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2018年11月発行株式会社扶桑社著者渡部昇一終生知的生活の方法~生涯、現役のままでいるために~(扶桑社BOOKS新書)Amazon(アマゾン)”本当の意味での自分の「師」になるかどうかというのは、波長の問題です。自分で見出すものです。若い時は、自分が何を求めていたか、自分でもわかりませんでした。しかし、私はその先生の姿を見て、これだと思ったわけです。(中略)一学問においてある程度のことをやった人の話を聞くと、必ずいい先生にめぐり合っている。その先生は必ずしもみ
渡部昇一氏の心に響く言葉より…老人になっても寝たきりにはならず、元気で知的生活をおくるには、本当のことを言えば四〇歳頃から準備する必要があります。何ごとにも、準備が要るのです。年をとってからの生き方のアドバイスをする本を書くのは、実業についていない人が多いようです。いつも刺激に富んだ本を出されている哲学者の中島義道さんの言葉によれば、「半分人生をおりたような人」が人生論を書いています。私も半分人生をおりているような職業です。大学の先生でも大学行
「歴史観」には「東京裁判史観」「自虐史観」「自尊史観」「森嶋史観」「岩波・朝日史観」「自由主義史観」「司馬史観」「半藤史観」「保阪史観」「渡部史観」等々、左右いろいろありますが、どれがベスト、ベターでしょうか?[2024・11・12・火曜日]福井雄三氏の『捏造だらけの自虐史観司馬遼太郎、中沢啓治のペテンを暴く』(ビジネス社)を読みました。中沢氏は漫画『はだしのゲン』(汐文社ほか)の原作者です。『少年ジャンプ』で連載していたのを少し読んだ記憶はありますが、「熟読」した
渡部昇一氏の心に響く言葉より…徳川時代の武士は、権力という権力をほとんど牛耳っていた。武力、政治、裁判、行政、徴税に至るまで、すべてと言っていいほど武士が握っていた。その武士階級が平和な徳川の時代になってだんだんと相対的に貧しくなってくる。戦争がなくなり庶民のほうが豊かになっていくのである。絶対的権力を持つ支配者階級がだんだん相対的に貧しくなるということは、よその国から見れば考えられないことである。しかし、そういう形で権力が維持された理由として、『貞観
こんにちは三島由紀夫が、ノーベル賞を取れなかったのは、「いい翻訳者に出会わなかったからだ。」と、渡部昇一先生がおっしゃいっていますが、↓ドナルド=キーンさんが、ニューヨークにある売れ残りの本を扱う本やで、いまでは、いったい何人の日本人が全編よんでいるのかわからない、「源氏物語」翻訳に出会わなかったら、日本に興味を持ち、日本文学を研究し、日本に帰化などしていなかっただろうなと思うとなるほどな。。と思います。光村図書の小学6年生の教科書に、「かなえられた願い―日本人