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妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。血液出ちゃったじゃんか。今からキスとかいっぱいするつもりだけど・・・俺、直近の感染症系問題なかったし・・・このまま続けるけど許してよね?翔さん。次は俺のターン・・・俺が左手を後方に引くと【ガチャッ!!】と音を立てる手錠に翔さんの右手が引っ張られ、「うわっ?!」バランスを崩して倒れそうになる身体、そのまま翔さんごと床に落として左腕を翔さんの首にかけてヘッドロックする。その時、手錠の一部が翔さんの口角に
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。俺が洗ってあげたくて背後をとったら全力で拒否られて、あんまり早い段階から無理強いはダメだと思ったから翔くんの意思を尊重した。「・・・反省してるんだから、あんま虐めるんじゃねーよ・・・」「・・・俺、こっちに戻ってこようかな」バスタブの淵に顎を乗せて、「・・・え、マジで?」俺がそう言うと、翔くんが嬉しそうな表情をして振り返った。「だって、俺がここに帰れなかったの
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ジリジリと後ずさる翔さんに、俺は手錠ごと引かれる形で連れて行かれる。ベッドを降り壁際まで下がった時点で逃げ場を失った翔さんを良い具合で追い詰めることができた。右手を背後に隠すようにグッと引くから、手錠がガチャリと音を立て俺の左手を引っ張る。壁に背中を付け俺から逃げようとしているクセに逆に俺を引き寄せる結果になり、翔さんが真っ赤な顔をして俺を見た。わざとやってんじゃないの?と勘ぐりたくなるようなシチュエ
妄想小説です。ご注意下さい。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「手錠掛けたの俺だし」「そんなもん掛けられるまで素直になれなかったのは俺だし・・・」俺が俺が・・・と、突如として始まった謝罪合戦に、擽ったい気持ちが湧き上がり思わず苦笑してしまう。10年ぶりに感じる、穏やかな時間が心地よくてキスしようとしたら。「・・・何か・・・その。色々と不安だからシャワールームにして欲しい」おずおずという雰囲気でそう翔さんが口にした。「シャワールームって・・・床、硬いし痛いんじゃ
Sside胸にある頂に舌を這わされ、頭の中が何度もスパークする・・・一方的に受ける刺激に、自分ではなすすべもなくただ全身で受け止める。閉じた目から自然とあふれるしずく、だらしなく開いた唇の間からひくひくと揺れる舌、ゆがんだ口元から流れ出る唾液。今、自分は世界中で一番醜い姿をしている、ハズ。なのに潤は、唇でしずくを吸い上げ、唇の間の微肉を己のそれで絡めると、長く舌を伸ばして跡を追った。「ふ、あっ・・・、んはぁ・・・、あぅ」「しょお、くん。・・・んちゅ、しょ、お・・
あー…、イイな。なんて言うんだろう、言葉にするのは難しいけど。きっと今がタイミングだったのかな?と思えるくらい、気持ちいい。少し高めの体温も、離すまいと巻き付く長い腕の強さも。女子とは違う硬さと、だけどどこかしなやかな腕、長い指────唇を塞がれ、侵食され。自分ではコントロール出来なくなった息遣いは乱れ苦しいんだろうけど。そんな自分の内側に響く音と自分のモノでは無い感触に、頭の奥が痺れて感覚が遠のく。そんな、カラダとは別の所で。焦点が合わないくらい近くで見る震
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。今時のホストなんて、服装だってスーツ一択じゃなくなっているこの時代に、黒のジャケットに同色のジレ、白いシャツと黒いパンツ・・・ここまでが制服一式として貸与されるから、嫌でもそれを着用しなくちゃならない。かろうじてタイだけは個人の自由で選べるけれど、常識の範囲内でと最初に釘を刺された。みーんな黒のボウタイだしさ・・・つまんねー!「余裕がある方々は娯楽だけではなく、安全性と快適さ
