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最近のNHK大河ドラマ、内容はいいのに視聴率が今一つ。それでなくても、不祥事をやらかす奴の降板。番組に関わる全ての出演者・スタッフが頭を抱える事態に陥っています。時代劇にかかる費用がデカいとか、不正に料金を徴収しようとしたとか、そういうのが原因ではありません。視聴者がちゃんとついていけるのか、そこに問題があるように思います。広告担当者に「頑張れよ」と言っても今のこのご時世では泣きつかれそうですが。そんな大河ドラマの中でも珠玉の名作と言われたのが、「独眼竜政宗」です。大河ドラマ
今回、大坂冬の陣を描きながら徳川家康の出番がなかったのは二つの理由があると思われます。一つは、豊臣秀頼らにとって何を考えているのかわからない家康の不気味さを引き立たせるため。もう一つは、実質退場となる小十郎に対するリスペクト。つまりエンド・オブ・クレジットを片倉小十郎に譲るため。まことに粋なはからいです。江戸伊達屋敷政宗「待たせたな。折り入っての願い事とは何じゃ」伊達成実「は」片倉小十郎「…」政宗「どうした小十郎、いまだ気鬱に取りつかれておるのか」小十郎「恐れながら気鬱ではござり
関ヶ原の合戦前夜。『葵徳川三代』では上杉景勝や西軍の毛利輝元に小西行長そして吉川、島津らの動きが詳細に描かれましたが『独眼竜政宗』では全て省略。そんな中、名前だけで存在感を示すのが直江兼続です。大坂城政宗「内府様にはご機嫌麗しく恐悦至極に存じまする」徳川家康「もはや上杉景勝を謀反と見なし合戦に及ばねばならぬ。ついては伊達殿、最上殿には先陣をお引き受け願いたい」政宗「しかと心得ました」最上義光「有り難き幸せに存じまする」柳生宗矩「恐れながら、取り急ぎ国許へ引き揚げ兵馬をお整え下さ
名参謀小十郎の面目躍如。小田原参陣の是非を巡って分裂しかけた伊達家中を救ったのは、この男でした。布施定時「関白殿の軍勢は昨二十七日、沼津にご到着。既に山中城、韮山城を攻めております」村田宗殖「ついに始まったか」定時「奥羽ではさらに南部、武藤、結城殿が次々に臣従。津軽為信殿は海路を経て参陣仕った由にござります」宗殖「残るは何処じゃ」定時「伊達の他には、大崎、葛西、田村、最上」桑折点了斉「たったそれだけか」定時「御意」国分盛重「無念じゃー!時すでに遅し」点了斉「遅しと言えども行か
政宗が小田原参陣を決意し、反対していた成実もこれに従います。政宗「出立はいよいよ明日に迫った」伊達成実「何としてもご出馬のご意向にござりまするか」政宗「くどいぞ。小十郎、仕度はよいか」片倉小十郎「万端相整いました。馬上百騎をもってお供仕ります」政宗「十中八九生きては帰れまいが、天下の秀吉と器量比べができれば思い残す事はない。あわよくば刺し違えて東国武士の面目を見せてやるまでだ」原田左馬助「くれぐれもご短慮はなりませぬ。忍び難きを忍んでこそ浮かぶ瀬もござりましょうぞ」政宗「心得ておる
羽生結弦ノッテステラータ公演で、野村萬斎さんとのコラボがSEIMEIと知ってから現地に行くまで、私はずっと「泣かずに見られるだろうか」なんて思っていたんですよね。GIFTのアンコール、春ちゃんのあとでSEIMEI様の曲がかかったとき、東京ドームがどよめきました。そして羽生くんが出てきたら…涙でボヤけてしか見えない〜東京ドームの単独アイスショー、大成功だ、これはウイニングランだ‼️と思うと、余計にこみあげるものがあって…RE_PRAYさいたま初日でも、SEIMEI様はアンコールで…涙
たまに、自分には腐女子の素質はあるのかもしれないと思っています。昔の耽美なJUNEみたいのはホント意味が分からないんですが(お好きなかたはすみません。disってるわけではなく、本当に分からんのです)、戦国武将とかの、男同士の繋がりってのには萌える。別に性的にほにゃららして欲しいわけではない。たが萌える。それが兄弟だったりすると相当萌える。戦国時代は基本的に殺伐としているので親兄弟なく泥沼で殺し合ったりもしてますが、だからこそ絆の強い兄弟に、人としての理想の結びつきを勝手に妄想するのかも
秀吉「返事は要らん。関白の命令じゃ」ああ怖い。どっかのサルとは大違い。さて、今回のピカイチはこの場面です。政宗「思わぬ長陣になってしもうた」小十郎「気長に雪解けを待つしかございますまい」成実「正月は国許で過ごされては如何でござろう。ここは我等が陣固めをいたしまするゆえ。のぅ」小十郎「(頷く)」政宗「俺だけ帰るわけには参らん」成実「愛殿が首を長うしておられるわ」政宗「埒も無い事を申すな」成実「ははは。国獲りも大切だが子作りも疎かにはできませんぞ。世継ぎがなくば折角の身上が無駄
