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5月になると京都では「葵祭」が開催されることもあって、お茶の世界でも、源氏物語を意識したお道具が出される。葵祭は、正式には「賀茂祭り」なのだが、祭に関わる人や社殿の御簾(みす)・牛車に至るまで「二葉葵」を桂の小枝に挿し飾ることから葵祭と言われているらしい。葵祭といえば、下鴨神社の流鏑馬神事時代行列と呼ばれる「路頭の儀」で、平安時代の装束に身を包んだ斎王代など約500名のほか、馬、牛、牛車、輿が京都御所から下鴨神社、上賀茂神社まで巡行する。(写真は「京都市の公式HP
宇治市源氏物語ミュージアムに行ってきました。源氏物語の宇治十帖の主要人物は「薫」と「匂宮」、どちらも匂いや香りに関係した名前です。だからか、香りや香道の紹介コーナーがありました。香りの異同を当てるゲーム「源氏香」の紹介コーナーも。ーー遊び方ーー①5種類の香りを5個ずつ合計25個用意する。②25個のなかから任意に5個選ぶ。③5個の香りのうち,どれとどれが同じ香りで,どれとどれが違う香りかを当てる。④解答を「源氏香の図」(解答図)の図形で表す。例えば,2番目と3
◆古伊万里青磁陽刻文菊花長皿1690〜1720参考文献:柴田コレクション(1)p149NO385◆美濃鉄釉ぐい呑16世紀参考文献:岐阜県立陶磁資料館「伝統の華桃山陶」平成5年p36美濃鉄釉ぐい呑丸文ころ茶碗参考文献:小さな蕾特選サロン楓と源氏香文ころ茶碗参考文献:小さな蕾特選サロン笹に格子文ころ茶碗参考文献:小さな蕾特選サロン李朝堅手茶碗信楽壺黒色櫛目文壺奈良時代◆出石焼白磁蝶形菊花彫刻文掛け花生江戸後期◆土師器碗ご参考まで:小さな蕾
昨日は絶好の天候に恵まれ、炉灰の手入れをしました。番茶を煮出して炉灰に混ぜ、天日で乾燥。その間、源氏香遊びと昼食後、炉灰の様子を見に行ったら充分すぎるほど乾燥していました。早速、陽射しをさけて玄関のなかで乾燥した炉灰をざるで濾します。参加者の皆様のおかげで例年より早く濾し終わりました。片付け終わって、2階の立礼席でおうす一服。お疲れ様でした。
◆古伊万里染付丸文ころ茶碗江戸時代参考文献:小さな蕾2022・9月号蕾特選サロンに同類作品の所載品あり。口径7cm高さ6cm・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆古伊万里笹に格子文ころ茶碗江戸時代口径7、5cm高さ6cm参考文献:小さな蕾2020・1月号蕾特選サロンに同類作品の所載品あり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆古伊万里染付楓と源氏香文ころ茶碗江戸時代参考文献:小さな蕾2021・3月号蕾特選サロンに同類作品
『源氏香』は誰がデザインしたのでしょうか?源氏香之図のデザインがあまりにもよくできているので、以前からとても気になっていました。いろんな文献を調べましたが、作者は不詳です。源氏香は、江戸時代初期、当代文化の指導者後水尾(ごみずのお)天皇の文学愛好の精神と香との結合から生まれた組香(二種以上の香を焚いて香の異同を判別するもの)の一種だと言われています。源氏香とは文字通り香道から来た言葉で、数や名前は源氏物語に由来しています。「源氏物語」は54帖あり、そのうち最初の「桐壺」と最後の
今回は緑の縞は出番がありませんでした。(前回、激写できなかったやつ)→このへんでボヤいてますこちらは銀座のどこだかで交歓会付きの踊りの会へ出かけたときの着物。↓源氏香柄でまとめているご訪問ありがとうございます。「いいね」やコメント、とても励まされています。いつもありがとうございます。前日には、アイボリーの訪問着を着ようとしていたと思うんだけど、朝になったらこれになってた。義母、腰が痛いのと肩が痛いのとで、二重太鼓はわたくしがお手伝いいたしました。なかなかな出来である
源氏香の図これは「源氏香」をアレンジして、桜、富士、菊、紅葉、を配したデザインです。源氏香とは、組香の主題のうちのひとつです。組香とは、数種類の香りを組み合わせて香りを聞き(嗅ぎ)分けるという風雅な遊びです。この組香では、和歌や古典文学を主題にして、香りを組みます。そして主題の中で最も人気の高い主題が源氏物語を主題にした組香「源氏香」です。桐壺と夢の浮橋の2帖を除く52帖の巻名が一つ一つの図に附されている源氏香の図は、その芸術性の高さからか、衣装、蒔絵、陶器の絵付けなどにもよく使わ