最初は遊びだった。たった一度で終わらせるはずだったから『遊び』の枠にすら入らないのもしれない。男女問わずあんなこと、前にもたくさんやってたし。嫌な事を忘れるための、ただの快楽の時間だったのだ。「いてて…」右の太腿をさすりながら学校へ向かう。今日も親父から殴られた。見えないところを狙うあたりが小賢しくって余計ムカつく。俺が庇わないと妹に向かってしまう。何故なら親父はより弱い奴を痛めつけるのを好むからだ。そんな変態親父だが、外面だけはいい。仕事は大学教授。教え方は熱心で生徒に
鍵を持ってない…でもその位で、ここまで歯切れが良くないのは何故だろう?ここには当分の間は帰らないと思い、持ち歩いてないってだけだろうに。俺もこの家には入れないって思ってたけど、それでもでもいつも持ち歩いていけどね。居心地が悪いのか、翔君は少し後退りした。まさかこのまま逃げようとしてるわけではないだろうが、万が一居なくなっても困る。俺たち二人がこうやって揃ったのなら、今は話し合う事が先決だ。連絡する勇気もなかった俺だが、こうやって会ってしまえばそんな弱気な部分は払拭された。「聞きた
1.イタズラはキス(翔潤)SideS毎年全国各地でハロウィンは祭り状態だ。ちっとも興味が無い俺にとってどうでもよかった。だが、ただの俺に興味を持ってくれた恋人となったから興味というかは感謝の日ではある。「しょおくん?」「うん、今年は赤ずきんか?」「そう、可愛いでしょ?」「もちろん、可愛いけど…そのままの潤も可愛い」「ありがと、でも、コスプレするなら可愛い方がいいでしょ?僕、まだ子供だからね♡」うん、そう、俺だってまだ未成年だ。もう少ししたら成人だけど。潤はもうすぐ
Sside「好きで、大切な人なのに・・・オレ、今から翔くんのいやなことする」「や、めっ」「でも、あやまれないよ。」潤はそういうと、俺の体を跨いで服の上から下半身をすり合わせた。嫌悪感に固く目をつぶり、身を縮こまらせようとする。が、両腕に残したままのシャツが動きを阻む。「じゅ、じゅんっ!」こわい、こわい、こわい、こわい・・・・・自分の身の上に吹き荒れる嵐を防ぐ術を何一つ持たず、ただただ目の前のオトコに翻弄される。「!・・・んぐっ!」奥歯をかみしめ
開かれたドアの先。明かりがつけられた玄関先は至って簡素。特に装飾もなく普通に廊下で。「……おじゃましまーす。」当たり前に慣れた足取りで俺を置いていく翔さんを、目で追いつつ。鍵を掛けて靴を寄せて脱ぎ。聞こえてるか分からないけど、一言挨拶をしながら後を追った。廊下と区切られるドアから部屋に入るとそこは、カウンターキッチンとリビングダイニング。玄関を入って直ぐに、ひとつ部屋っぽいドアがあったから、多分そこが寝室?の1LDKなんだろうけど。「いいトコ住んでんだね。」素直に
ただいま2『ただいま2』ただいま1『ただいま1』こんばんはm(*__)m長編になりそうなと書きましたが中編か長編の間ぐらいになりそうですm(*__)mアンケート結果のお話ですm…ameblo.jpSideJ次の日、僕は戻ってはなかった。それが嬉しいと思ってしまったのはなんでだろう。「先生?」「今日も先生頑張らきゃね?それと今日は泊まらなくてもいいかな?さすがに毎日はまずいと思うんだ」「ってことはつまり・・・」「うん、昨日のことは覚えているよ」櫻井くんは「戻れな
妄想小説です。ご注意BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。あの、このお話だけ次のお話のネタバレ含みます💦描き直すの面倒だからこのまま上げます。まだ出てきていない人が出ます。今後は気をつけます…ネタバレ回避の方は本編第3話がUPされてからカムバックで♡←とか書いても多分、読んじゃうと推測してます🤣だって私なら読むもん。・・・不貞腐れた、躾のされていない仔犬が1匹、私の指示で正座をして上目遣いでこちらを見ている。【ステイ】の指示が通るだけまだマ
しばらく着信表示を眺めていたが、、俺は画面をスワイプする。「…もしもし」「…しょおくん?」しばらく互いに黙っていると、潤が先に口火を切った。「…しょおくんおこってるの?どうすればしょおくんのきげんがなおる?俺しょおくんに会いたくて大学に来たのに」甘えたような、、舌足らずな声を出す潤。その辿々しく弱々しい様子は、、俺が一方的に潤をいじめているような気さえしてくる。小悪魔のようで天使のようで魔性のようでヴィーナスのようで妖艶なのに聖母のようで今はまるで、、小さな子どものよ
