲ませていました。吐き戻しが心配で産院を受診したところ、医師からは、ミルクの量が少なくて吐き戻しているから、1回80mlでは少ない。もっと飲ませるように。吐き戻すのは幽門狭窄症の可能性がある。紹介状を書くので総合病院へ行ってください。そ
赤ちゃんのお尻を中心にある青いアザ、蒙古斑。「赤ちゃんには必ずある!」わけではなく、黄色人種に多いのが特徴です。「蒙古」地方とは、つまりモンゴル。モンゴル人に多いから蒙古斑と言われるようになったのかな?国立医学図書館(米)の情報によると、アジア人・アメリカ大陸の原住民族・ヒスパニック系に多い特徴があるようです。白人系で蒙古斑があるのは10%以下なのだとか。この蒙古斑、必ずしもお尻にできるわけではありません。お尻以外にできるものを、異所性蒙古斑とよびます
過飲症候群の続きです。さら助産院直井亜紀『実は多い「過飲症候群」の赤ちゃん』「赤ちゃんが母乳を吸わないのは出が悪いから」「よく泣くのはおなかがすいているから」そう思ってミルクを飲ませている方のなかには、実は反対で赤ちゃんに飲ませ…ameblo.jp赤ちゃんに「飲み過ぎ」症状があり、体重の増え方も多いときは、「ミルクの量を減らしてみませんか?」とご提案することがあります。するとなかには、「産婦人科では順調ですねと言われたのに」「小児科で大きいと言われたことがない
生理が始まったから母乳が止まっちゃうのが心配で…産後1年たったのに生理が始まらないなら母乳をやめなさいと言われた…出産後の生理再開や母乳についてのご相談をお聞きすることがよくあります。産後の生理は、産後8か月で70~80%の女性が再開します(母乳かミルク育児か関係ない場合)。そして、母乳育児の場合はもう少し時間がかかることがあります。母乳のみの場合(特に産後6カ月まで完全母乳で、おしゃぶりやミルクを一切与えず、昼も夜もほしがるだけ母乳を与えた授乳の場合)、産後の月経
扁平乳首や陥没乳首、乳頭が短い…上手に吸わせることができずに悩んでいるママは少なくありません。先日お会いしたママもそのひとりでした。入院中、助産師さんから言われたんです。「あなたの乳首が短くて吸いにくいから、飲ませるのは難しいかもね。保護器を使ってみたら?それでも難しかったらミルクでもいいんじゃない?」って。初めての出産。初めての母乳育児。そのスタートでこう言われたら、「わたしの乳首が短くてごめんね」と自分を責めたくなっちゃいますよね…。
「赤ちゃん=マシュマロお肌」を想像しますが、実は、生まれた直後はマシュマロ肌ではないんです。お写真は、生後8日目の女の子の背中。この子のように背中にびっしり毛が生えているのが、新生児のお肌の特徴です。こんなに毛深くて、将来悩まないかなあ。女の子なのに、毛深くて困った!このように心配するパパママもいらっしゃいますが、将来の毛深さとは、全く関係ありません!実はこの毛は、赤ちゃんの体を守る特別な毛。すごいヒミツがあるんです。ママのお
とっても便利な「おしりふき」。あるママさんから顔の湿疹が治らないと相談したら、朝起きたときにおしりふきで拭くといいよって言われたんです。という話を聞いて、「ん?ん?」「そもそもおしりふきで顔を拭くのはアリなの?」について考えました。まず、インスタストーリーでアンケート。「おしりふきで顔をふくことがあるか」という質問に対して、このような結果が。ちなみに、205人がお答えくださったので、「ある」が78人、「ない」が127人でした。わたしの考えを