いよいよ関白秀吉にお目通り、と言うよりも引き据えられた格好の政宗。秀吉と政宗との間には徳川家康、前田利家、浅野長政ら六人の武将が控えています。政宗「恐れながら関白殿下の御前に侍りまするは伊達藤次郎政宗にござりまする。此度は親しく御拝儀の栄を賜り恐悦至極に存じ奉ります」秀吉「政宗、政宗!」政宗「はっ」秀吉は、杖を振りかざして近う寄れの仕草。家康は、脇差しを置いていけのブロックサイン。緊張感が高まります。秀吉「遅かったの」政宗「申し訳次第もござりません。関東北部は殊の外情勢不穏のた
幕府による伊達征伐の動きをなんとか回避し、福島正則に「ごますり大名」と揶揄されながらも将軍秀忠に取り入って、外様大名改易の嵐を乗りきって行く政宗。今回の秀逸は、そんな政宗が酒の勢いもあってついマジになっちゃった場面です。江戸城徳川秀忠「政宗は余の御意見番じゃそうな」政宗「いかにも。大神君に成り代わって時には苦言を呈しまするぞ」秀忠「では尋ねる。凡そ人の上の立つ人物の器量とは何ぞや」政宗「はてさてこれは難しい」徳川家康は生前、秀忠を評してこう言っていました。家康「泰平の世の将軍はあ
大坂夏の陣で豊臣秀頼と淀の方は死に、豊臣家は滅亡することとなります。今回の見所は、家康の本心がどう描かれるのか。本当に豊臣家を滅ぼすつもりだったのか?この一点に尽きます。天王寺・家康本陣柳生宗矩「恐れながら秀頼殿は大坂城脱出を拒んでおります」徳川家康「…何?」宗矩「千姫様より密使が参りました」家康「…秀頼は討ち死にを致す所存か」宗矩「御意にござりまする」家康「…女狐めの檻に閉じ込められたに相違あるまい」今井宗薫「千姫様が危のうござります。豊臣家滅亡の道連れにされては一大事」家
今回は山中の出城を攻める合戦シーンが魅せ場。伊達軍は、籠城を図る小手森城の退路を断ち、前と後ろから攻め入りました。若き成実も小十郎も勇ましく敵と斬り合います。荒井半内「伊達の衆、よう聞け!我こそは小浜の武術指南荒井半内じゃ!腕に覚えの者あらば、わが太刀風受けてみよ」おぉ、敵ながらかっこいい口上。しかしあまり強そうに見えないのは、なぜ?屋代勘解由「いざ見参。伊達家旗本、屋代勘解由ダ」江夏さん、いかにも強そうだけど声が小さいよ。指南役をあっさり斬り伏せた江夏勘解由は火の中で暴れ回りま
保春院「『二はよりうへしこまつの木たかくもえたをかさねていく千世のやと』(双葉より植ゑし小松の木高くも枝を重ねて幾千世の宿)」政宗「年月久しうへだたりける母にあいて『あいあいて心のほとやたらちねのゆくすゑひさし千とせふるとも』(相逢ひて心の程や垂乳根の行く末久し千歳経るとも)」最終回にしてやっと親子のわだかまりが解けました。そして大往生を遂げようとする政宗を迎えに来たのもこの母でした。お東「おお、そこに居たのかえ。会いたかったぞ政宗。最早苦しむことはない。
東の館を出て館山城に移ったお東の方でしたが、呼び名はお東のままでしたね。政宗による無謀とも言える会津侵攻の間、伊達家中では年寄りや女達がそれぞれの立場で戦の成り行きを心配しています。一方戦場では、葦名に敗れた政宗がやり場のない怒りをぶちまけていました。片倉小十郎「殿!ここは正念場でござる!将たる者が平常心を失うては全軍の士気に関わりまするぞ!」政宗「その物言い聞き捨てならん。この俺に指図をする気か!」小十郎「お気に召さずばこの場で小十郎をご成敗下さりませ。但し!これだけは申し上げまする
輝宗首塚。伊達輝宗が畠山義継に拉致され、政宗率いる追撃隊との戦闘の末、義継もろとも討死にしたというのは紛う事なき史実だという事を思い知らされるアバンタイトルでした。お東「情けなや。大殿にかかる悲運がまたとあろうか。夢であってほしい。夢であらねばならぬ」輝宗への究極の忠義を示すべく殉死した先鋒は遠藤基信だと思っていましたが、内馬場右衛門でした。歴史上の人物を端役扱いしないのは嬉しいですね。このあと伊達家中の悲しみと無念さは日を追って増幅していきます。愛姫「お疲れでございましょう」政宗
土曜日は医者のはしご。帰ってからも眠くて、自分のことは何もできず。日曜朝は、スーパーヒーロータイムがお休み。4Kで「カーネーション」と「独眼竜政宗」ぼんやり見て。ああ、来週は最終回かぁ。面白かったよなぁ、時々しか見れなかったけど。そんなことを思いつつ。やっぱり眠くて、家事以外できない。夜は「べらぼう」馬面大夫さんと門之助さんがいい人でよかったよ。いやさ、門之助さんジョージ狩崎さんだし。馬面大夫は公暁だし。悲しいことになったらやだなと思ったけど。蔦重の熱意をちゃんと受
政宗くんは、元気ですよく食べ、よく寝て巨大化してますただ目の傷が……どんどん大きくなってる気がします手術まで、もう少しの辛抱です。頑張れ!政宗!
