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「一寸の虫にも五部の魂」ということわざがある。どんなに小さな虫でも魂や感情があるのだから侮ったりばかにしてはならないというものだ。しかし、どうも、この昆虫だけは、そういう気持ちにならず、忌み嫌っている人が多いようだ。ゴキブリである。だんだん暖かくなり、活発になってきて、目にする機会も多くなってきたのではないだろうか。今朝の「東京新聞」(20日付)の「特報」欄に、「ゴキブリなぜ嫌われる?」と題した記事があった。その題名に、思わず「おっ!」となりながら、少し引き気味で読んだ。「
おはようございます。三重県産カンアオイの品種名・分布図私たちが調査を行いました結果、三重県下のカンアオイの分布は以下の図のようになります。まだ未調査の地点などがあり、今後も調査を進めながらご報告させて頂きます。上図分布域の品種名1.ミヤコアオイ県下に1番広く分布しています。・ヒメカンアオイ※春咲き、秋咲きが疎らに自生しています。2.カントウカンアオイ・ヒメカンアオイ※カントウカンアオイにおいては、大内山付近にて自生を確認3.イセノカンアオイ4.スズカカンアオイ5.ノノ
ばんえい競馬場の端を市道が通る工事が始まって、今までは柵内で入れなかった場所の一部が見られるようになりました。その場所で初めて出合った植物でしたが、名前が分かるのに時間がかかりました。緑一色の地面を覆うような植物で、一見して花は見られませんでした。広がっている場所を見ると、中央のタンポポは終わって今はコウリンタンポポが咲いています。単独の株も、あちこちに地面を這うような形で見られます。何となく花らしきものがある様なので、先端を大きく撮り始めました。家に帰って
中国産のカンアオイと思われます「寒陽カンアオイ」ですが、よくわからないのが事実です。中国産のカンアオイの文献などに記載がありません。唯一の手がかり「史の花」ですが写真しかないんですね。説明書きがありません。「史の花」35p寒陽カンアオイの写真花の大きさはパンダカンアオイと同じくらいです。萼筒が非常に長いです。花の解体は展示会の終了後したいと考えています。どなたか、このようなカンアオイをお持ちの方がいましたら掲載をお願いします。
今冬はとても雪が少なく(「雪がない」と言ってもよいぐらい)、今日は天気も良いので午前中に近くの土手筋を自転車で散策に出かけました。土手内の木々の多くは伐採され、上にある細道は舗装されました。法面には所々にフクジュソウが咲き始めています。そのうち、エゾヤナギについて調べた公営集合住宅の裏側対岸に赤い枝がそろって見えてきたのです。まさかと思って実際に確認してみると、紛れもなくケショウヤナギ(化粧柳)に違いありませんでした。カメラは持っていなかったので、2月にガラケーから切り替え
カンアオイの先輩から購入した、ウマノスズクサ科Aristolochiaceaeカンアオイ属Asarumに属し、ツクシアオイ(筑紫葵)に似た、佐賀県原産のアリアケカンアオイ(有明寒葵)の花が咲いています。泥軸、下り藤模様葉で、泥花です。アリアケカンアオイは日本の固有種で、九州(佐賀県、長崎県)に分布しています。
昨年6月にも、最近の侵入が早い植物、ということで記事にしているムラサキケマンです。前庭の、お隣との境界のレンガの中から生えていました。大きく撮ってみるとクモさんが付いていました。先回も述べた通りこのデジカメは赤紫の赤がよく出ません。湿地性の西町公園には大きな群落がありました。周りに民家のある、日当たりの良い乾燥帯からの侵入です。同公園の別な箇所ですが、ムラサキケマンの中に白い花が混じっていました。調べたら、この植物は白花種のシロヤブケマンのようです。
1月中旬にインフルエンザA型に疾患して5週目になりますが、思ったように体力回復が為らず、山中のカメラメンテナンスも滞っています。ただ、イヌの散歩だけは欠かすことが出来ず、その日の体調に応じたやり方をしているのですが、最近幾つかの散歩ヵ所で、下記の張り紙を見掛ける機会が有りました。こうした事は然程珍しい事では無いので、余り気に留める事はありませんでしたが、或る日荒川の土手で、探し主とお会いして詳細を伺えましたので、皆さんにお知らせ致します。探し主の山口さんー090-8346-5017です
3回前の記事に、本州では特定外来種のオオキンケイギクが繁茂し、地域によっては駆除活動をしていることを書きましたが、北海道にも同様な外来種があり、ブルーリストとして発表しています。道新記事を見ると、生物多様性保全条例に基づき12種類の動植物を第一候補として、「自然界に放つ」と罰金刑を科す、指定外来種が今年中に正式決定されるようです。植物に関しては、フランスギクとイワミツバ(イワゼリ:斑入りも含む)の2種類です。まず、フランスギクの方です。登別から、24年前に当地区に異動
生物学、テキストを開いた瞬間に履修登録したことを後悔したくらい、当初はちんぷんかんぷんだったのだが、関連図書(高校生物の書籍)なども織り交ぜつつ我慢して少しずつ読み進め、途中からはリポートも並行して取り組んで通算4時間が経過、ようやく「面白い!楽しい!」と思える様になってきた。この科目を履修することにしたのは『基本キーワード…心理学』で脳の構造と機能について少し学び、もっと知りたい、と思ったことがきっかけだ。残念ながら、こちらのテキストは脳についての記述は非常に少なく、掲載されている図もあまり
