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今日は、昨日よりとても暖かい、穏やかな1日でした。今年の茶道のお稽古が終わり、水屋の茶道具を綺麗に洗いました。今日は、「水屋瓶」を磨き、それを「水指」にして、お点前しました!蓋は、昨日、「略点前」で使った「丸盆」です。この「丸盆」は、「山道盆」で、縁が山道のように波をうっています。縁の継ぎ目をこちらに向けて、置きます。蓋を取る時は、右手で親指を上に向けて取り、(丸盆が水瓶より大きいので、指が入る)左手で、横を掴み、丸盆の底が客付になるようにして、水
「水指は塗蓋のみ」というお流派もあれば、「荘物では水指は塗蓋」というお流派もあるそうです。どちらのお流派でも「四露を避ける」と教えられるそうです。露とは・掛軸の露花(つゆ)・茶花の露・茶杓の露のことです。掛軸の露とは「風帯の先についている房」のことです。扇状になっているのが遠州好、丸くなっているのが石州好だそうですよ。ただし、これ全部についてるか?というと、そんなことはなく、張風帯や筋風帯には露はありませんので、そのことも考え合わせる必要
こちらが紅地黄彩の竜紋水指です紅の地色に黄色の骨抜き手塚央さんです竜とか獅子とか麒麟好きですついつい目が行きますこちらは黄地紅彩小紋黄色の地色に赤で模様九谷の宮本雅夫さんの水指何方も中国の明の時代の雑彩豆彩非常に手間にかかる焼き物で作れる方も少ないようです同じような時期に手に入れたものですけれど技法については最近知りましたただの竜の絵付けかと思っていました黄色と紅それぞれに釉薬の融ける温度が
お茶道具というのは1年に一度しか出ないものが多くありますそれほど季節感を大切にしているという事でしょうけれど置く場所が大変で整理整頓していないと気が付かなくて出すことを忘れる年があります今年はちゃんと出せました鯉桶の水指鯉耳の花入れ運びの水指として紐をかけて持ち出しますお濃茶の時は塗蓋ですので紐の掛かった状態で清めてから茶巾をのせますお茶を入れたら紐をほどいて蓋を開け釜に水を差しますお薄の時は水指で一礼して始めます
4月後半は旅箪笥楽山の芋頭水指を入れたのですがもっと小ぶりな水指の方が良いかなもっと明るい色の水指の方が良いかなと粉引きの丸水指に替えましたこっちの方がいいですね柄杓と蓋置を飾る二飾り薄茶器は井伊大老好「卯の花に郭公」面取中次井伊直弼(宗観)大老が好んだ12か月の棗あこがれてます【茶道具/棗】井伊宗観好写十二ヶ月棗(研究本付)楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}蓋置は青釉つくね妙喜庵以
これも先生からお借りした水指淡々斎好鯉桶水指鯉が飛び出さないよう、紐があるそうです。2種類の結び方を教えていただいたが、すぐに復習しなかったため、あやふやです😑。蓋裏に波の絵模様があります。これ、ご亭主しか、わかんない楽しみですね💕
一番、間違いが多いのが棚物と水指の組み合わせですね。棚物も、真塗・朱塗を真として、行が柿合塗、溜塗、春慶塗、一閑張、草が木地、運びとなります。※そもそも棚物自体が行の点前であることも忘れてはなりません。昨日の一覧表を見直しながら考えていただければ、大まかにはわかるのですが、規矩として大事なことがあります。焼締は棚に上らずというものです。焼締といってますが、これには焼貫や自然釉も含まれまして、つまり釉薬を掛けて焼いた「施釉陶器」ではないもののことです。
不思議なのは、定次に替わった高虎が伊賀焼に関与したという消息が残っていないことだ。息子の高次が当主につくのが寛永7年(1630年)だから、高虎が伊賀領主であった1608年から30年までのおよそ20年あまりの間、伊賀焼の消息は、地下に潜ってしまったかのように途絶えてしまう。城づくりの名人といわれた高虎は、いっぽうで文芸や能楽、茶の湯に通じた文化人だった。織部とも交流があったとされ、切腹したかれの堀川の屋敷を引き継いだのも、その茶道具を接収したのもまた高虎だった。さらに、遠州にいたっては養女