以下、元小浜城主にして会津葦名家の四天王になり損ねた我らがムスカもとい大内定綱が、かつて敵対していた伊達家に自らを売り込み、目出度く就職が決まるまでの顛末です。大内定綱「定綱でござる。このとおり頭を丸めて些か面体が変わり申した」伊達成実「相変わらずの悪相じゃ。一向に見映えはせぬわ」定綱「ははははは。いやはや、此度は米沢のお歴々に謁見を許され、かつまた申し開きの場を賜り恐悦至極に存じまする」白石宗実「首を洗うて参ったか」定綱「元より覚悟は致しておりまする」宗実「その方の二枚舌には騙され
大河ドラマ『麒麟がくる』が一旦休止となって、6月14日のこの時間帯は『独眼竜政宗』の名場面集です。期待が高まり過ぎて既にオープニングのテーマソングが脳内リピートしているのですが、直前になってしまったのでこの辺で収拾をつけないといけない。報道によると、父親を自分の鉄砲隊で敵将もろとも撃つ惨劇や、家督争いから母に毒を盛られる不幸な事件、さらにはあの勝新太郎さん演じる豊臣秀吉との緊迫した対面シーンなど、手に汗握る名場面の数々を放送。渡辺が当時の舞台裏を語る企画もある。。。ということで名場面の大
昔の大河ドラマ『独眼竜政宗』を見始めました!これ、配信されるのは初めてなのかな?NHKオンデマンドです。わたしはこのドラマをリアタイで見ていました。もしかすると初めて自分の意思で続けて見た大河ドラマだったかもしれない。1987年放送とな!なんと、37年ぶり?当時、全く戦国武将も日本史も知らないながらとにかく夢中になって見た記憶と、朧げながら覚えているシーンが少数あるだけなので、今見たら一体どんな発見があるのか?自分でも楽しみです。物語の最初は政宗はまだ微塵も出てこないな
宮城生まれ、宮城育ちで仙台在住のみなみ👩でーす。ジモティーの皆様はもちろんの事、歴史好きな方やBASARAファン等の方には、朗報でーす。大河ドラマ「独眼竜政宗」がBSNHKで1月6日(月)の午後6時から毎週OAされることになりました。👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏(見逃してた人🙋)ファミリーヒストリーに出演した先祖が片倉家の家臣だった大泉洋さんについて、理解不能だった方は確認するのに良い機会かもしれませんね。『大泉洋さんの先祖は、片倉家の家臣だった!』は~い❗️自称・歴女のみなみでーす👩。今
戦国武将の中で、やはり人気武将が対決するシーンはとても華々しく荘厳で、特に真田信繁が実際に対決した伊達政宗は、奥州の覇者としての誇りや自信もあるだけにその登場には、大いに関心がありました。そして、誰が伊達政宗を演じるのかも関心が高かっただけに真田丸での登場が、どんなシーンになるのかも期待されていたのですが、ある意味、みなさんの想像を裏切られた感じのシーンで驚きが隠せませんでした。もっと反発精神旺盛なイメージを描いていたのですが、とても優しい感じでした。詳しくは第24回『
皆様、ご機嫌YOです!戦国時代の奥州の英雄で有名なのが「独眼竜」伊達政宗。大河ドラマでは渡辺謙さんが演じています。そしてその政宗の前半生で大きなライバルとして立ちはだかったのが今回の主役である最上義光です。大河ドラマでは原田芳雄さんが演じた義光は、政宗の強敵として存在感を示すと同時に悪役のイメージもついてしまいました。実際の義光は戦国大名に相応しい辣腕の持ち主でありましたが、それ同時に民を愛する民政家であり、そしてあまりにも悲しい事件をきっかけに徳川家に協力する事になります。