国立科学博物館の大哺乳類展へ行ってきました!大迫力―――!国立科学博物館の大哺乳類展~わけてつなげて大行進~は、生物学や進化に興味を持つお子さんにとってもおすすめ!牛とクジラがおなじ鯨偶蹄目に分類されてるって知ってましたか?展示では、ウシ、イルカ、シカ、クマ、そして霊長類の生態と内臓の違い、骨格や体のつくりの共通点が詳細に探求されています。まず、ウシやキリンの内臓の展示では、複胃と単胃の違いなどその草食動物の生態に焦点が当てられていました。内臓は、複雑な消化器官を備え、草をどのよう
ASWATの社長の福永健司氏より「ハクビシンの糞に、人間の髪の毛のようなものが混じっている」というメールを貰ったとき、私は一瞬ギョツとした。吉村昭の「羆嵐」を思い出したのである。人食いヒグマと、それに対決する老練な猟師の物語(実話)だ。でもまさか、ハクビシンが人を食い殺す筈はない。あ、いや、でも、死体が転がっていたら食うかな?。しかし、不消化部分である毛髪を飲み込むことはあるだろうか?。イタチは口が小さいからまずあるまい。いずれにせよ、それがもし本当に人の毛髪なら犯罪の匂いがする。
私の栽培していますコウヤカンアオイの花が咲いていました。萼筒は筒状で括れは無く狭い口環をともなう。萼筒内面は白っぽく先日、紹介しましたコトウカンアオイに似ているが、萼筒内面の縦横隆起線の数が少ない、萼裂片が短い、口環の幅が狭いなどの違いがあります。*学名:AsarumKooyanum*分布:大阪府、和歌山県*開花期:5~6月コトウカンアオイ(右側)と比較してみました。
京都府東山周辺に自生しているヒガシヤマカンアオイ(仮称)の花が咲いていました。※ヒガシヤマカンアオイ(仮称)※和名:東山寒葵学名はありません。※分布:京都府※開花期:1~3月※ヒメカンアオイ種群開発などの為に自生地は限られてしまい、希少なカンアオイではあるが、その自生地は、幸いにも鹿などの出没も無く、そのほとんどは社寺林などになっている為に守られており、これ以上減るような事はないと思われます。☆特徴萼筒内部にある網目状の縦横の隆起(縦12~18、横4~5本)と萼筒
10年くらい前の記事になるが、民俗学で博士課程を修了し、大学の准教授にまでなった研究者が、退職して介護業界に就職したという。そして、その現場で働く中で、自らが専門としている分野の可能性を見いだせたのだという。希有な例であろうが、かなり前の記事とはいえ、衝撃である。介護の世界でつかんだ民俗学の新しい可能性大学の教員から介護現場への転身。飛び込んだ先は、介護というフィールド。そこで感じた民俗学の新しい可能性とは…wedge.ismedia.jp文系(日本でしか通用しない呼び名だが)の大学
東京・恵比寿と兵庫にある結婚相談所、結婚物語。の仲人Tです。最近Xで「女が高望みだから男が結婚できない!」というポストを見かけたので、冒頭のアンケートを取ってみました。結果はこちら。男女どちらも「女性が高望み」と回答した人が圧倒的に多かった。婚活事業関係者にも聞いてみましたが、倍の差をつけて同じ結果に。今日は、婚活女子に『このあんぽんたんちんの高望みどもが!いい加減に言い寄ってくる男を受け入れて結婚しろ!』とキレる回…ではありません。「女性が高望みになるのはなぜ?」という疑問
これも、前回記事関連のシンワスレナグサについてです。走出枝の芽から伸び出した1本を切る事柄があり、何気なく挿し水にして曇りガラスの窓下に置いておきました。すると、知らぬ間に不定根がたくさん生えていました。これなら挿し木が出来るようです。見やすくするために黒紙の上に置いて写しています。期間はだいたい2週間ぐらい経っていると思います。根の部分を大きく撮ります。基部の方では走出枝のときと同じように、茎横の部分からも不定根が発根しています。この部位はまだ、「ふつうの枝」とま
ヒトの原点を考える進化生物学者の現代社会論100話長谷川眞理子我々人類、つまりホモ・サピエンスという種が地球上に誕生したのはおよそ20万年前。それ以降、人類は長らく少数の集団による狩猟採集生活を送ってきた。やがて農耕、牧畜の技術を発達させ、定住生活を送るようになると人類の社会は大規模化、複雑化していく。産業革命を経て現代に至るまで、特にインターネットとスマートフォンが普及したこの20年間は、過去に類を見ない急激なスピードで社会が変化してきた。しかし、生物としてのホモ・サピエンスは、
これまた北海道に住んでいて知りませんでしたが、シラカバ(白樺)は雌雄同株で雌雄異花。雄花と雌花を同じ木に付けます。まず、雄花についてです。4月19日のシラカバの果穂・種子の記事の最終に、4月初旬のまだ硬い雄花の写真を載せましたので、それをもう一度。その後の、開花期の雄花の写真です。近くの小学校横で撮りました。まだ完全開花ではなく、上の方だけ綻(ほころ)んでいます。雄花の花穂は、大体いろんな枝の先端に付いているようです。本来なら、もう一歩進んだ花穂まで追い掛けるので
これも’14年に撮った写真で、ある内科医院でペンステモン’ハスカーレッド’(この名を探すのにも時間が掛かりました)などと共に植えられていたものです。花の色は白ですが大きめなので、その頃知ったシコタンキンポウゲ様だなと思っていましたが、何時まで経っても名前は分からず仕舞いでした。今回、北海道に自生するキンポウゲ科イチリンソウ属の希少種フタマタイチゲに行き当たり、それと近似の外来種であるアネモネ・カナデンシス(カナダアネモネ)に違いないと思いました。ガーデニングに使われる花ですね。