Sside「ね、しょ、く、ん。キモチイイ?」「ちがっ、ちがっ」「ね。ちがわ、ないよ?オレ、キモチイイ」「じゅ・・・い、ああああああああ!」「ね、キモチイイ、ね」俺のハジメテ体感する時間。こんなハズないのに、こんなハズないのに・・・潤は、潤は。いつも、いつも。甘ったれて、わがまま言って、すぐ拗ねて、ふくれっ面がかわいくて。従順で、照れて笑う姿が、ああ、潤だなって・・・「しょおくん、目、開けて。オレ、見て、ね?」いつもの潤の声がする。ああ、終わっ
潤くんお誕生日おめでとうございますめっちゃ大好きです!今年もイベントに参加させていただき嬉しいです。ゆうちゃん様、企画ありがとうございます♡リンク集はコチラ↓『潤誕2021♡リンク集です』♡潤誕2021企画へようこそ♡参加してくださった方のリストです!それぞれお祝い記事にリンクしてますので、見に行ってくださいね〜そのまま連載として続く方も…ameblo.jp注:こちらのお話は【潤翔】です妄想小説です。ご注意く
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。和のヘルプによって立ち上げた【便利屋商会J・キッド】は、最初こそ警戒されたものの仕事の早さと丁寧さ、そして彼らの人柄が知られるにつれ、次第に街の人気者になるほどまでに成長していた。顔を出すと笑顔で迎え入れてくれる面々に翔も懐き時々、仕事を手伝うようになっていた。それらの日々は、潤にとっても・・・翔にとっても・・・穏やかで幸せな日々だった。『入浴は悪』とされていた時代があった
「あはは!俺はそれでもいいけど。…でも実際、男同士ってそれは無謀なんでしょ?だから無理しないつもりだけど。でもそれでも今、翔さんと気持ちよくなりたいから触りたい。触りたいし触られたいし翔さんどんな風にイくのか見たいと思う。だけどもししょおさんが触られたくなかったら、俺に触ってくれてイかせてくれていいって意味だったんだけど。」「───あぁ、そぅ?良かった…のかな。」「うん。でもさ、いずれは。…あんまり遠くじゃないと嬉しいけど。そのうち、ひとつになりたい……ね?」「ばっ!!
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。後日、雅紀のシャツの弁償がてら4人でカズの部屋に集合した時のこと。「わ・・・大胆!」「雅紀も録画切らなけりゃ声は撮れたのに・・・でも、このストッキング破りはエロくて・・・」「でしょ?」俺たちから距離を取り、額を寄せ合ってコソコソしている雅紀と潤・・・。「・・・最低」「あー・・・マジで最低だな」「復讐します・・・?」「カズ、我慢できる・・・?」
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。翔の感覚では積載されていた荷物の半分にも満たないような、そんな体感なのだ。香辛料を仕入れるための銀貨や、ヴェネツィアから持参したはずの交易品・・・食糧にしろ何にしろ、これで全量だと言われても翔には納得ができなかった。「ねぇ・・・潤、これって誰かが荷物を隠してるとかないんだよね?だって、うちの船・・・沈めて奪った戦利品でしょ」潤にだけ届くような小声で・・・けれどそこには無意識に
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。9歳なんて、まぁまぁ微妙なお年頃、第一反抗期真っ盛りだった俺は、不貞腐れた感情を隠すこともせず新しい家族の前に立った。ニコニコと優し気な笑顔を浮かべる、母と同年代くらいの男性とは、共通の友人を介して知り合ったと数年後に知った。けれど、俺にはそんなことはどうでも良くて。俺が視線を奪われた相手は、新しい【お兄ちゃん】である翔くんの方。ジーンズと白いパーカー姿で、俺より背が高
