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………(^_^;)変な人が…。変な人が、耕書堂に新加入しちゃった…(^_^;)後に江戸文学を、象徴する作家になる滝沢馬琴と葛飾北斎が…。滝沢馬琴。今は滝沢瑣吉(さきち)。山東京伝のところに弟子入しようとしたけど断られ、友人として親交を持つようになったんだけれど…多分、政演、『弟子にしたら弟子にしたで、『俺は京伝の弟子だ!』と『世間でふんぞり返りそうで、自分の評判も落ちそう』だから、『友人』にしたんだろうな…(^_^;)『尊大な性格』と伝えられているけれど、津田健次郎さん演じる彼は、
「稗史七則(ひししちそく)」は、江戸時代後期の戯作者・曲亭馬琴(滝沢馬琴)が、自身の長編小説『南総里見八犬伝』の第九輯(1836年刊)の付言で提唱した、稗史小説(架空の物語を主とする小説)の創作における七つの法則のことです。その七則とは以下の通りです。主客(しゅかく):物語の中心となる主要な人物(主)と、それ以外の人物(客)を明確に区別し、それぞれの役割を意識すること。伏線(ふくせん):後々の展開のために、あらかじめ手がかりとなる事柄をさりげなく配置しておくこと。襯線(しんせん):
久しぶりに「南総里見八犬伝」の原文読みです。そして今まで有朋堂版を読んできましたが、今回初めて岩波書店文庫版で読んでみました。第八十回です。岩波文庫版だと第四巻(第八十二回まで収録)になります。残念ながら老眼鏡をかけるかどうかの境目で、長時間読むと目の疲れが半端ないので2/3ほど読み進めたところまで。この回の前半は人が試し斬りされる場面がありイヤな感覚になりますが、後半は新たな犬士の確定がありますので少しホッとしたりします。『確定』する犬士とは犬坂毛野のこと。実は第五十六回、第五十
「べらぼう」に「将来、曲亭馬琴になるひと」「将来、葛飾北斎になるひと」「将来、十返舎一九になるひと」が、続々と登場しています。嬉しいことです。ところで、曲亭馬琴のことを、昔は歴史の授業でも「滝沢馬琴」と習った、と思いますが、皆さん、どうですか?もしかしたら、これで歳が分かる(笑)。滝沢は本名で、曲亭馬琴がペンネームです。ですから「滝沢馬琴」という言い方は間違いです。同じように、たとえば「安藤広重」というのは、安藤が本名で、ペンネームは歌川広重です。ところが、昔の教科書には「滝沢馬琴」