ブログ記事1,564件
漢方外来で1カ月以上の治療をされた方はこの1年半で約130名おられ、体外受精、顕微授精の方が8割近くを占める印象です。また、婦人科の治療はまだせず、体質改善を優先してきて頂いている方も複数おられ、治療前に一緒に体作りを行っています。漢方外来に来て頂いている方々の年齢:25-48歳主訴:冷え・胃もたれ・内膜が薄い・生理不順・食欲低下・肥満・不眠など様々卒院率:全体で19%(5-6人に1人が卒院)実際どのような方が卒院されているのか、一部を提示します。(図1)体に
前回は漢方での気血水の話と、妊活では植物を育てるように体作りをしていくことを説明しました。その中で女性と特に関連が深いのは「血」です。女性には月経という月1回の出血があり、どうしてもその量や期間によって血は影響をうけていきます。具体的には血が足りなくなる、あるいは血の巡りが悪くなりがちです。実際に2022年末からこれまでで妊活目的で漢方外来を初診で受診された128名のうち、漢方的な診察と問診で「血が足りない」があると判断したのは89人(約70%)、「血が巡っていない」があると判断したのは
中尾真一郎医師による漢方外来を新しく開設いたしました。中尾医師は、日本東洋医学会漢方専門医の資格の他にプライマリ・ケア認定医・指導医や日本内科学会認定内科医の資格を有し、幅広い知識を備えています。また公立病院や大学病院での総合内科診療も行っており、あらゆる方向から症状を分析し、不妊体質改善などにおいて大変参考になるアドバイスをしていただけます。漢方薬治療をご希望の方はもちろん、冷えが気になる方、不妊治療でなかなか良い結果が得られない方はぜひご相談ください。中尾医師の漢方外来は保険診療と
こんにちは、漢方外来の中尾真⼀郎です。前回は、体にあった漢方を妊活中に取り入れれば体調が変化し、妊活のサポートになるのではないか、そしてその薬を見つけていく方法の話をしました。外来でこのような質問を頂くことがあります。「その薬はネットでみたら胃薬って書いてましたが子宮や卵巣にはいいんですか?」妊活なんだから子宮と卵巣を良くしたらいいじゃないか?というのはその通りなんですが、その前に子宮・卵巣はどう養われているかを考える必要があります。漢方ではいろんな考え方がありますが、その1つに「気
先日、2回目の漢方外来に行ってきましたそこで、前回1回目にした採血の、結果も説明してもらったんですが...プロラクチンでひっかかりました私は不妊治療の為の漢方処方希望なので、LH・FSH・E2・プロラクチンの検査もしてもらったんですが...プロラクチンが46.9くらいあって先生の説明によると...プロラクチンはおっぱいを出すホルモン?で、出産後に必要なホルモンとのこと。一般的に、授乳中に排卵がとまって生理がこないのは、このホルモンのため。妊娠していない時に、このホルモン
ついに2回目の胚移植をしてBT14!本日は判定日です!!!移植したのは5日目胚盤胞5BAです。フライングをしてしまっていたので結果はだいたい分かっているけれど…まず、病院に到着して採血。毎回恒例の採血失敗看護師さん交代して2度目でやっと血が取れる。血管が見えにくいので毎回何度かやられますがもう慣れましたそして、40分くらい待ったでしょうか。外出はせずに待合室で待っていると…んんん?!なんと待合室に知り合いが!!全然普段なら話しかけられる知人だけど、一瞬、場所が場所
3回目移植周期5日目胚盤胞4AB→5AB(融解後)胚移植BT6(D30)これまでの不妊治療経歴は→コチラ昨日遅ればせながら。移植後に食べると授かるというジンクスの渡り蟹のパスタを食べてきました〜パスタも美味しかったけど、旦那くんが食べてたロブスターがめちゃうまでした!でも今回はあやかりたいから、カニのパスタで大満足でしたよあと土曜日は、月1の料理教室にて。ピザとかビーツのスープとかお洒落な料理を作りました気分転換になりましたそんなD29(BT5)のテープの絵はコチ
他の症状で受診された患者様。色々お話しを聞かせていただいている時に、「先生、これは何でしょう?」と仰られ、診せていただいたら、背中に巨大な脂肪腫。15年くらい前からあり、徐々に増大してきたようです。直径20センチ越え。念のためMRIを撮って、やはり脂肪腫でしょうとの事で、総合病院の形成外科にご紹介させていただきました。ここまで大きいと、入院して全身麻酔での摘出術となります。入院となれば、その間お仕事の調整も必要となりますが、小さければ外来での手術が可能です。やはり早めの受診がオ