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。「・・・なぁ、翔・・・海に行ってみないか?」あの日から数日後、午前中の家事を終えた潤が翔を散歩へと誘う。「・・・海・・・は・・・怖い」翔は潤の誘いに戸惑い、不安げな視線で彼を見つめ、「俺も一緒に行く・・・」半ば強引に腕を取った潤に、「・・・ジン・・・?」翔は引っ張られるような形でついて行く。やがて波の音が聞こえるくらいの場所まで辿り着き、小さな路
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「先生は俺のことを心配してお仕事にも行ってなくて・・・ジンさんが一緒にいてくれるなら大丈夫ですよね?」「ええ、それはもちろん・・・いいですね、ジン?」和がチラリと潤に視線を流すと、「翔くんがよければ・・・その方向で」と、決まり悪そうに呟いた。「俺のことは翔って呼び捨てにしてください。ジンさんの方が年上っぽいから」「・・・分かった・・・翔」「ねぇ・・・翔
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「手分けして探そう・・・絶対にあいつは生きてる」「ああ、絶対に見つけ出そう」皆の力強い言葉に潤の涙腺が崩壊したことは言うまでもない。潤たちが居るこの街の名前はジェノヴァ、皮肉なことに嵐に揉まれながらも当初の『ジェノヴァに上陸する』という目的は達成できていたのだ。ジェノヴァは現在のイタリア北部に位置する大きな港町だ。ベネツィアとジェノヴァは海洋共和国と呼ばれた国の中
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ジンって・・・この人、どうしたんですか?・・・時々、俺たちも彼の思考が分からなくて困ってるの。・・・悪いけど合わせてやってくれ。和がこのチームに合流して数時間、、既に智や雅紀とは以心伝心的に会話ができるまでに進化したらしい。「ああ、翔くん?彼はね、あなたのカウンセラーの・・・ジンさんです」和がほんの少しだけ視線を揺らしながら潤の紹介をすると、「ジンさん・・・
「んフッ。……あはは!」逃げられないのをいい事に。タバコの味がする翔さんの口内を満足するまで味わって唇を離すと。その、濡れた唇を拭いもしない翔さんは、距離の出来た俺を一瞥してから何故か笑った。「おま……っ。」「────……何?」それは流石に失礼なんじゃないの?なんて、勝手にキスして好きなだけ貪った自分を棚上げして問えば。翔さんはまだ笑い続けながら、違う違う、と俺の腕に手を添えて首を振った。「オマエのそのスイッチはさ、何処にあんのよ?」そしてペロリと自分の唇を舐め
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「・・・大切な人・・・そうですか。これは重要なキーワードになりそうですね?この鈴の音がキッカケで何かを思い出せるかもしれません。それを贈ってくれた人と再会できるといいですね?」和がそう言うと、「・・・うん」翔は頷いて恥ずかしそうに、そのまま俯いてしまった。へぇ・・・。記憶の殆どを思い出せなくても、自分が大切に想う誰かの記憶は深層心理下に刻み込まれているということで
まさか不審者?それとも泥棒?この家は櫻井総合病院の元理事長の別宅だった。場所も一等地で、やや小さめではあるが創りはかなり良く、品もある。だから狙われた?俺たちが住みだしてから、警備会社と契約はしていない。沢田の件もあったし、警備や玄関の鍵など見直した方がいいかもしれない。なんて、考えてる場合じゃない。誰がきたんだろう?よく聞くとガチャガチャって音は、鍵を開けるものじゃなくドアノブを乱暴に回してる響きだろう、つまり訪れた人物は翔君ではない。玄関先で音が止みほっとしたの
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「・・・ちょっと待って」クラクラとした眩暈を感じて、この状況をリセットすべく翔くんの左脇に右腕を通して抱き起こして、そのまま向かい合って正座をした。日が傾き始めるであろう時間帯、室内の暗さが少しずつ増してはいるけれど、まだ目視で互いの表情の細かい部分まで確認できる。何となく明かりを点ける気になれなくて、薄暗い室内でポツリポツリと会話を交わす。「えっと・・・何か話がこんが