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胃カメラをやる時私は、患者さんにまずお勧めすることがあります。力を抜いてください。可能なら、肩を触り感じを把握します。時々患者さんで、ガチガチに力が入っているのに自分では、力を入れる意識ではない方がいます。つまり、ずっと無意識で肩に力を入れて生活しているのでしょう。これは、自分のカラダと対話をしていないのだと思います。深呼吸しながら、カラダのいろんな部分に、意識を向けてみてください。額、肩背中、腰ももなど毎日のようにやっていると日によって状態
昨年もこの時期に怖い話を書いてしまいました。今年もなぜか寒いこの時期に思い出したので書きます。私が、以前勤務していた病院での話です。夜勤勤務していた看護師さんが、複数目撃しているので間違いないと思います。夜間患者さんの様子を見てまわっていると患者さんの上に馬なりになり、首をしめている老婆を見たらしいのです。その首を締められた患者さんは、だいたい数日以内に亡くなるようです。看護師曰く、仰向けに寝ている患者さんしか首しめていないそうです。ちょっと怖い話で
先日ある高齢女性が受診しました。左のふくらはぎが、急に腫れてきたという理由です。診察すると、左ふくらはぎが、確かに腫れてパンパンです。赤さや強い痛み、触った時熱感はありません。ふくらはぎを掴むとやや痛みありです。このような時、2つ考えます。蜂窩織炎局所的な感染です。もう一つが、下肢静脈血栓症です。今回は、血液検査でDダイマーという項目が高値で、エコーで膝裏の静脈に血栓があり下肢静脈血栓症でした。治療は、抗凝固薬、つまりサラサラ系のクスリを使用します。
今回は、私の同僚男性医師の話です。その医師は、内科医です。優秀で意欲的にいろんな事を学ぼうと勉強熱心です。その医師が、眼科を学ぼうと考えました。あくまで内科医としてやっていくつもりですが、眼科的なアプローチを身につけると診療のスキルが上がると考えたからでした。ある大学の眼科の医局に相談をしました。医局長と面談になりました。それが、終わった翌日、その医師が、ひどくがっかりしています。理由を聞くと眼科の研修を受け入れる条件として内科専門医を放棄してこいというものだったそうです。
2024年9月中旬に予定帝王切開で女の子を出産もう生後3ヶ月に!ピーゴロゴロの下痢が続いていたドラミさん『生後3ヶ月頻繁の下痢』2024年9月中旬に予定帝王切開で女の子を出産もう生後3ヶ月に!いまドラミちゃんはお腹下してます何が原因か分からない最近自分のお手てをなめなめしたりお洋服もな…ameblo.jp本人はいたって元気そうだしミルクもいっぱい飲む!小児科の先生からは機嫌が悪かったりぐったりしたりミルク飲まないとか、じゃなければ心配はそこまでしないでって言われ
外科医には、いろんなヒトがいます。皆さんは、外科医と聞いてどんなイメージがありますか?手術をやりたいために、外科医になった。手術が好きなので外科医をやっている。こんな感じですよね。私も、過去は、そう思っていました。確かに、そういうスタンスの外科医もいます。でも、どうでしょう。私は、消化器内科なので消化器外科の先生と関係があり、消化器外科しかわかりませんが、全体の七割いるでしょうか?よくあるパターンです。救急病院で、腸閉そくで患者さんが入院しました。ものすごく
胃カメラを受けて頂く時、特に初めてやる若い患者さんについてですが、私は口からより鼻からを、勧めます。なぜかと患者さんから質問受けた事があります。それは、通過するルートで、ある違いがあるからです。皆さん、お酒飲みすぎて、あえてゲロをした事あるでしょうか?(私のブログのフォロアーは、女性メインなのでないかもしれないですが)その時、口に手を突っ込んで嘔吐反射を誘発します。手でどこを触るかといえば、舌の根もと、つまり舌根です。口から胃カメラを入れた時、どうしても舌根に当たってしまう事が、
私の外来に胃癌術後の方がいます。胃が少ししか残っていないのでたくさん食べれず体重もかなり落ちつらそうでした。栄養をメイバランスミニなどで補給しながら時間をかせいでいくと体は、徐々に胃がない状況に対応して食べられるようになりました。ヒトの体は、すごいですよね。臓器が、目減りしてもなんとか機能させてしまうので。胃や大腸などお腹の臓器を手術して取り除いた場合、やはりカラダは、ビックリしてすぐにうまく機能しない事もあります。特に高齢者の方は、なおさらです。それでも、多
=Xポストより=■MiracleSplashさん@miracle_358Nov24むかーし昔々、NHKで『胃薬の定期服薬をやめたら、パーキンソン病が治った。つまり、胃薬の長期連用でパーキンソン病になっていた。』という特集番組をやっていたことがあった。1人のおじいちゃんが、徐々にパーキンソン様の症状が出始めて、段々ひどくなり、病院受診したら、医者から胃薬をやめてみるよう言われて、やめたら数ヶ月後にはキレイさっぱり元に戻ったという話だった。
医師は、大きく分けて内科系外科系という系統があります。同じ医師というくくりでも仕事は全く違います。そのためその適正も違います。(循環器内科や消化器内科はメスを使わない外科医みたいなので内科の中でもちょっと違いますが)私は思うそれぞれの適性は、内科医は、基本あれこれ考える事が好きな慎重な勉強家外科医は、いろんな理屈こねくりまわすより思い切ってリスクをとって物事を前に勧めるような決断力を持つ人です。適正のある人がそれぞれの道に進めば、いいのですが実際は、内科向
