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恵まれた環境で育ったのだと思いますいつもご覧いただきありがとうございます🍛小僧です町田そのこ著52ヘルツのクジラたちまだ半分しか読んでいませんが....可愛らしいタイトルからは想像できない、凄まじい物語が展開されています😨よっしーさん、ハッピーエンドになりますか❓そんな読書をしながら都内へ行ったこの日、高田馬場に出没しました🍛たまにはミャンマー料理ではないカレーを食べようとリサーチして見つけたお店がこちら。夜は会員制?バーになるらしい、昼のみ営業のカレー屋さん🍛怪しい階
親に恵まれない人たちが登場する5編の連作短編集。【雑感】子は親を選べない。しかし、育った環境で人生は変わる。生みの親より育ての親。負の連鎖を繰り返さないように生きる正道、それをサポートする隆之。正道は、他人(ひと)を慮ることができる心優しい青年に成長できてよかったです。隆之は器が大きく、漢の生き方をしており、誰かのために気を遣える度量があって、かっこよかったです。暗くて重いプロローグでしたが、エピローグでは希望の光が射し込み、読後感がとても心地よかったです。親の負の遺産を背負わなけ
町田そのこ『彼女たちは楽園で遊ぶ』です。私の好きさレベル5段階評価の『5』です。お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。喧嘩別れした親友が高校を退学した。突然、山に施設を作った新興宗教・NI求会に入会したのだ。親友を取り戻そうとする凜音。東京から《特別》になるために来た初花。大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、その聖地で、禍々しいものと対峙する。町田そのこの新境地。女子高生
コレはだいぶ前に作品選びで参考にさせてもらってる方がオススメしてたヤツ!タイトルから何だかファンタジー色強そうでその方がオススメするのが意外だな~って思ってたんですがタイトルからは想像出来ない人間ドラマ短編集って感じでかなりお気に入り作品になりました♪「カメルーンの青い魚」は主人公・サキコの昔の男りゅうちゃんとの思い出を読ませつつ、今の啓太の事はどうするの?と思わせておいて小説ならではのサプライズ♪サキコとりゅうちゃんの強いきづなが羨ましくもあり切なくもありで満足度高いフルーツガムの匂いを
町田そのこ『蛍たちの祈り』です。私の好きさレベル5段階評価の『5』です。『52ヘルツのクジラたち』本屋大賞受賞作家、町田そのこ最新作!蛍が舞う夜――山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、どうしようもない状況に追い込まれ、互いの罪を隠し合う“共犯者”となった。それから十五年後、大人になった二人が再会したことをきっかけに、二人とその周囲の人生が大きく動き出す。同僚として、友人として、家族として……ぬぐい切れぬ「罪」の記憶に翻弄されながらも、真摯
2025年1冊めようやく読書の気分にあわただしい年始から平常の日々に戻ったからかな。千鶴が夫から逃げるために向かったところは、かつて自分えお捨てた母:聖子の家。傷つけながら求めあう母娘の再生物語町田その子さんの本は、好きで読んでる。人生の不条理生きづらさを抱えてもなお懸命に生きてるココロを描いてるカレイドスコープ町田そのこ河北新報の7頁に毎日掲載されている好きな作家町田その子さんの小説だから読み出したらおもしろい毎日の新聞の楽しみになってるこんなことはは
町田そのこさんの『月とアマリリス』のレビューになります。さっそくですが、あらすじ・感想・評価の順でふり返っていきます!あらすじ・相関図※(完全なものではありませんが)ネタバレ注意<あらすじ>北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたの
真冬日が続いています、東京北風がとても冷たい一日でした随分前に購入した本をやっと読みました(汗)『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著中公文庫305ページ2020年4月中央公論新社より発行福田利之さんカバーイラスト/鈴木久美さんカバーデザイン内田剛さん解説2021年本屋大賞受賞作品目次1最果ての街に雨2夜空に溶ける声3ドアの向こうの世界4再会と懺悔5償えない過ち6届かぬ声の行方7最果てでの出会い852ヘルツのクジラたち解説内田剛カバー