大河ドラマ『麒麟がくる』が一旦休止となって、6月14日のこの時間帯は『独眼竜政宗』の名場面集です。1987年(昭和62年)に放送されたこの作品、第1クール(1~3月)は戦国時代の東北の勢力抗争を紹介しつつ、政宗の幼少期・少年期が描かれていました。第2クールに移ると、父から家督を譲り受け一国一城の主として中央に目を向けながら、一家の主としても家庭内のもめ事に対処していきます。正室、愛姫との間では長らく子宝に恵まれず、先に産まれたのは側室、猫御前(演:秋吉久美子)との間の長男、伊達秀宗
ちぇるしいですお越しいただきありがとうございますこのブログは私のひとり行動のアレコレを綴っておりますよろしかったらお付き合いくださいませさて今週の日曜日に「NHK戦国大河ドラマ名場面スペシャル」にて独眼竜政宗が特集される日が近づいてまいりました放送を前に絶賛どハマり中の「政宗ビギナー」の私が甚だ僭越ながら独眼竜政宗についてご紹介したいと思います▶︎大河ドラマ「独眼竜政宗」とは?『独眼竜政宗』は、NHKが1987年1月4日から12月13日に放送した大河ドラマ平均視
隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第599回は、『大河ドラマ「独眼竜政宗」』をお送りします。「大河ドラマ」は、NHKで、昭和38年(1963)から始まった、日曜夜に一年間かけて放送されている、歴史ドラマシリーズです。第1作の『花の生涯』から、2024年度『光る君へ』まで、63作品が放送されています。1987年1月から12月まで放送された第25作が、『独眼竜政宗』(全50回)。今年の4月7日より、NHK-BSプレミアム4Kで「大河ドラマアンコール」として、毎週日
〇大内定綱の本拠地磐城小浜城は現在の福島県二本松市の山間部に位置する山城で、ここの城主として有名なのが大河ドラマ『独眼竜政宗』で故・寺田農が演じた大内定綱でしょう。中の人がムスカということもあってか非常に腹に一物ありそうな顔で、実際に主人公たる伊達政宗に三行半をつきつけて、敵方に走り、結果(ネタバレ厳禁)しかし、その後再度伊達家に帰参するや、以降は政宗の為に奔走し、遂には忠臣として生涯を終えると言う複雑数奇さ。そんな大内定綱の城ということもあって、2024年11月に訪問。ただ、ここは公
35年前の本日1987年(昭和62年)1月4日、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」放映開始。主演渡辺謙、脚本ジェームス三木。大河歴代最高の年間平均世帯視聴率39.7%を叩き出す大ヒット作となる。4年ぶりとなる時代劇大河。主演に当時まだ若手で売り出し中の渡辺謙を大抜擢する。渡辺は大河、朝ドラの出演経験はあるものの主演は全く初めてのこととなった。その代わりでもないが回りは北大路欣也、勝新太郎、津川雅彦、三浦友和、八千草薫、岩下志麻、樋口可南子、竹下景子と言う、これでもかと言うほどの豪華キャストに。こ
伊達政宗年没年(1567~1636年)享年69歳独眼竜の異名で知られる、戦国武将で最も人気のある武将のひとり。4歳の時に天然痘で右目を失い、また母親から疎まれるなど、不遇な少年時代を過ごしましたが、17歳で家督を継ぐと、僅か数年で、南奥州を制覇します。更に領土を広げる野心と才能に溢れていましたが、既に世は豊臣秀吉の天下となっていました。その後は、表面上は、豊臣秀吉、徳川家康の家臣として奮闘し、裏では、一揆を煽動したり、欧州に支倉常長を派遣したりと、天下取りの工作をしてい
独眼竜政宗主演渡辺謙×脚本ジェームス三木【初回放送】1987年1月4日~12月13日総合テレビ日曜午後8時~「独眼竜政宗」――時代を超えて蘇る大河ドラマの名作!来年1月、NHKBSで再放送!再放送見逃した方はnhk独眼竜政宗全話無料で見る方法!nhk独眼竜政宗見逃したら全話無料で見る方法『nhk独眼竜政宗』配信アプリ1Amazonプライムビデオ2U-NEXT3NHKオンデマンドnhk独眼竜政宗無料