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単科医大,もしくは入試問題が学部別になっている大学の問題を,1題ずつランダムに検討していきます.週5問(月~金)を目安にしています.2023香川大医第1問です.(1)がすべてでしょう.(1)標準,(2)やや易,(3)易*)(2),(3)は教科書の例題レベルです.(1)ができなかったとき,とりあえず(2)(3)だけ解いておくと,それなりの点はつくでしょう.
隣接4項間の漸化式➁こんにちは。今回も隣接3項間、4項間の漸化式について考えてみましょう。前回は特性方程式が異なる解を持つ時を考えました。今回は重解を持つ時を考えましょう。「B男くん、前回の漸化式は難しかったね」B男「はい。ただ、解法を覚えると言うより、漸化式の解の状況がわかったのでよかったです」「理解は、原理から深く入りたいですね。今回は重解の場合です」「具体的な課題を見てみよう」B男「➀の漸化式から解いてみます。2のn乗が解とわかりますが後がわかりません」「➀式をまず
今日の記事は受験テクニックというよりは漸化式マニア的な話題です。問:この一般項を求めよこのタイプの一般項は通常単調性を証明させて極限だけを求めさせる問題を大学入試問題ではよく見かけますが、実は一般項も求めることができます本記事ではこの一般項の導出を紹介します<答え>a_n=2cosθ_nのうまい置換をすることでa_{n+1}=√(2+2cosθ_n)=2√((1+cosθ_n)/2)=2cos(θ_n/2)これがまた2cosθ_{n+1}と等しくな
★教科書プラスアルファ問題★すぐに解答を見ないであれこれ考えよう!↓↓↓下の「この問題のまとめ」をヒントとしてさらに考えよう!↓↓それでは解答です。よろしければポチってください。にほんブログ村~~~~~~~~~~~~~~~~■電子書籍高校数学の「マジメな解き方」vs「ラクな解き方」高校数学の問題の中には、視点を変えたり、ちょっと工夫をすることにより、楽に解ける問題がたくさんあります。この本には、「マジメな解き方」では時間がかかったり計算ミスを誘発しやす
2008年第4問です。体積を式で表すという見慣れない形式で,100%完答難度は【4】(やや難),70%難度でも【4】(やや難)でしょう。2023/07/13増減表・グラフを追加し,入力し直しました2024/08/24解答に必要な基礎事項を補足しました.式を訂正しました.*)(1)1行目右an=(-1)^n/n!でn!が抜けてます(2)右の増減表gn''(e)で+(n=2のときは0)です.*)解答に必要な基礎事項
この記事に引き続きマニアック漸化式シリーズです『a_{n+1}=√(a_n+2)の一般項を求めてみた』今日の記事は受験テクニックというよりは漸化式マニア的な話題です。問:この一般項を求めよこのタイプの一般項は通常単調性を証明させて極限だけを求めさせる問題…ameblo.jp今回扱うのはこちらの漸化式。これもよく問題集で「漸化式が解けない数列の極限」という風に取り上げられることの多いものですが、実は解けるんです!(まぁ入試では役に立たないのでトリビアですが)私の調べた限りあまり