日本は、人口減少が進んでいます。少子高齢化ですので、若者からまず減りはじめました。高齢者は、それほど減った感覚がなかったのですが、最近は、高齢者も本格的に減ってきた感じがします。それに伴い、受診する患者さんの数も、どの病院行っても減ってきている感覚です。15年くらい前までは、患者さんはたくさんいました。もう、あふれるばかりです。これなら、経営にうとい医師が、あまり考えずに開業しても、うまくいくでしょう。でも、今はいろいろ作戦を考えやらないとクリニックの経営は厳しいと思い
2025.12.4放課後等デイサービス『エジソンキッズ』よしよし母ちゃんです♡からだの中…ありえないところからありえないモノでてきたえーーーっびっくり😳急いで病院電話したよね術後、よくあることです、てーーほんと、かーー??今週は、月・水・金病院受診…三週間で8キロ減ったのでね点滴を三本うってもらいに行くの♡毎日、色んなことがある!(◎_◎;)びっくら!ぽん!ぽん!ぽーーーん!!でも、でも、負けないもん!もん!もーーん!それでは
今回がシリーズ最終回、起立性調節障害と診断されたときに、おうちでできる具体的な対応について書いていきます。そもそも起立性調節障害の子は、血圧を測ると、収縮期も拡張期も両方低めなのですが、私はいつも拡張期(低い方)が70を切っている子に関しては、絶対的に体の水分が足りていないと思っています。起立性調節障害は、いわゆる「貧血」とは別物で、赤血球の数や大きさが不足しているからではありませんが、聞くと必ずと言っていいほど、「水分はあまり摂りません」といわれます。以前、体に必要な水分量について書きま
おはようございます!音大生と都立高校に通う子の母のブログお読み下さりありがとうございます!さてさて、昨日、下の子の担任の先生から電話がありました。明日から期末テストでしたのに、残念です、とお伝えし、先生からは受験できなかった教科については、今までの得点から見込み点を付けて下さる先生もいらっしゃる事など、各教科の先生に聞きに行くよう、子どもに伝えるように教えていただきました。ウチの子、日曜日のジャパンカップを観に行きたいがために、病院受診が遅くなり、ここまではつい先日の記事
医者にとって看護師さんと関わらないで仕事をする事は、ほぼ不可能です。クリニックなどの少人数でも、病院のような多数どちらでも、いろいろ気を遣わなきゃいけないです。また、権力構造も複雑です。看護師長さんが、最高権力者とは、限りません。実は、オツボネ様みたいな看護師が、最高権力者で、みんなは、その顔色を伺う事もよくあります。もう一つが、陰で医師とつきあっているなどの男女関係の把握です。当然、話した内容は、カップルの医師と看護師で共有されます。私も、若い時に飲み会で、ある看護師に
ある日夫と飲みながら話していたテーマ。男性(パパ)って、子育ての当事者意識ないよね。身体への影響や、授乳などの“女性しかできない”事柄を中心に出産後の女性に多く降りかかってくるせいか、“育児は女性担当”という悪しき文化による潜在意識が、そうさせてるような気がする泣き止まない・寝付かない等思い通りに行かないとすぐママにバトンタッチお守りをお願いしても、子供を平気で放置してただ同じ空間にいるだけケガ・病気につながる事柄に無頓着後先考えない、その
今回は、病気の紹介です。先日、私の外来に右足の薬指と中指の裏がシビレたり時々ピリッと痛くなるという初老の女性が受診しました。いろいろ調べていくと、ある病気と診断できました。それは、Morton病というものです。これはザックリ言えばこんな病気です。幅の狭い先端が尖ったような靴、特にハイヒールを、よく履くとします。すると足の神経の固有底側趾神経というちょうど足の薬指周囲の感覚に関わる神経が圧迫されてしまい、損傷を受けて症状を起こすのです。診察所見でMulder徴候があります。これ
健診などで腹部エコーを行った際基本的には膵臓を観察します。膵臓には中心部に主膵管という管が通っています。膵臓でつくられた膵液という消化液を、十二指腸へ運ぶための管です。腹部エコーで膵臓をチェックした際に主膵管が拡張していることがあります。主膵管は、通常2mmほどです。これが4mm以上になると拡張となります。主膵管の拡張がある場合、一番怖いのは膵臓癌です。膵臓癌で最も頻度が多いのが、膵管癌です。これは、主膵管にできることが多いです。主膵管に癌ができると、管が
数年前の話です。ある老人病院での話です。私が、外来にいると、病棟からコールがありました。勤務している看護師さんが、昼食後アレルギーが出たので、あとで診てほしいという依頼です。いやな予感がしたので、すぐに病棟に行くと、その看護師さんが、看護師控え室でうずくまっています。顔が、真っ赤でゼーゼーしています。どうも、病院の食堂で食べた昼食に、合わない食材が入っていて、アレルギーのひどいタイプのアナフィラキシーが、起きていました。同僚の看護師さんは、同じ部屋にいるのに気がついていなくて
本日も訪問ありがとうございます。そしてコメントやメッセージ。溢れ話をクスっと笑って下さり…ありがとうございます。投稿の励みになっています。そんな皆サマに感謝いたします。土曜日の夜にこんばんは。今夜の溢れ話しは我が次男について。先々週に我が次男が検査入院したのはご存知かと。『我が次男…入院する事になりまして。の、話。』本日も訪問ありがとうございます。そしてコメントやメッセージ。溢れ話をクスっと笑って下さり…ありがとうございます。投稿の励みになっています。そんな皆サマに感謝い…am